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中井正一

検索結果46件中1件から45件までを表示
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  • タイトル: 図書館協会六十周年に寄せて ――大衆に奉仕する一大組織体へ
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  ユネスコの国際的報告書を読むと、日本はイスラエルとパキスタンにはさまれて、日本は図書館に関して処女地 Virgin Soil であると書いてあるにすぎぬのである。  私はこの数行を読むとき、いかにも敗れたる国のみじめな国際的取り扱いの地位を感じさせられたのである。  一等国......
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  • タイトル: 「焚書時代」を脱却 ――図書館法成立にあたって
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  これまで書店と図書館は、あたかも商売仇のような感じをお互いにもっていたときもあった。  それは図書館が個々に孤立して、その数の少ないときはその意味もあった。  今ここに図書館法が通過してみると、五ヵ年後は、一万五百の図書館が、半分の国庫補助を得て、その体系をととのえることと......
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  • タイトル: レンズとフィルム ――それも一つの性格である――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  1  引金を引くような心持ちで指でふれる時、フィルムはすでに回転している。 レコーダーは五フィート、十フィートと記録していく、重い感じの機械音を撮るものにとっては、ある大きな組織の中に巻き込まれている感じである。 一コマ一コマの構図に眼は繰り入れられてはいるけれども、心はより......
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  • タイトル: 図書館法の成立 ――燃えひろがる火は点ぜられた――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 図書館法の成立 ――燃えひろがる火は点ぜられた―― 中井正一  あの戦争のさ中、或る兵器を造っている人が次のような面白いことをいった。 「『零戦』のような飛行機ができるためには、五十年位義務教育が行われている、文化の高い国でないと出来ない。 例えば、一ミリの幾万分の一と......
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  • タイトル: 真理を求めて ――平和祭に寄す
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  ロマン・ロランは第一次大戦にあたって彼の「戦いを超えて」の中で次のようにいっている。 「真理を求めようとはしないで、それを所有していると称するものと議論することは不可能である。 ドイツが日の光りに対して防御壁をつくっている自信の厚い壁を破ることは、今のところ、いかなる精神の力に......
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  • タイトル: 歴史の流れの中の図書館 ――個人的なものから集団的なものへ――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  何か急流のように流れている世の中である。 大きな潮の高まりが、せき止めようもなく、高まってゆき、何ものもがその流れの中に、身をゆすぶっているような感じである。  この流れが何処から起り、何処に流れてゆくか、誰も見定めることができない。 ちょうど潮の干満が、遠い遠い月の世界と関係が....
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  • タイトル: 実践について ――馬になった話――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  山口県の「光」に鉄道の講演会に行った帰途であった。 柳井の駅で駅員が、「中井先生はいませんか。 中井先生はいませんか」と叫んでいる。 フト私の事かも知れんと思って、顔を出すと、「真直ぐに尾道に帰らずに広島に降りて下さい。 労働者が待っていますから。 鉄道電話の連絡です。」と言う。 ...
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  • タイトル: 機構への挑戦 ――「場所」から「働き」へ――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  私はこの半年間にこんな経験をした。  私は大きな組織と機関に属する者としてものの考え方が、場所とかスペースの考え方では割切れない、新たな考え方「働き」或いは「機能」(ファンクション)でもって解かなければ、解釈のつかない問題にぶっつかった。 そのことについて一つの報告を試みよう。 ....
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  • タイトル: 生きている空間 ――映画空間論への序曲
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  ヘーゲルの弁証法が生れる周囲には、その頃の青年ドイツ派ロマン的皮肉があると考える人々がある。 ロマン的皮肉とは、ヘーゲルの友人のゾルゲルで代表されるところの一つの表現、自分達の凡ての行いや言葉のすぐそばに、「黙ってジッと自分を見つめている眼なざし」があると云う一つの不安と怖れであ... ...
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  • タイトル: 霧の中のヨードル
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  一九二二年頃の事である。  朝日新聞が写真班を組織して、富山から大町へぬけるコースを募集したことがあった。 藤木九三氏、長谷川写真班員等も同行した。  そのとき剱と立山の「主」、かの有名な長次郎と平蔵がその郎党と共にこの行に参加した。  私も、写真機を肩に、一学生として、...
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  • タイトル: 新しい神話を追い求めつつ
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 新しい神話を追い求めつつ 中井正一  夜の家庭の雑談の中で、十歳の女の子が、「神様はほんとにあるの、地球の外は宇宙でしょう。 神様は何処に棲むの?」と問うた。  皆はっと顔を見あわせて、一瞬たじろいだ。 そう簡単に答えられる問いではない。  死んだ母が天にいると先達まで...
