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国木田独歩

検索結果35件中1件から35件までを表示
  • タイトル: 湯ヶ原ゆき
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要: 定めし今時分は閑散だらうと、其閑散を狙つて來て見ると案外さうでもなかつた。殊に自分の投宿した中西屋といふは部室數も三十近くあつて湯ヶ原温泉では第一といはれて居ながら而も空室はイクラもない程の繁盛であつた。少し當は違つたが先づ/\繁盛に越した事なしと斷念めて自分は豫想外》の室に入つた。  元來自...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 学研の日本文学 国木田独歩 欺かざるの記(抄) 我は如何にして小説家となりしか 春の鳥 馬上の友 源おじ
    著者: 国木田独歩
    出版社: 学研
    概要: 明治・大正・昭和を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。収録作品は、国木田独歩の「欺かざるの記(抄)」「我は如何にして小説家となりしか」「春の鳥」「馬上の友」「源おじ」。
    商品価格: ¥440(税込)
  • タイトル: 学研の日本文学 国木田独歩 武蔵野 空知川の岸辺 富岡先生 画の悲み 少年の悲哀
    著者: 国木田独歩
    出版社: 学研
    概要: 明治・大正・昭和を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。収録作品は、国木田独歩の「武蔵野」「空知川の岸辺」「富岡先生」「画の悲み」「少年の悲哀」。
    商品価格: ¥440(税込)
  • タイトル: 2 国木田独歩 徳冨蘆花
    出版社: 学研
    概要: 日本の近現代を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。第2巻は、国木田独歩と徳冨蘆花。独歩の代表作「武蔵野」「富岡先生」、蘆花の自伝的小説「黒い眼と茶色の目」、一高で行われた講演「謀叛論」他収録。
    商品価格: ¥1,019(税込)
  • タイトル: 日の出
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  某法學士洋行の送別會が芝山内の紅葉館に開かれ、會の散じたのは夜の八時頃でもあらうか。 其崩が七八名、京橋區彌左衞門町の同好倶樂部に落合つたことがある。  小介川文學士が伴ふて來た一人の男を除いては皆な此倶樂部の會員で、其の一人はオックスホード大學の出身、其一人はハーバード大學の......
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  • タイトル: 少年の悲哀
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  少年の歡喜が詩であるならば、少年の悲哀も亦た詩である。 自然の心に宿る歡喜にして若し歌ふべくんば、自然の心にさゝやく悲哀も亦た歌ふべきであらう。  兎も角、僕は僕の少年の時の悲哀の一ツを語つて見やうと思ふのである。 (と一人の男が話しだした。)  * *... (本...
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  • タイトル: 都の友へ、B生より
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要: (前略) 久しぶりで孤獨の生活を行つて居る、これも病氣のお蔭かも知れない。\r\n色々なことを考へて久しぶりで自己の存在を自覺したやうな氣がする。\r\nこれは全く孤獨のお蔭だらうと思ふ。 此温泉が果して物質的に僕の健康に效能があるか無いか、そんな事は解らないが何しろ温泉は惡くない。 ...
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  • タイトル: 夜の赤坂
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  東京の夜の有様を話して呉れとの諸君のお望、可しい、話しましよう、然し僕は重に赤坂区に住んで居たから、赤坂区だけの、実地に見た処を話すことに致します。  先づ第一に叔母様などは東京を如何にか賑かな処と思つて、そろ/\と自分の眼で自分の景色を形つて居なさるだらうが、実地見ると必定... ...
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  • タイトル: 節操
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要: 『房、奥様の出る時何とか言つたかい。 』と佐山銀之助は茶の間に入ると直ぐ訊た。 『今日は講習会から後藤様へ一寸廻るから少し遅くなると被仰いました。 』 『飯を食せろ!』と銀之助は忌々しさうに言つて、白布の覆けてある長方形の食卓の前にドツカと坐はつた。  女中の房は手早く燗瓶を...
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  • タイトル: 女難
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  今より四年前のことである、(とある男が話しだした)自分は何かの用事で銀座を歩いていると、ある四辻の隅に一人の男が尺八を吹いているのを見た。 七八人の人がその前に立っているので、自分もふと足を止めて聴く人の仲間に加わった。  ころは春五月の末で、日は西に傾いて......
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  • タイトル: わかれ
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  わが青年の名を田宮峰二郎と呼び、かれが住む茅屋は丘の半腹にたちて美わしき庭これを囲み細き流れの北の方より走り来て庭を貫きたり。 流れの岸には紅楓の類を植えそのほかの庭樹には松、桜、梅など多かり、栗樹などの雑わるは地柄なるべし、――区何町の豪商が別荘なりといえど家も古び庭もやや荒れ... ...
