週刊読書人2015年11月13日号/3115号
概要:
◇小林純子・木内雄二対談<「トイレ学」とは何か>
日本トイレ協会編『トイレ学大事典』(柏書房)刊行を機に
★トイレのことならばすべて網羅されている『トイレ学大事典』(日本トイレ協会編、柏書房)が刊行された。高橋志保彦・日本トイレ協会会長が編集委員長を務め、そのリーダーシップのもと、同協会の総力を結集して作られた一冊である。期せずして、日本トイレ協会は今年、創立三〇周年を迎えた。「人が一生のうちに二〇万回利用し、延べ一一か月を過ごすともいわれるトイレ」(「刊行にあたってより)であるが、多くの人は、トイレについての知識をほとんど持たない。人間にとって排泄とは何か、トイレとは何か、そこには奥深い世界が広がっている。刊行を機に、日本トイレ協会副会長・小林純子氏と同理事・木内雄二氏に対談をしてもらった。
<主なコンテンツ>
1:日本トイレ協会の設立
2:総力を結集して編集
3:総合学問として
4:4Kから快適な空間へ
5:未来のトイレ
★こばやし・じゅんこ氏=日本トイレ協会副会長・設計事務所ゴンドラ代表・文化学園大学非常勤講師。2008年、エイボン女性大賞授賞。著書に「心に響く空間―深呼吸するトイレ」など。
★きうち・ゆうじ氏は日本トイレ協会理事・TOTO株式会社マーケティング本部渉外部 渉外第二グループ担当課長。一九七五年に東陶機器株式会社(現TOTO株式会社)に入社。商品開発本部 商品技術課などを経て現職。
目次:
▲今週の読物
◆連載=写真家の記憶の抽斗<第74回>北井一夫
◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<216回>横尾忠則
◆レポート=英雄の書(ポプラ社)刊行記念 黒川伊保子氏トークイベント
◆連載=現代短歌むしめがね<第14回>コンピュータ編 山田航
◆連載=漢字点心<第157回>円満字二郎
◆連載=読写!<第34回>岩尾光代氏
◆文庫日和=
ロムインターナショナル/R山手線の謎学: 新宿駅“15番線ホームの怪”って何だ?(KAWADE文庫)
◆フォト&アート=
西加奈子/きみはうみ(スイッチ・パブリッシング)
◆新刊=
劉遵義/新たなグローバル社会の指標:平和と経済と教育を語る(第三文明社)
◆短期集中連載=田中健五氏に聞く<諸君!創刊とその時代②> 幻の昭和天皇回顧録、三島由紀夫の思い出
◆レポート=中沢けい・中野晃一トークセッション 対論<ヘイトスピーチと政治の右傾化>
◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/森彰英
追悼・川鍋孝文/~「日刊ゲンダイ」創刊を振り返る(下)
◆受賞=第52回文藝賞贈呈式
◆連載=田原総一朗の取材ノート/田原総一朗
◆書店街=くまざわ書店的場店(埼玉県川越市)
▲今週の書評
<学術 思想>
◆加藤晴久/ブルデュー 闘う知識人(講談社)
◆小杉礼子/下層化する女性たち 労働と家庭からの排除と貧困(勁草書房)
◆ハンスヨナス/グノーシスと古代末期の精神 第一部 神話論的グノーシス(ねぷうま舎)
◆服部健二/四人のカールとフォイエルバッハ―レーヴィットから京都学派とその「左派」の人間学へ(こぶし書房)
<文学 芸術>
◆島田雅彦/虚人の星(講談社)
◆グプタ・スウィーティ/平林たい子―社会主義と女性をめぐる表象(翰林書房)
◆レアード・ハント/優しい鬼(朝日新聞出版社)
◆郷原茂樹、
ソング&ポエム1 あの時代がイメージさせた青春の歌
ソング&ポエム2 鹿児島の風景
ソング&ポエム3 美しい大隈半島
発売:幻冬舎、発行:幻冬舎メディアコンサルティング
<読物 文化>
◆武藤洋二/紅葉する老年――旅人木喰から家出人トルストイまで(みすず書房)
◆横尾忠則/言葉を離れる(青土社)
◆関千枝子/ヒロシマの少年少女たち(彩流社)
◆小塩節/樅と欅の木の下で(青娥書房)
- ジャンル:
- 芸術・教養 > ノンフィクション・ドキュメンタリー 人文・思想 > 哲学・思想 職業・業界誌 > デザイン 雑誌 > 人文・社会
- 販売開始:
- 2015/11/13
- ファイルサイズ:
- 5.64MB
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- J0010379BK0036550001
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