いらっしゃいませ ゲスト様

ー 今、あなたの読みたいをすぐ叶えます ー

»TOP > 著作者別 > 豊島与志雄
Twitter  Facebook 

豊島与志雄

検索結果207件中1件から45件までを表示
ページ:1  2  3  4  5次へ≫
  • タイトル: ジャン・クリストフ 01 序
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  フランス大革命を頂点とする十八世紀より十九世紀への一大転向、隷属的封建制度の瓦解と自由統一的立憲制度の成育とは、新世界をもたらすものと考えられていた。 そして実際新世界は開かれた。 しかしそこにはさらに本質的な暗雲が深くたちこめていた。 その暗雲を払わんがためには、さらに十九世紀より....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: レ・ミゼラブル 02 改訳について
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 「レ・ミゼラブル」の翻訳を私が仕上げたのは、ずいぶん以前のことである。 年少菲才の身をもって事にあたったので、意に満たぬ点が多々あった。 しかるに今度改訂の機会を得て、旧稿に手を入れてみた。  翻訳の仕事の難事であることは言うまでもない。 ことに、自由奔放にペンを走らしたと思える「...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: レ・ミゼラブル 01 序
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  一七八九年七月バスティーユ牢獄の破壊にその端緒を開いたフランス大革命は、有史以来人類のなした最も大きな歩みの一つであった。 その叫喊は生まれいずる者の産声であり、その恐怖は新しき太陽に対する眩惑であり、その血潮は新たに生まれいでた赤児の産湯であった。 そしてその赤児を育つるに偉大な......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 随筆評論集「文学以前」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 随筆評論集「文学以前」後記 豊島与志雄  感想や随筆の類は、折にふれて書いてるようでいて、いざ一冊の書物にまとめるとなると、わりに分量が少いものである。 殊に、書物に収録するに堪えられず、反古として捨てなければならないようなものが多いのは、筆者として悲しいことである。  ......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 随筆評論集「情意の干満」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 随筆評論集「情意の干満」後記 豊島与志雄  本書に収められてるものは、私が書いたすべての随筆や感想の中から選択されたものである。 ――但し、このすべてということには、聊かの制限がある。 終戦後に書かれたものを中心とする随筆感想集「文学生活」というのが、本書よりは恐らく二ヶ月ば......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 随筆評論集「書かれざる作品」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 随筆評論集「書かれざる作品」後記 豊島与志雄  本書に収められてる文章は、大正十四年から昭和八年までの間に、折にふれて書かれたものである。 そして、昨年とか今月とかいうような言葉が散見されるし、時日が事柄と重要な関係を持つものもあるし、殊に感想の類は、当時の文芸的社会的情勢... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小説集「山吹の花」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 小説集「山吹の花」後記 豊島与志雄  短篇集を一冊まとめるについて、作品をあれこれ物色してるうちに、つい、近作ばかり集める結果となってしまった。 時間的に距離の近いものほど、感情のつながりが濃いからであろうか。 その代り、作品の出来栄えについては、却って自分には見えにくい。 .....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小説集「白塔の歌」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 小説集「白塔の歌」後記 豊島与志雄  本書に収められてる六つの小説は、みな、「近代伝説」として書かれたものである。  近代伝説とは、茲では、或る創作方法を謂うのであり、随って、作品の或る性格を謂うのである。  小説の苦渋があまりに多すぎるとするならば、その苦渋を乗り越......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小説集「白蛾」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 小説集「白蛾」後記 豊島与志雄  ここに収めた作品はみな、近代説話として書いたものばかりである。 近代説話というのは、私が勝手に造った名前で、或る一種の創作方法で書かれたもののことを指す。  終戦後、物が自由に書けるようになってから、私はおもに小説を書いた。 そして作者とし....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小説集「聖女人像」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 小説集「聖女人像」後記 豊島与志雄  終戦後私は、普通の小説を少しく書き、近代説話と自称する小説を多く書いた。 この近代説話ものについては、聊か特殊の意図があったのである。  いったい、短篇小説では、作者が真に言いたいこと、つまり作品の中核は、煎じつめれば案外に僅かなもの......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小説集「秦の憂愁」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 小説集「秦の憂愁」後記 豊島与志雄  戦乱の期間中、私は幾度か中華民国に旅して、おもに上海に滞留した。 そして彼地の有力な精神の代表者の一人として、秦啓源を捉えた。 その生活や思想や人柄に、或は逆に私の方が捉えられたのかも知れない。 ――この秦啓源のことを、私はだいたい本書の作....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 小説集「白い朝」後記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 小説集「白い朝」後記 豊島与志雄  茲に収められてるものは、都会の知識階級のおかしな物語である。 これらの物語はみな、小悪魔の角度から眺められた。 小悪魔は虚構の人物であるが、この場合、必要な創作技法であり、モラール探求の特殊な触手であった。 だが、この類の物語を更に蒐集するこ....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 窓にさす影