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  • タイトル: 遺言
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  今度の戦で想い出した、多分太沽沖にあるわが軍艦内にも同じような事があるだろうと思うからお話しすると、横須賀なるある海軍中佐の語るには、  わが艦隊が明治二十七年の天長節を祝したのは、あたかも陸兵の華園口上陸を保護するため、ベカ島の陰に集合していた時である。 その日の事であった。 ......
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  • タイトル: まぼろし
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要: 絶望  文造は約束どおり、その晩は訪問しないで、次の日の昼時分まで待った。 そして彼女を訪ねた。  懇親の間柄とて案内もなく客間に通って見ると綾子と春子とがいるばかりであった。 文造はこの二人の頭をさすって、姉さんの病気は少しは快くなったかと問い、いま会うことができようかと聞....
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  • タイトル: 初孫
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  この度は貞夫に結構なる御品御贈り下されありがたく存じ候、お約束の写真ようよう昨日でき上がり候間二枚さし上げ申し候、内一枚は上田の姉に御届け下されたく候、ご覧のごとくますます肥え太りてもはや祖父様のお手には荷が少々勝ち過ぎるように相成り候、さればこのごろはただお膝の上にはい上がり... ...
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  • タイトル: 初恋
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  僕の十四の時であった。 僕の村に大沢先生という老人が住んでいたと仮定したまえ。 イヤサ事実だが試みにそう仮定せよということサ。  この老人の頑固さ加減は立派な漢学者でありながらたれ一人相手にする者がないのでわかる。 地下の百姓を見てもすぐと理屈でやり込めるところから敬して遠ざけら...
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  • タイトル: 詩想
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:        丘の白雲  大空に漂う白雲の一つあり。 童、丘にのぼり松の小かげに横たわりて、ひたすらこれをながめいたりしが、そのまま寝入りぬ。 夢は楽しかりき。 雲、童をのせて限りなき蒼空をかなたこなたに漂う意ののどけさ、童はしみじみうれしく思いぬ。 童はいつしか地の上のことを忘...
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  • タイトル: 鹿狩り
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要: 『鹿狩りに連れて行こうか』と中根の叔父が突然に言ったので僕はまごついた。 『おもしろいぞ、連れて行こうか、』人のいい叔父はにこにこしながら勧めた。 『だッて僕は鉄砲がないもの。 』 『あはははははばかを言ってる、お前に鉄砲が打てるものか、ただ見物に行くのだ。 』  僕はこの時や...
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  • タイトル: 郊外
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:        (一)  時田先生、名は立派なれど村立小学校の教員である、それも四角な顔の、太い眉の、大きい口の、骨格のたくましい、背の低い、言うまでもなく若い女などにはあまり好かれない方の男。  そのくせ生徒にも父兄にも村長にもきわめて評判のよいのは、どこか言うに言われぬ... ...
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  • タイトル: 河霧
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  上田豊吉がその故郷を出たのは今よりおおよそ二十年ばかり前のことであった。  その時かれは二十二歳であったが、郷党みな彼が前途の成功を卜してその門出を祝した。 『大いなる事業』ちょう言葉の宮の壮麗しき台を金色の霧の裡に描いて、かれはその古き城下を立ち出で、大阪京都をも見ないで......
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  • タイトル: おとずれ
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要: (上)  五月二日付の一通、同十日付一通、同二十五日付の一通、以上三通にてわれすでに厭き足りぬと思いたもうや。 もはやかかる手紙願わくは送りたまわざれとの御意、確かに承りぬ。 されど今は貴嬢がわれにかく願いたもう時は過ぎ去りてわれ貴嬢に願うの時となりしをいかにせん。 昨年の春より....
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  • タイトル: 置土産
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  餅は円形きが普通なるわざと三角にひねりて客の目を惹かんと企みしようなれど実は餡をつつむに手数のかからぬ工夫不思議にあたりて、三角餅の名いつしかその近在に広まり、この茶店の小さいに似合わぬ繁盛、しかし餅ばかりでは上戸が困るとの若連中の勧告もありて、何はなくとも地酒一杯飲めるように... ...
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  • タイトル: 富岡先生
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:         一  何公爵の旧領地とばかり、詳細い事は言われない、侯伯子男の新華族を沢山出しただけに、同じく維新の風雲に会しながらも妙な機から雲梯をすべり落ちて、遂には男爵どころか県知事の椅子一にも有つき得ず、空しく故郷に引込んで老朽ちんとする人物も少くはない、こういう人... ...
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  • タイトル: 竹の木戸
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:         上  大庭真蔵という会社員は東京郊外に住んで京橋区辺の事務所に通っていたが、電車の停留所まで半里以上もあるのを、毎朝欠かさずテクテク歩いて運動にはちょうど可いと言っていた。 温厚しい性質だから会社でも受が可かった。  家族は六十七八になる極く丈夫な老母、二十......
