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小川未明

検索結果286件中1件から45件までを表示
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  • タイトル: 注文の多い料理店/野ばら
    出版社: 学研
    概要: 小学低中学年から楽しめる!オールカラーイラストでさくさく読める「日本名作」シリーズ第11弾。宮沢賢治の「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」、小川未明の「月夜とめがね」「野ばら」「月とあざらし」計5話の名作を読みやすく収録。
    商品価格: ¥957(税込)
  • タイトル: 金の輪
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  太郎は長いあいだ、病気でふしていましたが、ようやく床からはなれて出られるようになりました。 けれどまだ三月の末で、朝と晩には寒いことがありました。  だから、日のあたっているときには、外へ出てもさしつかえなかったけれど、晩がたになると早く家へはいるように、おかあさんか......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 月夜とめがね
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  町も、野も、いたるところ、緑の葉につつまれているころでありました。  おだやかな、月のいい晩のことであります。 しずかな町のはずれにおばあさんは住んでいましたが、おばあさんは、ただひとり、窓の下にすわって、針しごとをしていました。  ランプの火が、あたりを平和に照らしていまし....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 赤い蝋燭と人魚
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  人魚は、南の方の海にばかり棲んでいるのではありません。 北の海にも棲んでいたのであります。  北方の海の色は、青うございました。 ある時、岩の上に、女の人魚があがって、あたりの景色を眺めながら休んでいました。  雲間から洩れた月の光がさびしく、波の上を照していました...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 海からきた使い
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  人間が、天国のようすを知りたいと思うように、天使の子供らはどうかして、下界の人間は、どんなような生活をしているか知りたいと思うのであります。  人間は、天国へいってみることはできませんが、天使は、人間の世界へ、降りてくることはできるのでありました。 「お母さま、どうぞ、わた......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 童話の詩的価値
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  籠の中で産まれた小鳥は、曾て広い世界を知らず、森の中や、林の中に、自分等の友達の住んでいることを知りませんから、外を恋しがらないかというに、そうでありません。 やはり、少しの隙間があったら、窮屈な籠の中から逃け出して何処へか飛んで行こうと考えています。  この草木の少ない都会に......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 『小さな草と太陽』序
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  詩や、空想や、幻想を、冷笑する人々は、自分等の精神が、物質的文明に中毒したことに気付かない人達です。 人間は、一度は光輝な世界を有していたことがあったのを憫れむべくも自ら知らない不明な輩です。  芸術は、ほんとうに現実に立脚するものです。 童話は、芸術中の芸術であります。 虚無の...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 単純な詩形を思う
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  極めて単調子な、意味のシンプルな子守唄が私の心を魅し去ってしまう。 そして、それをいつまで聞いていても、私は、この子守唄を聞くことに飽きない。 しかも、それを歌っているものが、無智の田舎娘であるなら、なおさら好い。  青い海のような空に、月が出て、里川縁の柳の木の枝についている細....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: カラカラ鳴る海
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  この港は山の陰になっていましたから、穏やかな、まことにいい港でありました。 平常はもとより、たとえ天気のよくないような日であっても、この港の中だけはあまり波も高く立たず、ここにさえ逃れれば安心というので、たくさんな船がみんなこの港の内に集まってきたのであります。  ある日のこと......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 幽霊船
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  沖の方に、光ったものが見えます。 海の水は、青黒いように、ものすごくありました。 そして、このあたりは、北極に近いので、いつも寒かったのであります。  光ったものは、だんだん岸の方に近寄ってきました。 そして、だんだんはっきりとそれがわかるようになりました。 それは、氷山であっ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 日がさとちょう
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある山の中の村に、不しあわせな二人の娘がありました。  一人の娘は、生まれつき耳が遠うございました。 もう一人の娘は、小さな時分にけがをして、びっこであったのであります。  この二人の娘は、まことに仲のいいお友だちでありました。 そして二人とも性質のいい娘でありました。 ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 春さきの古物店
