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田山花袋

検索結果23件中1件から23件までを表示
  • タイトル: 草みち 序
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は童話でも書くやうな、または刺繍でも見るやうな気持で、昔の恋愛の心の光景を眺め返して見たのでした。 私は不思議な気がしました。 それは再びその時分の心持に戻つたとは言へないまでにも、何だか非常に若い心を掘返したやうに思はれたのでした。 若い人達の読物にしては或は熱に乏し過ぎるかも知....
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  • タイトル: アンナ、パブロオナ
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 一 「そんなにして遊んでゐて好いのかね?」 「大丈夫よ」 Bは笑つて、「旦那に見られては困るんぢやないか?」 「そんなこと心配ないの……見つかつて、いやだつて言つたら、よして了ふばかりですもの」 飽きも飽かれもせずに別れた時子とハルピンのホテル... (本文冒頭より抜粋)
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  • タイトル: 日本橋附近
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  日本橋附近は変ってしまったものだ。 もはやあのあたりには昔のさまは見出せない。 江戸時代はおろか明治時代の面影をもそこにはっきりと思い浮べることは困難だ。  あのさびた掘割の水にももはやあの並蔵の白さはうつらなかった。 あれがあるために、あのきたない水も詩になったり絵に...
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  • タイトル: 父の墓
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  停車場から町の入口まで半里位ある。 堤防になつてゐる二間幅の路には、櫨の大きな並木が涼しい蔭をつくつて居て、車夫の饅頭笠が其間を縫つて走つて行く。 小石が出て居るので、車がガタガタ鳴つた。  堤防の下には、処々に茅葺屋根が見える。 汚ない水たまりがあつて、其処に白く塵埃に塗れた茅...
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  • タイトル: アカシヤの花
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:          一  たしか長春ホテルであつたと思ふ。 私はその女の話をBから聞いた。 しかし、それはその女を主としての話ではなしに、その長春の事務所長をしてゐるS氏の話が出た時に、Bは画家らしいのんきな調子で、莞爾と笑ひながら言つたのであつた。 「君、Sさんは、あゝいふ風に堅....
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  • タイトル: 時子
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:          一  Bはやつとひとりになつた。 時計を見ると、もう十時である。 ホテルの室の中には、いろ/\なものが散ばつて、かなりに明るい電気が卓の上に、椅子の上に、またその向うにある白いベツトの上に一杯にその光線を漲らしてゐる。 今まで間断なしに客が出入して、低い声音だの....
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  • タイトル: 石窟
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:          一  そこに来た時には、二人は思はずはつとした。 大きなものに――何とも言はれない大きなものに打突かつたやうな気がした。 かれ等はかうしたものが此の山の中にあらうとは思はなかつた。 「む、む――」  暫くしてから洋画家のAは唸るやうな声を出した。 「大...
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  • タイトル: 草みち
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 一 『此方の方に来たことはあつて?』 『いゝえ』 『でも、小さい時には遊びに来たことはあるでせう? そら上水の岸で、つばなや何か取つたことがあるぢやないの?』 『さうだつたかしら?』  妹の種子は考へるやうにして言つた。 『あなた忘れつぽい人ね。 そら、四国にゐる姉......
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  • タイトル: 草道
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:          一 「とてもあんなところには泊れやしないね、あんなところに泊らうもんなら何をされるかわかりやしない」かうBが言つたのは、その深い草道を半里ほどこつちに来てからであつた。 かれ等は伴れて来た支那人の案内者をまぜて五人、今夜はその山の寺に泊るつもりでやつて行つた... ...
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  • タイトル:
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 「馬鹿に鳴くね。 大きな犬らしいね」Bを見送りに来たMが言ふと、すぐ傍の籐椅子に腰をかけてゐたT氏は、 「H領事の犬だらう? 先生方も今日立つ筈だからね」  その犬の悲鳴する声は、甲板の下のハツチのあたりから絶えずきこえて来た。 小さな箱の中に入れられて、鉄の棒の間から鼻を出した......
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  • タイトル: 一室
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 「行きますか?」  片語の日本語でかう李が言ふと、  Hは、 「何うします?」と言つて私の方を見た。 「ちよつと見るだけ見たいんだが、さういふわけには行きませんか」 「それは行きますとも……」 「買つて見るなどといふ興味は無論ないんですから――」 「好う御座んす……... ...
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  • タイトル: 子供と旅
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  明治四十四年の元日は上諏訪温泉で迎へた。 山の雪に日が光つて、寒い風が肌に染み渡つた。 半凍つた湖水には二三日前まで通つて居たといふ小蒸汽船が氷に閉ぢられて居た。  昨夜遅く此処に着いた。 温泉の湯壺は階梯を下りて行つたところにあつた。 昨夜も今朝も浴して居る客は一人もなかつた...
