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若山牧水

検索結果22件中1件から22件までを表示
  • タイトル: 樹木とその葉 01 序文に代へてうたへる歌十首
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要: 著者 書くとなく書きてたまりし文章を一册にする時し到りぬ おほくこれたのまれて書きし文章にほのかに己が心動きをる 眞心のこもらぬにあらず金に代ふる見えぬにあらずわが文章に 幼く且つ拙しとおもふわが文を讀み選みつつ捨てられぬかも 自がこころ寂び古びなばこのごときをさな... ...
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  • タイトル: 山寺
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  夕闇の部屋の中へ流れ込むのさへはつきりと見えてゐた霧はいつとなく消えて行つて、たうとう雨は本降りとなつた。 あまりの音のすさまじさに縁側に出て見ると、庭さきから直ぐ立ち竝んだ深い杉の木立の中へさん/\と降り注ぐ雨脚は一帶にただ見渡されて、木立から木立の梢にかけて濛々と水煙が立ち靡... ...
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  • タイトル: 比叡山
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  山上の宿院に着いた時はもう黄昏近かつた。 御堂の方へ參詣してからとも思うたが、何しろ私は疲れてゐた。 「天台宗講中宿泊所」「一般參詣者宿泊所」といふ風の大きな木の札の懸つてゐるその冠木門を見ると、もう脚が動かなかつた。  門を入るとツイ眼の前に白い花がこんもりと咲き枝垂れてゐた。 ...
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  • タイトル: 水郷めぐり
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  約束した樣なせぬ樣な六月廿五日に、細野君が誘ひにやつて來た。 同君は千葉縣の人、いつか一緒に香取鹿島から霞ヶ浦あたりの水郷を廻らうといふ事になつてゐたのである。 その日私は自分の出してゐる雜誌の七月號を遲れて編輯してゐた。 何とも忙しい時ではあつたが、それだけに何處かへ出かけ度い欲望....
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  • タイトル: 岬の端
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  細かな地図を見ればよく解るであらう。 房州半島と三浦半島とが鋭く突き出して奥深い東京湾の入り口を極めて狭く括つてゐる。 その三浦半島の岬端から三四里手前に湾入した海浜に私はいま移り住んでゐるのである。 で、その半島の尖端の松輪崎といふのは私たちの浜からやゝ右寄りの正面に細く鋭く浮んで....
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  • タイトル: 古い村
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  自分の故郷は日向國の山奧である。 恐しく山岳の重疊した峽間に、紐のやうな細い溪が深く流れて、溪に沿うてほんの僅かばかりの平地がある。 その平地の其處此處に二軒三軒とあはれな人家が散在して、木がくれにかすかな煙をあげて居る。 自分の生れた家もその中に混つて居るので、白髮ばかりのわが老父....
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  • タイトル: 姉妹
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  山には別しても秋の來るのが早い。 もう八月の暮がたからは、夏の名殘の露草に混つて薄だとか女郎花だとかいふ草花が白々した露の中に匂ひそめた。 大氣は澄んで、蒼い空を限つて立ち並んで居る峯々の頂上などまでどつしりと重みついて來たやうに見ゆる。 漸々紅らみそめた木の實を搜るいろ/\の鳥の聲....
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  • タイトル: 一家
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  友人と共に夕食後の散歩から歸つて來たのは丁度七時前であつた。 夏の初めにありがちのいやに蒸し暑い風の無い重々しい氣の耐へがたいまで身に迫つて來る日で、室に入つて洋燈を點けるのも懶いので、暫くは戲談口などきき合ひながら、黄昏の微光の漂つて居る室の中に、長々と寢轉んでゐた。  しば......
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  • タイトル: 梅雨紀行
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  發動機船は棧橋を離れやうとし、若い船員は纜を解いてゐた。 惶てゝ切符を買つて棧橋へ駈け出すところを私は呼びとめられた。 いま休んでゐた待合室内の茶店の婆さんが、膳の端に私の置いて來た銀貨を掌にしながら、勘定が足らぬといふ。 足らぬ筈はない、四五十錢ばかり茶代の積りに餘分に置いて來た。 ...
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  • タイトル: 湯槽の朝
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  三月廿八日、午前五時ころ、伊豆湯ケ島温泉湯本館の湯槽にわたしはひとりして浸つてゐた。  温まるにつれて、昨夜少し過した酒の醉がまたほのかに身體に出て來るのを覺えた。 わたしは立つて窓のガラスをあけた。 手を延ばせば屆きさうな所に溪川の水がちよろ/\と白い波を見せて流れてゐた。 ツ...
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  • タイトル: 庭さきの森の春
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  濱へ出る漁師たちの徑に沿うたわたしの庭の垣根は、もと此處が桃畑であつた當時に用ゐられてゐた儘のを使つてゐる。 杭も朽ち横に渡した竹も大方は朽ちはてゝゐるのであるが、其處に生えた篠竹やその間に匐うてゐる蔓草のために辛うじて倒壞を免れてゐる。 蔓草も幾種類か匐うてゐる樣であるが、通蔓草......