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  広やかな通りには、日の光が暖かそうにあたっていました。 この道に面して、両側には、いろいろの店が並んでいました。 ちょうどその四つ辻のところに、一軒の古道具をあきなっている店がありました。 そこに、各種の道具類が置かれてある有り様は、さながら、みんなは、いままで働いていたけれど、不用....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 砂漠の町とサフラン酒
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  むかし、美しい女が、さらわれて、遠い砂漠のあちらの町へ、つれられていきました。 疲れているような、また、眠いように見える砂漠は、かぎりなく、うねうねと灰色の波を描いて、はてしもなくつづいていました。  幾日となく、旅をすると、はじめて、青い山影を望むことができたのであります。 .....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小ねこはなにを知ったか
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  親たちは、生き物を飼うのは、責任があるから、なるだけ、犬やねこを飼うのは、避けたいと思っていました。 けれど、子供たちは、日ごろから、犬でも、ねこでも、なにかひとつ飼ってくださいといっていました。  ちょうど、そのころ、近所でかわいらしいねこの子が産まれたので、それを見てきた男......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 銀のつえ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  あるところに、いつも遊び歩いている男がありました。 兄さんや、妹は、いくたび彼に、仕事をはげむようにいったかしれません。 けれど、それには耳を傾けず、街のカフェーへいって、外国の酒を飲んだり、紅茶を喫したりして、終日ぼんやりと暮らすことが多かったのでした。  彼は、そこで蓄音機の....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 金魚売り
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  たくさんな金魚の子が、おけの中で、あふ、あふとして泳いでいました。 体じゅうがすっかり赤いのや、白と赤のまだらのや、頭のさきが、ちょっと黒いのや、いろいろあったのです。 それを前と後ろに二つのおけの中にいれて、肩にかついで、おじいさんは、春のさびしい道を歩いていました。  このお....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 風の寒い世の中へ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  お嬢さんの持っていましたお人形は、いい顔で、めったに、こんなによくできたお人形はないのでしたが、手もとれ、足もこわれて、それは、みるから痛ましい姿になっていました。  けれど、お嬢さんは、そのお人形に美しい着物をきせて、本箱の上にのせておきました。 かわいらしい顔つき......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: おばあさんと黒ねこ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  いまでは、いい薬がたくさんにありますけれど、まだ世間が開けなかった、昔は、家伝薬などを用いて病気をなおしたものであります。  この話も、その時分のことで、雪の降る北の国にあったことでした。  おじいさんは、働いて、たくさんのお金をおばあさんに残して、先へこの世の中から去って......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: おけらになった話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  あるところに、あまり性質のよくない男が住んでいました。 この男は平気で、うそをつきました。 また、どうしてもそれがほしいと思えば他人のものでも、だまってそれを持って帰りました。  こういう人間をば、世間は、いつまでも知らぬ顔をしておきませんでした。 みんなは、だんだんその男をきら...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 大きなかしの木
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  野の中に、一本の大きなかしの木がありました。 だれも、その木の年を知っているものがなかったほど、もう、長いことそこに立っているのでした。  木は、平常は、黙っていました。 だれとも話をするものがなかったからです。 あたりにあった木はいずれも小さく、背が低うございました。 その木...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 一本の銀の針
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  兄と妹は、海岸の砂原の上で、いつも仲よく遊んでいました。  おじいさんは、このあたりでは、だれ一人、「海の王さま」といえば、知らぬものはないほど、船乗りの名人でありました。 ほとんど一生を海の上で暮らして、おもしろいこと、つらいことのかずかずを身に味わってきましたが、......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 生きている看板
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  町から、村へつづいている往来の片側に、一軒の小さなペンキ屋がありました。 主人というのは、三十二、三の男であったが、毎日なにもせずに、ぶらぶらと日を送っていました。 このあたりの商店は、一度、かけた看板は汚れて、よくわからなくなるまで、懸けておくのが例であって、めったに、新しくする......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: いいおじいさんの話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  美しい翼がある天使が、貧しげな家の前に立って、心配そうな顔つきをして、しきりと内のようすを知ろうとしていました。  外には寒い風が吹いています。 星がきらきらと枯れた林のいただきに輝いて、あたりは一面に真っ白に霜が降りていました。 天使は見るもいたいたしげに、素跣で霜柱を踏んでい....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 青いボタン