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  • タイトル: 蓄音器の針
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  何の針をとって見てもヴィクターのソフトはヴィクターのソフトだ。 針は現にひとつひとつ違っているんだがやはりヴィクターのソフトだ。 どのひとつひとつもが一つの「型」にしかすぎない。 「型」の出現は一応販売あるいは組織から要求されてきたことである。  今人間もようやく政策あるいは...
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  • タイトル: 大会を終りて
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  今度の大会を顧みて、私たちは図書館なるものの概念が、一九五〇年にふさわしく、新たなる意味を、日本においてもおのずから新たにつくられつつあることを、確然と見ずにいられない。  日本全国より結集せる五百人に余る若々しき図書館人が、近代的会議の技術を美事に駆使しながら、正確に、熱意... ...
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  • タイトル: 支部図書館三周年に寄せて
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  三年前、第一回の支部図書館準備会の会合に出席した人々の何人が、この三年目の今日、かかるかたちで三周年を迎えることができると想像しえたであろう。 「大陸の法律をやっている私たちには、かかる機構は考えにくいのだ」と、わが館の牧野英一専門調査員がその席上で独語しておられたくらいであるか... ...
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  • タイトル: 国会図書館の窓から
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  日射しの暖かい南向きの窓に、開くともなしに、美しい装釘の本をひもどく、といった、読書のよろこび、「閑」というこころもちの深い厳しさ、こんな世界から、だんだん遠ざかりつつある。  どこへ行くのであろう。 時々こんなこころもちになる。 私のいる部署は実に五百人の人々が、タイプライター....
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  • タイトル: 国会図書館のこのごろ
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  立ちあがりのときは、どうなることかと思っていたが、二年半もたってみれば、どうやら一つのコースに乗ってきたようである。  上野図書館を支部図書館とすることになって、働いている人が約五百人、二十五の各支部図書館と本館を合わせると三百七十万冊の本が管理下に入ることとなったのである。 ......
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  • タイトル:
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 雪 中井正一  朝から、空は暗く、チラチラ窓のふちから、雪が散りこぼれて來た。  もうすでに六十日、これから何百日ゐるかわからない留置場で、私は、この雪をめづらしい外からまぎれ込んだ、自由の世界から入つて來てくれたものゝ樣な感じで今更のやうにみつめたのであつた。  一......
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  • タイトル: 少年に文化を嗣ぐこゝろを
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 少年に文化を嗣ぐこゝろを 中井正一  大塚金之助博士に或雜誌記者が、博士の一生に最も感銘深かった記憶は何でございますかとたずねた。  博士は次の樣に答えられたそうである。  博士の少年の頃、圖書館へ行って、本を要求したとき、館員が、部厚い本を持ち出して來て、未だ少年の......
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  • タイトル: 図書館法と出版界
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 図書館法と出版界 中井正一  終戦後、アメリカが図書館界に示した関心はまことに深いものがあった。 その一つは国立国会図書館の設立であり、その二は図書館法の制定であり、その三は、図書館学校のためにアメリカの費用でアメリカ教師を遣わしたことである。  図書館法は、昭和二十一年......
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  • タイトル: 図書館法ついに通過せり
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  この数年間、わが図書館界は、この法のために、実に多くの討論をし、実に多くの交渉をし、海を越え山を越えて、ここに辿り来ったのである。  勿論われわれは、未だ多くの夢をもっている。 しかし、かかるかたちにおいて、一つの橋頭堡を、われらの永い文化の闘いにおいて、かちえたことは、現段階......
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  • タイトル: 集団文化と読書
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 集団文化と読書 中井正一 「金沢文庫」「足利文庫」などといっていたものが、「図書館」となるには、なんといっても、時代の流れを感ぜずにいられない。 封建領主の財宝であり、庫の中に収められる所有物であったものから、大衆のサービスの対象となり、旅館のような、茶館のような大衆の共有... ...
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  • タイトル: 色彩映画の思い出
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  バンジャマン・クレミュウは『不安と再建』の中で、一九三〇年は、すべての領域で決定的な年であったといっている。 世界的な経済危機、ロシアのダンピング、トーキーが欧州を風靡した年である。  それは集団的主張の時代が、個人的主張の時代に代わる年であると彼はいうのである。  わが国で....