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  • タイトル: 二少女
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:         上  夏の初、月色街に満つる夜の十時ごろ、カラコロと鼻緒のゆるそうな吾妻下駄の音高く、芝琴平社の後のお濠ばたを十八ばかりの少女、赤坂の方から物案じそうに首をうなだれて来る。  薄闇い狭いぬけろじの車止の横木を俛って、彼方へ出ると、琴平社の中門の通りである。 ......
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  • タイトル: 画の悲み
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  画を好かぬ小供は先ず少ないとしてその中にも自分は小供の時、何よりも画が好きであった。 (と岡本某が語りだした)。  好きこそ物の上手とやらで、自分も他の学課の中画では同級生の中自分に及ぶものがない。 画と数学となら、憚りながら誰でも来いなんて、自分も大に得意がっていたのである。 ...
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  • タイトル: 忘れえぬ人々
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  多摩川の二子の渡しをわたって少しばかり行くと溝口という宿場がある。 その中ほどに亀屋という旅人宿がある。 ちょうど三月の初めのころであった、この日は大空かき曇り北風強く吹いて、さなきだにさびしいこの町が一段と物さびしい陰鬱な寒そうな光景を呈していた。 昨日降った雪がまだ残っていて高低....
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  • タイトル: 湯ヶ原より
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  内山君足下  何故そう急に飛び出したかとの君の質問は御尤である。 僕は不幸にして之を君に白状してしまはなければならぬことに立到つた。 然し或はこれが僕の幸であるかも知れない、たゞ僕の今の心は確かに不幸と感じて居るのである、これを幸であつたと知ることは今後のことであらう。 しかし將來....
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  • タイトル: 春の鳥
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:        一  今より六七年前、私はある地方に英語と数学の教師をしていたことがございます。 その町に城山というのがあって、大木暗く茂った山で、あまり高くはないが、はなはだ風景に富んでいましたゆえ、私は散歩がてらいつもこの山に登りました。  頂上には城あとが残っています。 ....
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  • タイトル: 運命論者
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  秋の中過、冬近くなると何れの海浜を問ず、大方は淋れて来る、鎌倉も其通りで、自分のように年中住んで居る者の外は、浜へ出て見ても、里の子、浦の子、地曳網の男、或は浜づたいに往通う行商を見るばかり、都人士らしい者の姿を見るのは稀なのである。  或日自分は何時の... ...
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  • タイトル: たき火
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  北風を背になし、枯草白き砂山の崕に腰かけ、足なげいだして、伊豆連山のかなたに沈む夕日の薄き光を見送りつ、沖より帰る父の舟遅しとまつ逗子あたりの童の心、その淋しさ、うら悲しさは如何あるべき。  御最後川の岸辺に茂る葦の枯れて、吹く潮風に騒ぐ、その根かたには夜半の満汐に人知れず結... ...
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  • タイトル: 少年の悲哀
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  少年の歓喜が詩であるならば、少年の悲哀もまた詩である。 自然の心に宿る歓喜にしてもし歌うべくんば、自然の心にささやく悲哀もまた歌うべきであろう。  ともかく、僕は僕の少年の時の悲哀の一ツを語ってみようと思うのである。 (と一人の男が話しだした。)        ⁂  ....
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  • タイトル: 酒中日記
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  五月三日(明治三十〇年) 「あの男はどうなったかしら」との噂、よく有ることで、四五人集って以前の話が出ると、消えて去くなった者の身の上に、ツイ話が移るものである。  この大河今蔵、恐らく今時分やはり同じように噂せられているかも知れない。 「時に大河はどうしたろう」升屋の老人口......
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  • タイトル: 窮死
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  九段坂の最寄にけちなめし屋がある。 春の末の夕暮れに一人の男が大儀そうに敷居をまたげた。 すでに三人の客がある。 まだランプをつけないので薄暗い土間に居並ぶ人影もおぼろである。  先客の三人も今来た一人も、みな土方か立ちんぼうぐらいのごく下等な労働者である。 よほど都合のいい日...
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  • タイトル: 牛肉と馬鈴薯
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:  明治倶楽部とて芝区桜田本郷町のお堀辺に西洋作の余り立派ではないが、それでも可なりの建物があった、建物は今でもある、しかし持主が代って、今では明治倶楽部その者はなくなって了った。  この倶楽部が未だ繁盛していた頃のことである、或年の冬の夜、珍らしくも二階の食堂に燈火が点いていて... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 源おじ
    著者: 国木田独歩
    出版社: ConTenDo
    概要:      上  都より一人の年若き教師下りきたりて佐伯の子弟に語学教うることほとんど一年、秋の中ごろ来たりて夏の中ごろ去りぬ。 夏の初め、彼は城下に住むことを厭いて、半里隔てし、桂と呼ぶ港の岸に移りつ、ここより校舎に通いたり。 かくて海辺にとどまること一月、一月の間に言葉かわす......
    商品価格: ¥0(税込)

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