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  祖母の病気、その臨終、葬式、初七日と、あわただしい日ばかり続く。 私はまだ女学生のこととて、責任ある仕事は持たなかったが、いろいろなことをお手伝いしなければならなかった。 その合間に、ほっと息をつくと、窓の方が気にかかるのだった。  窓というものは、たいてい同じようなもので、特別....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 庶民生活
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  自動車やトラックやいろいろな事輌が通る広い坂道があった。 可なり急な坂で、車の滑りを防ぐためにでこぼこの鋪装がしてあった。 自転車の達者な者は、一気に走り降りることも出来たが、昇りはみな徒歩で自転車を押し上げた。  その坂道を昇りきったところ、逆に言えば降り口に、小さな中華ソバ屋....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 絶縁体
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:      一  市木さんといえば、近所の人たちはたいてい知っていた。 それも、近所づきあいをするとか、気軽に話しかけるとか、いうのではなかった。 また、市木さんが世間的に有名だからでもなかった。 往来で出逢って、会釈し合うこともなかった。 だが、市木さんという名前がもちだされると...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 花子の陳述
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  それは、たしかに、この花子が致したことでございます。 けれど、悪意だとか企らみだとか、そのようなものは少しもありませんでした。 ずいぶん辛抱したあげく、しぜんにあのようなことになりましたのです。  父の一周忌がすみましてから、二階の六畳と三畳の二室は、母のお友だちからの頼みで、須....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: どぶろく幻想
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  四方八方から線路が寄り集まり、縦横に入り乱れ、そしてまた四方八方に分散している。 糸をこんぐらかしたようだ。 あちこちに、鉄の柱の上高く、または地面低く、赤や青の灯がともり、線路のレールを無気味に照らしている。 ぱっと明るくなり、轟々と響く。 それが右往左往する。 電車や汽車が通る...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 死因の疑問
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  二月になって、思いがけなく、東京地方に大雪が見舞った。 夕方から降り出したのが、夜にはひどい吹雪となり、翌朝は止んでいたが、見渡す限り地上一面に真白。 吹雪のこととて、積りかたはさまざまだが、崖下の吹き溜りなどには、深さ一メートルに及ぶところもあった。  雪のあとはたいてい、から....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 怒りの虫
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  欝ぎの虫、癪の種、さまざまなものが、人間のなかに住んで、正常な感情を引っ掻きまわすと言われているが、ここに、木山宇平のなかには怒りの虫がいつしか巣くったと、周囲の人々から見られるようになった。 彼は元来、至って温厚な性質だったのだが、近頃、なにかにつけて腹立ちっぽくなったのである... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 無法者
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  志村圭介はもう五十歳になるが、頭に白髪は目立たず、顔色は艶やかで、そして楽しそうだった。 十年前に妻を亡くしてから、再婚の話をすべて断り、独身生活を続けている。 二人の子供の世話と家事の取締りは、遠縁に当る中年の女がやってくれるし、その下に二人の女中が働いているので、彼はいつも自由......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 母親
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  ――癖というのか、習慣というのか、へんなことが知らず識らずに身についてくる。 吉岡にもそれがあった。 十一月十五日、七・五・三の祝い日に、彼は炬燵開きをするのだった。 炬燵開きといっても、大したことではない。 独身の貧しい彼のことだ。 押入の片隅から、古ぼけた炬燵と薄い掛布団とを取...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 好人物
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:      一、高木恒夫の告白  人生には、おかしなことがあるものだ。 三千子は僕に対して、腹を立ててるようだが、それもおかしい。 僕は彼女の意に逆らったことは一度もなく、すべて彼女の言いなり次第になっているのに、彼女一人でなにか苛ら立って、僕を怒らせようと仕向け、それでも僕が一......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 新妻の手記
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  結婚してから、三ヶ月は夢のように過ぎた。 そして漸く私は、この家庭の中での自分の地位がぼんやり分ってきた。  家庭といっても、姑と夫と私との三人きり。 姑はもう五十歳ほどだが、主人の死後、長年のあいだ一人で家事を切り廻してきたひとで、気力も体力もしっかりしている。 夫は会社員であ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 男ぎらい
