無題
概要:
幾日幾夜の 熱病の後なる
濠端のあさあけを讃ふ。
琥珀の雲 溶けて蒼空に流れ、
覚めやらで水を眺むる柳の一列あり。
もやひたるボートの 赤き三角旗は
密閉せる閨房の扉をあけはなち、
暁の冷気をよろこび甜むる男の舌なり。
朝なれば風は起ちて 雲母めく濠の面...
(本文冒頭より抜粋)
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無題
販売(無期限): ¥ 0(税込)
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