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  • タイトル: 『田舎教師』について
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は戦場から帰って、まもなくO君を田舎の町の寺に訪ねた。 その時、墓場を通りぬけようとして、ふと見ると、新しい墓標に、『小林秀三之墓』という字の書いてあるのが眼についた。 新仏らしく、花などがいっぱいにそこに供えてあった。  寺に行って、O君に会って、種々戦場の話などをしたが、ふ....
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  • タイトル: ある僧の奇蹟
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  久しく無住であつたH村の長昌院には、今度新しい住職が出来た。 それは何でも二代前の老僧の一番末の弟子で、幼い時は此の寺で育つた人だといふことであつた。 「ほ、あのお小僧さんが? それはめづらしいな。」などと村の人達は噂した。  先代の住職が女狂ひをして、成規を踏まずに寺....
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  • タイトル: 耶馬渓の一夜
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  町のお祭か何かで、中津の停車場はひどく雑沓した。 おまけに、雨はかなりに強く降つてゐる。 私達は耶馬渓に行く軌道の方へと行つて見たが、そこにも乗客が一杯押寄せてゐた。  漸く乗るには乗つたが、中々発車しない。 あとからあとへと乗客が乗つて来る。 大抵は祭礼を見に来た連中で、赤い...
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  • タイトル: 日光
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:     一  野州はすぐれた山水の美を鍾めてゐるので聞えてゐる。 水石の美しいので聞えてゐる。 深い溪谷の多いので聞えてゐる。 雲煙の多いので聞えてゐる。  中でも、日光の山水を持つた大谷川の谷と鹽原の勝を持つた箒川の谷とが一番世に知られてゐる。 しかし、この他に鬼怒川の大...
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  • タイトル: 帰国
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:          一  一行は樹立の深く生茂つた處から、岩の多い、勾配の高い折れ曲つた羊齒の路を喘ぎ喘ぎ登つて行つた。 ちびと綽名をつけられた背の低い男が一番先に立つて、それから常公、政公、眇目の平公、子供を負つた女もあれば、木の根に縋り付いて呼吸をきらして登つて行く女もある... ...
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  • タイトル: トコヨゴヨミ
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  雑嚢を肩からかけた勇吉は、日の暮れる時分漸く自分の村近く帰って来た。 村と言っても、其処に一軒此処に一軒という風にぽつぽつ家があるばかりで、内地のようにかたまって聚落を成してはいなかった。 それに、家屋も掘立小屋見たいなものが多かった。 それは其処等にある木を伐り....
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  • タイトル: 新茶のかおり
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 新茶のかおり 田山花袋  樹々の若葉の美しいのが殊に嬉しい。 一番早く芽を出し始めるのは梅、桜、杏などであるが、常磐木が芽を出すさまも何となく心を惹く。  古葉が凋落して、新しい葉がすぐ其後から出るということは何となく侘しいような気がするものである。 椿、珊瑚樹、柚子、八ツ....
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  • タイトル: 道綱の母
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  呉葉は瓜の出來る川ぞひの狛の里から、十の時に出て來て、それからずつと長く兵衞佐の家に仕へた。 そこには娘達が多かつたが、中でも三番目の窕子とは仲が好くつて、主從の區別はあつても、しん身に劣らぬほどの心を互ひに取りかはした。 後には窕子のためにつけられた侍女のやうになつて了......
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  • タイトル: 少女病
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要: 一  山手線の朝の七時二十分の上り汽車が、代々木の電車停留場の崖下を地響きさせて通るころ、千駄谷の田畝をてくてくと歩いていく男がある。 この男の通らぬことはいかな日にもないので、雨の日には泥濘の深い田畝道に古い長靴を引きずっていくし、風の吹く朝には帽子を阿弥陀にかぶって塵埃を... ...
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  • タイトル: ネギ一束
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  お作が故郷を出てこの地に来てから、もう一年になる。 故郷には親がいるではない、家があるではない、力になる親類とてもない、村はずれの土手下の一軒家、壁は落ち、屋根は漏り、畳は半ば腐れかけて、茶の間の一間は藁が敷き詰めてある。 この一軒家の主が、お作のためには、天にも地にもただ一人の親......
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  • タイトル: 一兵卒
    著者: 田山花袋
    出版社: ConTenDo
    概要:  渠は歩き出した。  銃が重い、背嚢が重い、脚が重い、アルミニウム製の金椀が腰の剣に当たってカタカタと鳴る。 その音が興奮した神経をおびただしく刺戟するので、幾度かそれを直してみたが、どうしても鳴る、カタカタと鳴る。 もう厭になってしまった。  病気はほんとうに治ったのでないか...
    商品価格: ¥0(税込)

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