盲目
概要:
その日の午後も古賀はきちんと膝を重ねたまゝそこの壁を脊にして坐つてゐた。
本をよむことができなくなつてからといふもの、古賀には一日ぢゆうなにもすることがないのだ。
終日ぽつねんとして暗やみのなかにすわつてゐるばかりである。
時々彼は立上つて房のなかを行つたり來たりする。
わづか三歩半で...
(本文冒頭より抜粋)
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盲目
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