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幸田露伴

検索結果23件中1件から23件までを表示
  • タイトル: 幸福のための努力論 エッセンシャル版
    概要: 幸田露伴といえば、『五重塔』や『風流仏』などの小説で有名な明治大正時代を代表する文豪として知られています。しかし、露伴の天分は単に小説家としての能力だけにとどまるものではありませんでした。露伴はそうした小説家としての能力だけではなく、諸事百般に通じた「百年に一人の頭脳」(小泉信三)の持ち主であ...
    商品価格: ¥1,100(税込)
  • タイトル: 超訳 努力論
    概要: 『五重塔』「風流仏』といった小説で有名な、明治・大正・昭和を生きた大文豪・幸田露伴だが、 明治末に書いた人生論である『努力論』は当時から現在まで、多くの人に愛読されてきた。 本書は、自らも数え切れないほど読み返し励まされてきたという編訳者が、 『努力論』の最も重要な箇所を選び出し、現代では馴染...
    商品価格: ¥1,870(税込)
  • タイトル: 菊 食物としての
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要: 菊の季節になつた。 其のすが/\しい花の香や、しをらしい花の姿、枝ぶり、葉の色、いづれか人の心持ちを美しい世界に誘はぬものはない。 然し取訳菊つくりの菊には俗趣の厭ふべき匂が有ることもある。 特に此頃流行の何玉何々玉といふ類、まるで薬玉かなんぞのやうなのは、欧羅巴から出戻りの種で、余....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 五重塔
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要: 其一  木理美しき槻胴、縁にはわざと赤樫を用いたる岩畳作りの長火鉢に対いて話し敵もなくただ一人、少しは淋しそうに坐り居る三十前後の女、男のように立派な眉をいつ掃いしか剃ったる痕の青々と、見る眼も覚むべき雨後の山の色をとどめて翠の匂いひとしお床しく、鼻筋つんと通り眼尻キリリと... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 知々夫紀行
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  八月六日、知々夫の郡へと心ざして立出ず。 年月隅田の川のほとりに住めるものから、いつぞはこの川の出ずるところをも究め、武蔵禰乃乎美禰と古の人の詠みけんあたりの山々をも見んなど思いしことの数次なりしが、ある時は須田の堤の上、ある時は綾瀬の橋の央より雲はるかに遠く眺めやりし彼の秩父嶺... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 馬琴の小説とその当時の実社会
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  皆さん。 浅学不才な私如き者が、皆さんから一場の講演をせよとの御求めを受けましたのは、実に私の光栄とするところでござります。 しかし私は至って無器用な者でありまして、有益でもあり、かつ興味もあるというような、気のきいた事を提出致しまして、そして皆さんの思召に酬いる、というような巧な......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 淡島寒月のこと
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  吾が友といつては少し不遜に當るかも知れないが、先づ友達といふことにして、淡島寒月といふ人は實に稀有な人であつた。 やゝもすれば畸人の稱を與へたがる者もあるが、畸人でも何でもない、むしろ常識の圓滿に驚くばかり發達した人で、そして徹底的に世俗の眞實が何樣なものであるかといふことを知盡... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 淡島寒月氏
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  寒月氏は今年七十歳を以て二月廿三日に永逝した。 本間久雄氏から、予の知るところの寒月氏を傳へて呉れと依頼を受けたので、ほんとにたゞ予の知れる限りの寒月氏――予の知らぬ他の方面の寒月氏も定めし多いだらうが、それに就ての臆測や聞取りなぞを除いて――を有りのまゝに思出づるまゝに記す。 人......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ねじくり博士
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要: 当世の大博士にねじくり先生というがあり。 中々の豪傑、古今東西の書を読みつくして大悟したる大哲学者と皆人恐れ入りて閉口せり。 一日某新聞社員と名刺に肩書のある男尋ね来り、室に入りて挨拶するや否、早速、先生の御高説をちと伺いたし、と新聞屋の悪い癖で無暗に「人を食物にする」会話を仕出す。 ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 印度の古話
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  いづれの邦にも古話といふものありて、なかなかに近き頃の小説家などの作り設くとも及びがたきおもしろみあるものなり。 されど小国民を読むほどの少年諸子には、桃太郎猿蟹合戦の類も珍らしからざるべく、また『韓非子』『荘子』などに出でたるも珍らしからざるべければ、日本支那のは姑く措きて印度... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 太郎坊
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  見るさえまばゆかった雲の峰は風に吹き崩されて夕方の空が青みわたると、真夏とはいいながらお日様の傾くに連れてさすがに凌ぎよくなる。 やがて五日頃の月は葉桜の繁みから薄く光って見える、その下を蝙蝠が得たり顔にひらひらとかなたこなたへ飛んでいる。  主人は甲斐甲斐しくはだし尻端折で庭......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 野道
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  流鶯啼破す一簾の春。 書斎に籠っていても春は分明に人の心の扉を排いて入込むほどになった。  郵便脚夫にも燕や蝶に春の来ると同じく春は来たのであろう。 郵便という声も陽気に軽やかに、幾個かの郵便物を投込んで、そしてひらりと燕がえしに身を翻えして去った。  無事平和の春の日に友人...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 鵞鳥