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  小学校時分の話であります。  正雄の組へ、ある日のこと知らない女の子がはいってきました。 「みなさん、今日から、この方がお仲間になられましたから、仲よくしてあげてください。」と、先生はいわれました。  知らない人がはいってくることは、みんなにも珍しさを感じさせました。 正...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 石段に鉄管
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  秋の暮れ方のことであります。 貧しい母親が二人の子供をつれて、街道を歩いて、町の方へきかかっていました。 二人の子供は男の子でした。 上が十一ばかり、そして、下は、まだ八つか、九つになったばかりであります。  彼らはどこからきたものか、疲れていました。 ことに二人の子供は足がく...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ぴかぴかする夜
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  都会から、あまり遠く離れていないところに、一本の高い木が立っていました。  ある夏の日の暮れ方のこと、その木は、恐ろしさのために、ぶるぶると身ぶるいをしていました。 木は、遠くの空で、雷の鳴る音をきいたからです。  小さな時分から、木は、雷の怖ろしいのをよく知っていました。 ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 脊の低いとがった男
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  太郎が叔母さんから、買ってもらった小刀は、それは、よく切れるのでした。 あまり形は、大きくはなかったけれど、どんな太い棒でもすこし力をいれれば、おもしろいように切れるのでした。  太郎は、いままで持っていた小刀を捨ててしまいました。 その小刀は、いくらといでもよく切れなかったので....
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  • タイトル: 親木と若木
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  なんでも、一本の木が大きくなると、その根のところに、小さな芽が生えるものであります。  孝ちゃんの家の垣根のところに、山吹がしげっていました。 ふさふさとして、枝はたわんで黄金色の花をつけていました。 日の光は、広々とした庭の面にあふれていましたから、この花の上をも照らしたのであ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: お化けとまちがえた話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある田舎に、二郎という子供がありました。 よく隣の家へ遊びにゆきました。  その家には、二郎といっしょになって、遊ぶような子供はなかったけれど、女房は、二郎をかわいがってくれました。 「おばさん、あの赤いかきの葉をとっておくれよ。」と、二郎は、裏にあったかきの葉をさしていうと....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: お母さんのひきがえる
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  かえるというものは、みんなおとなしいものですけれど、この大きなひきがえるは、たくさんの小さなひきがえるのお母さんであっただけに、いちばんおとなしいのでありました。  町の裏は、坂になって、細い道がつづいていました。 道の両側はやぶになっていましたので、そこに、かえるはすんでいた......
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  • タイトル: ある男と牛の話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある男が、牛に重い荷物を引かせて町へ出かけたのであります。 「きょうの荷は、ちと牛に無理かもしれないが、まあ引けるか、引かせてみよう。」と、男は、心の中で思ったのでした。  牛や馬は、いくらつらいことがあっても、それを口に出して訴えることはできませんでした。 そして、だまって....
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  • タイトル: ある男と無花果
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある男が、縁日にいって、植木をひやかしているうちに、とうとうなにか買わなければならなくなりました。 そして、無花果の鉢植えを買いました。 「いつになったら、実がなるだろう。」 「来年はなります。」と、植木屋は答えました。 しかしその木は、小さくありました。  男は、それを持...
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  • タイトル: おじいさんとくわ
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  だんだんと山の方へはいってゆく田舎の道ばたに、一軒の鍛冶屋がありました。 その前を毎日百姓が通って、町の方へゆき、帰りには、またその家の前を通ったのであります。 「どうか、今年も豊作であってくれればいいがな。」と、話をしてゆきました。  家の内で、おじいさんは、その話し声を聞....
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  • タイトル: おおかみをだましたおじいさん
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  北の国の、寒い晩方のことでありました。  雪がちらちらと降っていました。 木の上にも、山の上にも、雪は積もって、あたりは、一面に、真っ白でありました。  おじいさんは、ちょうど、その日の昼時分でありました。 山に、息子がいって、炭を焼いていますので、そこへ、米や、芋を持ってい...