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  • タイトル: 国立国会図書館
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  戦後の春、こんなところにと思われる爆撃の跡に、一杯に青草が生えて来た。  自然にとって戦争なんて、一つの物理的現象にしかすぎなかったのかとつくづく驚かされた。 しかし、文化というか、十万年の人間の発生史の目指した大きな方向も決して、この五千年の歴史の制度のみに左右されてはいない......
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  • タイトル: 巨像を彫るもの
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 巨像を彫るもの 中井正一  これまで、誰でも図書館とは、寂かな、がらんとした庫のようなシーンとした、け押されるような感じのところとなっていたのである。 そこには古い本があればあるほど、威張れたのである。 また、その量が十万冊、百万冊と多ければ多いほど、また誇りとされたのである......
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  • タイトル:
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  群青のところどころ剥げて、木目の寂びてあらわなる上に、僅かに仏像が残っている。 みずからの渉跡を没することでみずから無の示す空寂の美わしさを現わす仏像を載せて、壁はみずからを時の錆にまかす。  なぜそこに壁があったのか。 なぜそれに仏像が描かれねばならなかったのか。  壁があ...
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  • タイトル: 映画のもつ文法
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  すべての民族の言語が、文法をそれぞれもっているのをみて、私はいつも考えさせられるのである。 誰もこれをつくる約束の会議を開いたのでもないのに、ちょうど水晶が結晶をつくるように、精密な一つの法則をつくっていく。 人間社会も、宇宙の大きな旅路の中の、一つの、生成しつつある結晶体のように......
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  • タイトル: うつす
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  インドの王様が――たいていの物語はこれで始まる――二人の画家に壁画を描かしめた。 その壁は相面した二つの巌壁である。 ようやく期日が迫るにあたって、一人の画家は彩色美しく極楽の壮厳を描きあげていった。 しかるに他の一人の画家はいっこう筆を取らない。 ただ巌壁を磨いて絵の下地をのみ造っ...
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  • タイトル: 「良書普及運動」に寄せて
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 「良書普及運動」に寄せて 中井正一  アメリカのテネシー谿谷の水を合理的処理をすることで、かつて、洪水で人々の苦労の種であった落差が、今や、電力となり、木材の運搬の水路となり、光と、動力の根源とさえなったことは有名な事件である。  テネシー・ヴァレーの事業として有名であ... ...
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  • タイトル: 「見ること」の意味
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  見るということは、光の物理作用と、眼の知覚作用の総合作用だと誰でも考えているし、またそれにちがいはない。 素朴的にいわば客観を主観にうつしとる作用だという考えかたである。 しかし、このうつすということも、考えだせばかぎりもない複雑なことを含んでいるのである。 「うつす」という言葉には....
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  • タイトル: 色彩映画のシナリオ
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  私はフィルムが色彩を駆使するにあたって、それを「天然色映画」と名づけているのに、反対である。 すでに映画が芸術であるかぎり、映画は、必ずしも天然の色と称するもののみに似ることをのみ標準とする名前をつける必要はないのである。  それは、むしろ簡単に「色彩映画」とよばれるべきであり......
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  • タイトル: 現代美学の危機と映画理論
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 1  個人主義文化が、封建主義文化を引きはなすために、戦った歴史の跡は決して容易なものではなかった。 幾千の人が火であぶられ幾万の人が鎖でつながれたかわからない。 一六〇〇年代は、大きなその闘いの記念すべき世紀であった。 一九〇〇年代もまた、今後の歴史家がその研究の対象とするであろう....
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  • タイトル: カットの文法
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 『詩経』は中国での万葉集ともいうべき、まことに可憐な詩句と自由な愛がうたわれている。 しかし、この詩篇を注釈した中国の最古の最大の美学者は、「詩は志なり」「詩は刺なり」といい放っている。 「志」とは、文学と文化に関係をもつものたちが、政治に対して、消しても消しきれない断っても断ち......
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  • タイトル: 過剰の意識
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  何年前であったか、親不知子不知のトンネルをでたころであった。 前に座っていた胸を病んでいると思える青年が、突然 「ああ海はいい、海はいいなあ……」  といって、一直線にのびている黒い日本海の水平を、むさぼるように凝視しつついうのであった。 そして前に座っている私をつかまえて、多......
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  • タイトル: 映画と季感
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  これまで映画は、夏興行のものを、冬撮ることになり、ブルブル慄えながら裸かものを撮り、夏の真中に着物をいっぱい着込んで、塩をいっぱいまいて雪のつもりにしたものであった。  しかしそれは、いわゆる活動写真時代の名残りであって、いやしくも芸術として映画が独立する段階にいたっては、も... ...