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要: -- ガラーリ 格子の開く音がした。 茶の間に居た細君は,誰かしらんと思ったらしく,つと立上って物の隙からちょっと窺ったが,それがいつも今頃帰るはずの夫だったと解ると,すぐとそのままに出て, 「お帰りなさいまし。」 と,ぞんざいに挨拶して迎えた。 ぞんざいというと非難......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 些細なやうで重大な事
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  人間には色々の仕草があるがつゞめて言へば、事に処すると、物に接するとの二ツになる、事に処すると云ふは、其処に生じて来た或る事情に対して、如何云ふ様に自分の態度を執るか、了見を定めるか、口を利くか、身体を動かすか、智慧を回らすか、力を用ふるかといふ事である。  事に処するは、非... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル:
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  一切の味は水を藉らざれば其の味を発する能はず。 人若し口の渇くこと甚しくして舌の燥くこと急なれば、熊の掌も魚の腴も、それ何かあらん。 味は唾液の之を解き之を親ましむるによつて人の感ずるところとなるのみ。 唾液にして存せざれば、五味もまた無用のものたらん。 唾液は水なり、ムチンの存在に...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 鼠頭魚釣り
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  鼠頭魚は即ちきすなり。 其頭の形いとよく鼠のあたまに肖たるを以て、支那にて鼠頭魚とは称ふるならん。 俗に鱚の字を以てきすと訓ず。 鱚の字は字典などにも見えず、其拠るところを知らず。 蓋し鮎鰯鰰等の字と同じく我が邦人の製にかゝるものにて、喜の字にきすのきの音あるに縁りて以て創め作りしな...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 夜の隅田川
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  夜の隅田川の事を話せと云ったって、別に珍らしいことはない、唯闇黒というばかりだ。 しかし千住から吾妻橋、厩橋、両国から大橋、永代と下って行くと仮定すると、随分夜中に川へ出て漁猟をして居る人が沢山ある。 尤も冬などは沢山は出て居ない、然し冬でも鮒、鯉などは捕れる魚だから、働いて居るも......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 言語体の文章と浮雲
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  二葉亭主人の逝去は、文壇に取っての恨事で、如何にも残念に存じます。 私は長谷川君とは対面するような何等の機会をも有さなかったので、親しく語を交えた事はありませんが、同君の製作をとおして同君を知った事は決して昨今ではありません。 抑まだ私などが文筆の事にたずさわらなかった程の古い昔に......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 学生時代
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  わたくしの学生時代の談話をしろと仰ゃっても別にこれと云って申上げるようなことは何もございません。 特にわたくしは所謂学生生活を仕た歳月が甚だ少くて、むしろ学生生活を為ずに過して仕舞ったと云っても宜い位ですから、自分の昔話をして今の学生諸君に御聞かせ申そうというような事は、実際ほと... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 旅行の今昔
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  旅行に就いて何か経験上の談話をしろと仰ゃるのですか。  どう致しまして。 碌に旅行という程の旅行を仕た事も無いのですもの、御談し仕度くっても是といって御談し申上げるような事も有りません。 いくら経験だと申して、何処其処の山で道に迷ったとか、或は又何処其処の海岸で寄宿をしたとかいう....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 少年時代
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は慶応三年七月、父は二十七歳、母は二十五歳の時に神田の新屋敷というところに生まれたそうです。 其頃は家もまだ盛んに暮して居た時分で、畳数の七十余畳もあったそうです。 併し世の中が変ろうというところへ生れあわせたので、生れた翌年は上野の戦争がある、危い中を母に負われて浅草の所有地へ......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 雲のいろ/\
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要: 夜の雲  夏より秋にかけての夜、美しさいふばかり無き雲を見ることあり。 都会の人多くは心づかぬなるべし。 舟に乗りて灘を行く折、天暗く水黒くして月星の光り洩れず、舷を打つ浪のみ青白く騒立ちて心細く覚ゆる沖中に、夜は丑三つともおもはるゝ頃、艙上に独り立つて海風の面を吹くがまゝ衣袂......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 運命は切り開くもの
    著者: 幸田露伴
    出版社: ConTenDo
    概要:  此処に赤ン坊が生れたと仮定します。 其の赤ン坊が華族の家の何不足無いところに生れたとします。 然する時は此の赤ン坊は自然に比較的幸福であります。 又食ふや食はずの貧乏の家で、父たる者は何処かへ漂浪して終つて居るやうな場合の時、たゞ一人の淋しい生活をして居る婦人から生れたと致します。 ...
    商品価格: ¥0(税込)

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