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  • タイトル: 海のかなた
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  海に近く、昔の城跡がありました。  波の音は、無心に、終日岸の岩角にぶつかって、砕けて、しぶきをあげていました。  昔は、このあたりは、繁華な町があって、いろいろの店や、りっぱな建物がありましたのですけれど、いまは、荒れて、さびしい漁村になっていました。  春になると、城....
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  • タイトル: 魚と白鳥
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  河の中に、魚が、冬の間じっとしていました。 水が、冷たく、そして、流れが急であったからであります。 水の底は、暗く、陰気でありました。  魚の子供は、長い間、こうして、じっとしていることに退屈をしてしまいました。 早く、水の中を自由に泳ぎたいものだと、体をもじもじさしていました。...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ある夜の星たちの話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  それは、寒い、寒い冬の夜のことでありました。 空は、青々として、研がれた鏡のように澄んでいました。 一片の雲すらなく、風も、寒さのために傷んで、すすり泣きするような細い声をたてて吹いている、秋のことでありました。  はるか、遠い、遠い、星の世界から、下の方の地球を見ますと、真っ白....
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  • タイトル: あるまりの一生
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  フットボールは、あまり坊ちゃんや、お嬢さんたちが、乱暴に取り扱いなさるので、弱りきっていました。 どうせ、踏んだり、蹴ったりされるものではありましたけれども、すこしは、自分の身になって考えてみてくれてもいいと思ったのであります。  しかし、ボールが思うようなことは、子供らに考え......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ある日の先生と子供
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  それは、寒い日でありました。 指のさきも、鼻の頭も、赤くなるような寒い日でありました。 吉雄は、いつものように、朝早くから起きました。 「お母さん、寒い日ですね。」と、ごあいさつをして震えていました。 「火鉢に、火がとってあるから、おあたんなさい。」と、お母さんは、もう、朝の...
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  • タイトル: あらしの前の木と鳥の会話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  ある山のふもとに、大きな林がありました。 その林の中には、いろいろな木がたくさんしげっていましたが、一番の王さまとも見られたのは、古くからある大きなひのきの木でありました。  また、この林の中には、たくさんな鳥がすんでいました。 しかし、なんといっても、その中の王さまは....
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  • タイトル: 赤い船のお客
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある、うららかな日のことでありました。  二郎は、友だちもなく、ひとり往来を歩いていました。  この道を、おりおり、いろいろなふうをした旅人が通ります。  彼はさも珍しそうに、それらの人たちを見送ったのであります。  二郎は、こうして街道を歩いてゆく知らぬ人を見るのが...
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  • タイトル: 五銭のあたま
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  ある田舎に、同じような床屋が二軒ありました。 たがいに、お客を自分のほうへたくさん取ろうと思っていました。 一軒が、店さきをきれいにすれば、一軒もそれに負けまいと思って、大工を呼んできてきれいにしました。  一軒で、お客に、お茶を出せば、また一軒でも、それを見習って、お客にお茶を....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 今後を童話作家に
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  自由と純真な人間性と、そして空想的正義の世界にあこがれていた自分は、いつしかその芸術の上でも童話の方へ惹かれて行くようになってしまいました。  ○  私の童話は、ただ子供に面白い感じを与えればいいというのではない。 また、一篇の寓話で足れりとするわけではない。 もっ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小鳥と兄妹
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  町からはなれて、静かな村に、仲のいい兄妹が住んでいました。  兄を太郎といい、妹を雪子といいました。 二人は、毎月、町へくる新しい雑誌を買ってきて、いっしょに読むのをなによりの楽しみとしていました。  ある日のこと、二人は、雑誌を開いて見ていますと、その月のには、美しい花や鳥....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 片田舎にあった話
    著者: 小川未明
    出版社: ConTenDo
    概要:  さびしい片田舎に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。  ある日、都にいるせがれのところから、小包がとどいたのです。 「まあ、まあ、なにを送ってくれたか。」といって、二人は、開けてみました。  中から、肉のかん詰めと果物と、もう一つなにかのかん詰めがはいっていました。 ...
    商品価格: ¥0(税込)
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