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  • タイトル: 鴉と正覚坊
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要: 正覺坊  いつもより少し時間は遲かつたが、晩酌前の散歩をして來ようと庭つゞきの濱の松原へ出かけて行つた。 其處には松原を縱に貫いて通じてゐる靜かな小徑があり、朝夕私の散歩徑となつてゐる。 一二町も歩いたところで、濱から上つてその小徑を切る小徑がある。 其處で三人連の漁師の子... ...
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  • タイトル: たべものの木
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は寢上戸とかいふ方で、酒に醉ふと直ぐ眠つてしまふ。 いまの晩酌が大抵五時半か六時から始つて七時半か八時に及ぶ。 飮むだけ飮んでしまへばものゝ三十分と起きてはゐられないで床に潜る。 そして午前の二時か三時、遲くも四時には起き上つて書齋に坐る。 そのために其處には小さな爐が切つてあり、...
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  • タイトル: 花二三
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  梅のかをりを言ふ人が多いが、私は寧ろ沈丁花を擧げる。 梅のいゝのは一輪二輪づつ枯れた樣な枝の先に見えそめた時がいゝので、眞盛りから褪せそめたころにかけては誠に興ざめた眺めである。 そしてその頃になつて漸く匂ひがたつて來る。 もつとも一輪摘んで鼻の先に持つて來れば匂ふであらうがそれでは....
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  • タイトル: 藤の花
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は五六歳のころから齒を病んだ。 そして十歳の春、私の村にない高等小學校に入るために、村から十里離れた或る城下町の父の知人の家に預けられ、其處でも一二年續いて齒痛のために苦しめられた。  預けられた二三軒先の隣に鈴木の健ちやんといふ仲よしの同級生がゐた。 子供の眼にもつく美少年で....
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  • タイトル: 金比羅参り
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  少年世界愛讀者諸君。 これはわたしの小さかつた時の思ひ出話で、小説ではありませぬ。 地名人名等、すべて本名を用ゐてあります。  わたしの十二歳の春、丁度高等の二年から三年に移らうとしてゐた時の、今から三十三年以前の話です。 その頃は小學校の學級の制度が現在とは違つてをり、尋常科高...
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  • タイトル: 酒と歌
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  今まで自分のして來たことで多少とも眼だつものは矢張り歌を作つて來た事だけの樣である。 いま一つ、出鱈目に酒を飮んで來た事。  歌を作つて來たとはいふものゝ、いつか知ら作つて來たとでもいふべきで、どうも作る氣になつて作つて來たといふ氣がしない。 全力を擧げて作つて來たといふ氣がしな....
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  • タイトル: 家のめぐり
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  先づ野蒜を取つてたべた。 これは此處に越して來た時から見つけておいたもので、丁度季節なので三月の初め掘つて見た。 少し過ぎる位ゐ肥えてゐた。 元來此處の地所は昨年の春までは桃畑であつた。 百姓たちが桃畑の草をとつて畑つゞきの松林の蔭に捨て、毎年捨てられた草が腐つて所謂腐草土となり、そ...
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  • タイトル: なまけ者と雨
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。 どんよりと曇つて居られると、頭は重く、手足はだるく眼すらはつきりとあけてゐられない様な欝陶しさを感じがちだ。 無論為事は手につかず、さればと云つてなまけてゐるにも息苦しい。  それが静かに四辺を濡らして降り出して来た雨を見ると、漸く手足もそれ/....
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  • タイトル: 秋草と虫の音
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要:  秋草の花のうち、最も早く咲くは何であらう。 萩、桔梗、などであらうか。  桔梗も花壇や仏壇で見ては、厭味になりがちである。 野原のあを/\とした雑草のなかに、思ひがけない一輪二輪を見出でた時が本統の桔梗らしい。  汽車が甲州の韮崎駅を出て次第に日野春、小淵沢、富士見、といふ風...
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  • タイトル: 村住居の秋
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要: 小さな流  この沼津の地に移住を企てゝ初めて私がこの家を見に来た時、その時は村の旧家でいま村医などを勤めてゐる或る老人と、その息子さんと、この家の差配をしてゐる年寄の百姓との四人連で、その老医の息子さんが私たちの結んでゐる歌の社中の一人であるところから斯んな借家の世話などを... ...
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  • タイトル: 小さな鶯
    著者: 若山牧水
    出版社: ConTenDo
    概要: ちひさな鶯  雪のつもつた  枝から枝へ  ちひさな鶯  あをい羽根して  ぴよんぴよん渡る  小枝さらさら  雪はちらちら  ちらちら動いて  羽根はあを  あアをい鶯なぜ鳴かぬ  うぐひすよ  うぐひすよ  ちひさな鶯寒むいか  寒くば... ...
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