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  男ぎらいと、ひとは私のことを言うけれど、そうときまったわけのものではありません。 男のひとは、だいたいいいえ皆が皆、厭らしく穢ならしく、だから私は嫌いです。 厭らしくも穢ならしくもなく、ほんとにすっきりしたひとがあったら、私だって好きにならないとも限りません。 釈迦牟尼とかマホメット....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 雷神の珠
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、世の中にいろんな神が――風の神や水の神や山の神などいろんな神が、方々にたくさんいた頃のこと、ある所に一人の長者が住んでいました。 その長者が、ある日、他国から来た旅人から、次のような話を聞きました。  ――雷の神が空から落ちると、その落ちたところに......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 夢の卵
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  遠い昔のことですが、インドの奥に小さな王国がありました。 その国の王様の城は、高い山のふもとに堅い岩で造られていました。 前にはきれいな谷川が流れており、後ろには広い森が茂っていました。 谷川の水はいつも冷たく澄みきって、苔むした岩の間にさらさらと音を立てていま....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 山の別荘の少年
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は一年間、ある山奥の別荘でくらしたことがあります。 なかば洋館づくりの立派な別荘でした。 番人をしている五十歳ばかりの夫婦者と、その甥にあたる正夫という少年がいるきりでした。 私は正夫とすぐに親しくなって、いろいろなことを語りあい、いろいろなことをして遊びました。 たくさん思い出が...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 街の少年
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  港というものは、遠く海上を旅する人々の休み場所、停車場というものは、陸上を往き来する人々の休み場所、どちらもにぎやかなものです。 その港と停車場とがいっしょに集まると、さらににぎやかでおもしろいものです。  インドのある都会の、港と停車場をむすびつける広場......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 彗星の話
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、ギリシャの片田舎に、ケメトスという人がいました。 小さい時に両親を失って、お祖父さんの手で育てられていましたが、非常な乱暴者で、近所の子供達と喧嘩をしたり、他人の果樹園に忍び込んで、林檎や無花果の実を盗んだり、野山を駆け廻ったりして、その日その日を遊... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 不思議な帽子
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  ある大都会の大通りの下の下水道に、悪魔が一匹住んでいました。 まっ暗な中でねずみやこうもりなんかと一緒に、下水の中の汚物等をあさって暮らしていました。 ところがある時、下水道の中に上の方から明るい光がさしていましたので、何だろうと思って寄ってゆくと、下水道の掃......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ひでり狐
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  ある夏、大変なひでりがしました。 一月ばかりの間、雨は一粒も降らず、ぎらぎらした日が照って、川の水はかれ、畑の土はまっ白に乾き、水田まで乾いてひわれました。 そして田畑の作物はもとより草や木までも、萎びて枯れかかりました。  田舎の人達は心配でたまりませんで....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 長彦と丸彦
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、近江80の国、琵琶湖の西のほとりの堅田に、ものもちの家がありまして、そこに、ふたりの兄弟がいました。 兄はたいへん顔が長いので、堅田の顔長の長彦といわれていましたし、弟はたいへん顔が丸いので、堅田の顔丸の丸彦といわれていました。  顔長の長彦は、体......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 天狗笑
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、ある山裾に、小さな村がありました。 村のうしろは、大きな森から山になっていまして、前は、広い平野にうつくしい小川が流れていました。 村の人たちは、平野をひらいて穀物や野菜を作ったり、野原に牛や馬を飼ったりして、たのしく平和にくらしていました。  村の....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 泥坊
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  ある所に、五右衛門というなまけ者がいました。 働くのがいやでいやでたまりません。 何か楽に暮らしてゆける途はないかと考えていますと、むかし石川五右衛門という大盗人がいたということを聞いて、自分も五右衛門という名前だから、泥坊になったらいいかも知れないと考えまし......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 天狗の鼻
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、ある所に大きな村がありました。 北に高い山がそびえ、南に肥沃な平野がひかえ、一年中暖かく日が当って、五穀がよく実り、どの家も富み栄えて、人々は平和に楽しく暮らしていました。  ところがこの村に、不思議なことが起こってきました。 夕方たんぼから帰ってき....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 天下一の馬
