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岡本綺堂

検索結果107件中91件から107件までを表示
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  • タイトル: こま犬
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  春の雪ふる宵に、わたしが小石川の青蛙堂に誘い出されて、もろもろの怪談を聞かされたことは、さきに発表した「青蛙堂鬼談」にくわしく書いた。 しかしその夜の物語はあれだけで尽きているのではない。 その席上でわたしがひそかに筆記したもの、あるいは記憶にとどめて書いたもの......
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  • タイトル: 鐘ヶ淵
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  I君は語る。  僕の友人に大原というのがいる。 現今は北海道の方へ行って、さかんに罐詰事業をやっているが、お父さんの代までは、旧幕臣で、当主の名は右之助ということになっていた。 遠いむかしは右馬之助といったのだそうであるが、何かの事情で馬の字を省いて、単に....
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  • タイトル: 鴛鴦鏡
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  Y君は語る。  これは明治の末年、わたしが東北のある小さい町の警察署に勤めていた時の出来事と御承知ください。 一体それは探偵談というべきものか、怪談というべきものか、自分にもよく判らない。 こんにちの流行詞でいえば、あるいは怪奇探偵談とでもいうべき部類のも....
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  • タイトル: 海亀
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一 「かぞえると三十年以上の昔になる。 僕がまだ学生服を着て、東京の学校にかよっていた頃だから……。 それは明治三十何年の八月、君たちがまだ生まれない前のことだ。」  鬢鬚のやや白くなった実業家の浅岡氏は、二、三人の若い会社員を前にして、秋雨のふる宵にこんな話をはじ......
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  • タイトル: 近松半二の死
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:  登場人物 近松半二 竹本染太夫 鶴澤吉治 竹本座の手代 庄吉 祇園町の娘 お作 女中 おきよ 醫者 供の男 天明三年、二月下旬の午後。 京の山科、近松半二の家。 さのみ廣からねど、風雅なる家の作りにて、上の方に床の間、それに近松門左衞門の畫像の一軸をか......
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  • タイトル: 倫敦の一夜
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:  六月二十八日の午後六時、ハイド・パークの椅子によりながら講和条約調印の号砲を聞いた。 号砲は池のほとりで一発又一発とつづけて打ち出されるので、黄い烟が青い木立のあいだを迸り出て、陰った空の下に低く消えてゆくのが眼の前にみえる。 一隊ごとに思い思いのユニフォームを着けた少年軍が、太鼓......
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  • タイトル: 栗の花
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:  栗の花、柿の花、日本でも初夏の景物にはかぞえられていますが、俳味に乏しい我々は、栗も柿もすべて秋の梢にのみ眼をつけて、夏のさびしい花にはあまり多くの注意を払っていませんでした。 秋の木の実を見るまでは、それらは殆ど雑木に等しいもののように見なしていましたが、その軽蔑の眼は欧州大陸... ...
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  • タイトル: お住の霊
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:  これは小生の父が、眼前に見届けたとは申し兼るが、直接にその本人から聞取った一種の怪談で今はむかし文久の頃の事。 その思召80で御覧を願う。 その頃、麹町霞ヶ関に江原桂助という旗下(これは漢学に達して、後には御目附に出身した人)が住んでいた。 その妹は五年以前、飯田町に邸を構えている同....
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  • タイトル: 寄席と芝居と
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一 高坐の牡丹燈籠  明治時代の落語家と一と口に云っても、その真打株の中で、いわゆる落とし話を得意とする人と、人情話を得意とする人との二種がある。 前者は三遊亭円遊、三遊亭遊三、禽語楼小さんのたぐいで、後者は三遊亭円朝、柳亭燕枝、春錦亭柳桜のたぐいであるが、前者は劇... ...
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  • タイトル: 探偵夜話
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要: 火薬庫  例の青蛙堂主人から再度の案内状が来た。 それは四月の末で、わたしの庭の遅桜も散りはじめた頃である。 定刻の午後六時までに小石川の青蛙堂へ着到すると、今夜の顔ぶれはこの間の怪談会とはよほど変わっていた。 例によって夜食の御馳走になって、それから下座敷の広間に案....
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  • タイトル: 三浦老人昔話
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要: 桐畑の太夫        一  今から二十年あまりの昔である。 なんでも正月の七草すぎの日曜日と記憶している。 わたしは午後から半七老人の家をたずねた。 老人は彼の半七捕物帳の材料を幾たびかわたしに話して聞かせてくれるので、きょうも年始の礼を兼ねてあわ好くば又なにかの昔話を....
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  • タイトル: 鳥辺山心中
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  裏の溝川で秋の蛙が枯れがれに鳴いているのを、お染は寂しい心持ちで聴いていた。 ことし十七の彼女は今夜が勤めの第一夜であった。 店出しの宵――それは誰でも悲しい経験に相違なかったが、自体が内気な生まれつきで、世間というものをちっとも知らないお染は、取り分けて今夜が......
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  • タイトル: 玉藻の前
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要: 清水詣で 一 「ほう、よい月じゃ。 まるで白銀の鏡を磨ぎすましたような」  あらん限りの感嘆のことばを、昔から言いふるしたこの一句に言い尽くしたというように、男は晴れやかな眉をあげて、あしたは十三夜という九月なかばのあざやかな月を仰いだ。 男は今夜の齢よりも三つばかりも......
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  • タイトル: 心中浪華の春雨
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  寛延二己巳年の二月から三月にかけて、大坂は千日前に二つの首が獄門に梟けられた。 ひとつは九郎右衛門という図太い男の首、他のひとつはお八重という美しい女の首で、先に処刑を受けた男は赤格子という異名を取った海賊であった。 女は北の新地のかしくといった全盛の遊女で、あ......
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  • タイトル: 両国の秋
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一 「ことしの残暑は随分ひどいね」  お絹は楽屋へはいって水色の裃をぬいだ。 八月なかばの夕日は孤城を囲んだ大軍のように筵張りの小屋のうしろまでひた寄せに押し寄せて、すこしの隙もあらば攻め入ろうと狙っているらしく、破れた荒筵のあいだから黄金の火箭のような強い光り... ...
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  • タイトル: 箕輪心中
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  お米と十吉とは南向きの縁に仲よく肩をならべて、なんにも言わずに碧い空をうっとりと見あげていた。  天明五年正月の門松ももう取られて、武家では具足びらき、町家では蔵びらきという十一日もきのうと過ぎた。 おととしの浅間山の噴火以来、世の中が何となくさわがしくなっ......
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  • タイトル: 籠釣瓶
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  次郎左衛門が野州佐野の宿を出る朝は一面に白い霜が降りていた。 彼に伴うものは彼自身のさびしい影と、忠実な下男の治六だけであった。 彼はそのほかに千両の金と村正の刀とを持っていた。 享保三年の冬は暖かい日が多かったので、不運な彼も江戸入りまでは都合のいい旅をつづけて....
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