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「ものづくりIT投資の経済性評価」松島桂樹著作集 第6巻

「ものづくりIT投資の経済性評価」松島桂樹著作集 第6巻

著者:
松島桂樹
出版社:
松島桂樹

概要:

現在、インダストリー4.0が話題となり、とりわけドイツのものづくりに注目が集まっています。しかし、その中身は、ITを活用した「つながる工場」、とりわけ、今回の技術革新が、センサー技術と工場管理の接続、モバイル技術と操業管理との接続を特徴とする点にあると考えられます。いわば、Integration(統合)の拡張にあるのですが、思えば、生産システムの統合化を提唱したのは、まさしく、CIMの時からです。今、CIMの発展史をあらためて歴史的に俯瞰する意義もそこにあると思うのです。
現在、統合の基本的なテーマは、「つなぐ」ことにあります。そして、組織間の連携、工場現場と管理部門との情報連携、さらに、技術的なテーマでいえば、センサー技術を情報システムに組み込むIoT (Internet_of_Things)までをも含んでいます。このような連携は、これまでの、「つなぐ」ことへの価値追求の長期間にわたる歴史であって、決してドイツだけが、先進的であるわけではありません。これまでも、日米欧で協調して進めてきたことです。
1990年代後半から2000年代はじめにおいて、モノづくりの現場を安価な労働力を求めて新興諸国へ移転した結果、ものづくりは、情報技術の発展、とりわけネットワーク技術の進歩のメリットを十分、享受できなかったとみることができます。しかし、先進諸国においても、金融、サービス重視によって雇用が停滞し、失業率の低下が政権の不安定性を助長してしまいました。政治の世界でも、雇用確保のため、自国でのものづくり回帰に向けた政策転換が図られるようになってきました。当然ながら、米国ではシェールガス革命がそれを促進したことも間違いありません。
さらに、各国の通貨安競争による輸出産業の競争力復権を目指し、先進国の強みは、まさしくモノづくりを「つなぐ」ことにあることが再発見されています。それは欧米、とりわけドイツの国家戦略としての情報連携の価値の再認識こそインダストリー4.0の重要なムーブメントになったわけです。まさに、ドイツだけのテーマではなく日本を含む世界的なテーマであることはいうまでもありません。


目次:

Ⅰ.はじめに-CIMと管理会計
Ⅱ.CIM発達史
Ⅲ.経済性評価の展開
Ⅳ.CIM経済性評価へのチャレンジ
Ⅴ.残された基本的問題
Ⅵ.おわりに-CIM経済性評価への新しいフレームワーク

ジャンル:
ビジネス > IT・Eビジネス 経営 > 経営・経営学
販売開始:
2015/09/18
ファイルサイズ:
1.10MB
CODE:
J0010366BK0033394006
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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商品価格(税込) ¥374 -
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「ものづくりIT投資の経済性評価」松島桂樹著作集 第6巻
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