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  ある田舎の山里に、甚兵衛という馬方がいました。 至ってのんき者で、お金がある間はぶらぶら遊んでいまして、お金がなくなると働きます。 仕事というのは、山から出る材木を、五里ばかり先の町へ運ぶのです。 ぷーんと新しい木の香りがする丸や四角の材木を、丈夫な荷馬車に積み....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 手品師
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  昔ペルシャの国に、ハムーチャという手品師がいました。 妻も子もない一人者で、村や町をめぐり歩いて、広場に毛布を敷き、その上でいろんな手品を使い、いくらかのお金をもらって、その日その日を暮らしていました。 赤と白とのだんだらの服をつけ三角の帽子をかぶって、十二本......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 狸のお祭り
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、ある片田舎の村外れに、八幡様のお宮がありまして、お宮のまわりは小さな森になっていました。  秋の大変月のいい晩でした。 その八幡様の前を、鉄砲を持った二人の男が通りかかりました。 次郎七に五郎八という村の猟師でありまして、その日遠くまで猟に行って、帰....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 正覚坊
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  正覚坊というのは、海にいる大きな亀のことです。 地引網を引く時に、どうかするとこの亀が網にはいってくることがあります。 すると漁夫達は、それを正覚坊がかかったと言って大騒ぎをします。 正覚坊が網にかかるときっと大漁がある、と言われているのです。 漁夫達は皆集まって正覚坊をとり巻き、近...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: コーカサスの禿鷹
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  コーカサスに、一匹の大きな禿鷹がいました。 仲間の者達と一緒に、高い山の頂に住んで、小鳥を取って食べたり、麓の方へ下りてきて、死んだ獣の肉をあさったりしていましたが、ある時ふと、ひょんな考えを起こしました。 「自分は仲間の誰よりも、体が大きく、力が強く、知......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 銀の笛と金の毛皮
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  むかし、あるところに、エキモスという羊飼いの少年がいました。 父も母もないみなし児で、毎日、羊のむれの番をしてくらしていました。  青々とした野原に、羊たちはたのしくあそんでいます。 野の花のあいだに、うつくしい蝶がとびまわっています。 木立のなかや空たかく...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 金の目銀の目
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       まっ白いネコ  九州の北海岸の、ある淋しい村に、古い小さな神社がありました。 その神社のそばのあばら屋に、おじいさんとおばあさんとが住んでいました。 おじいさんは、神社の神主で、ふだんは、近くの人達のためにお祈りをしてやったり、子供達にお習字のけいこをしてやったりし......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: キンショキショキ
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  今のように世の中が開けていないずっと昔のことです。 ある片田舎の村に、ひょっこり一匹の猿がやって来ました。 非常に大きな年とった猿で、背中に赤い布をつけ、首に鈴をつけて、手に小さな風呂敷包みを下げていました。  村の広場で遊んでいた子供達は、その不思議な猿を....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 影法師
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要:       一  うしろに山をひかえ前に広々とした平野をひかえてる、低いなだらかな丘の上に、小さな村がありました。 村の東の端に、村一番の長者の屋敷がありまして、その塀の外の広場は、子供たちの遊び場所でした。  白く塗った土塀、左手はゆるやかな山すそで、いろんな灌木や草がは......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: お山の爺さん
    著者: 豊島与志雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 一 おうさむこさむ やまからこぞうがないてきた なーんとてないてきた さむいとてないてきた。  こういう歌を皆さんはご存じでしょう。 この歌が流行り始めた頃には、おもしろい話がそれについていたものです。 この歌をうたって山の近くでたき火をしていると、一寸法師の子僧が....
    商品価格: ¥0(税込)
ページ:1  2  3  4  5次へ≫

コンテンツフィルタ

"購入可能なコンテンツ"はご利用端末で購入いただけるコンテンツのみを表示します。

設定をリセット

電子書籍サイト[ConTenDo|コンテン堂]はコンテンツの交差点となるプレイスを目指して様々な良いコンテンツを展開します。
電子書籍にとどまらず映像、画像なども取り扱います。話題のEPUBおよびPDF形式を揃えています。

レコードやCDを『ジャケ買い』ってしませんでしたか?
ジャケットがグッドデザインだと買ってしまったりする購買行動のことです。
コンテン堂では、表紙が一番魅力的に見えるようにサイト・デザインされています。
電子書籍も『ジャケ買い』は素敵なコンテンツとの出会い方法としてもオススメです。

電子書籍を探すときはタイトルや著者名がわからないと結構探しにくいものです。コンテン堂は『ワードサーフィン』というまったく新しい本探しメソッドを提案しています。思ってもいなかった『本との出会い』をお楽しみ下さい。