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  • タイトル: 大衆の知恵
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  私はこの雑誌の五号で「カットの文法」という文章を書いたが、あの中で私は次のように書いた。 カットをつなぐのは、ほんとうは、観衆なのである。 観衆が、あの場面と場面をどんなこころで、つないで見るかを頭に置いて、シナリオ・ライターも、監督も、フィルムをつないでいくのである。  フィル....
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  • タイトル: 脱出と回帰
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 一つの神話  日本の伝説の中で、光の美しさを描いているものでは、何といっても、手力男の命が、あの巌壁を開く時、さしはじめる光の、あの強烈な感じの右に出るものはあるまい。 あの伝説、暗さへの没入、それからの回復、この構成の中に注意すべき二つの要素があると思われる。 第一は、その光の源......
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  • タイトル: 野に山にかかる虹の橋
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  一九五〇年の新しい年があけるにあたって、日本の図書館は何を自らに省みるべきであろうか。  この世紀の前半、私達は、まず図書館の建設、本の集積に力をつくして来た。 この事は互いに競争し、互いに追いつ追われつ、進み来たった道であった。 しかし、この世紀の後半は、それだけではすまなくな....
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  • タイトル: 図書館法楽屋話
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  この議会で図書館法が通過したことは、全図書館人にとって、まことに感慨深いものがあるのである。  人々にとって、予算の背景のないあんな法案が何になるかという感じもあるであろうが、あの法案があの形になるまでには、いろいろの山もあれば河もあったのである。 戦い敗れた国の文化法案の一つ......
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  • タイトル: 知識と政治との遊離
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  現在往々にして、知識層が政治に期待を失って、その行動の方向を失わんとしつつあると伝えられている。 それは敗戦再出発の歴史的瞬間にある日本民族にとって、寒心すべき事態であるといえよう。  何故、知識層が、政治より絶望し、遊離し、やがて現実そのものも自棄的に放擲するような事となるの......
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  • タイトル: 国立国会図書館について
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  歴史変革の任務  今年の冬の夜のことであった。  アメリカ国会図書館使節の招宴に金森館長と共に列席した。  参議院図書館運営委員長である羽仁氏はあいさつの席上で「自分は日本民主化のため、国立国会図書館の礎の下に身を横たえたい」とのべた。 すると、使節の一人であるブラウン....
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  • タイトル: 生まれ変った赤坂離宮
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  二つの足で立つようになるために、人間は二十万年もころんでは立ち、ころんでは立ちしたんだろう。 そして、手が自由になったとき、どんな気持ちがしただろう。  ものをつかんで、土の上に立った人間のすがた。 今はあたりまえのことだが、このあたりまえのことを、何十万年も努力した人間の勝利の....
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  • タイトル: 「焚書時代」の出現
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  立法部門が自分で立法機関をもつということ、この当り前のことが、今までなかったということが、実は不思議だといえば不思議だったわけである。  しかしこの当り前のことが行なわれるために、今まで、数千年の歴史が無駄というか、たいへんないばらの路を歩みつづけてきたことを思うとき、感慨無... ...
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  • タイトル: 二十世紀の頂における図書館の意味
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  本年はちょうど二十世紀半ばの、世界歴史にとって深い意味をもつ年である。 思うにこの二千年の歴史はこの年を称して危機の年、あるいは世界史にとって重大な年といっているが、なるほど多くの対立、矛盾が山のようにつまれている。 しかしわれわれは目を大きく歴史の背後に転じてみよう。  われわ....
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  • タイトル: 図書館の未来像
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  概念は常に、技術の進展とともに変化してきた。 図書館の概念もみずから、異なり発展しつつある。  文庫時代は、それは封建領主の財宝であって、大衆へのサービスの機能は全然考えられていないのである。 ギリシャ、ローマ時代も、その意味では同じである。  図書館の名前の館の意味する、大...
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  • タイトル: 図書館に生きる道
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  人々が自然の美しさの中に見とれるということは、その中に定かではないが、漲っている深い秩序にあっと驚き、その中に、溶け入り、ともに秩序に諧和し、それと一つになり、力がぬけ、それに打ち委す心持ちのことである。  この宇宙に対決するものにとって、一つの、そして、唯一つの驚きは、その... ...
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電子書籍も『ジャケ買い』は素敵なコンテンツとの出会い方法としてもオススメです。

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