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検索結果8,890件中46件から90件までを表示
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  • タイトル: 図書館協会六十周年に寄せて ――大衆に奉仕する一大組織体へ
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  ユネスコの国際的報告書を読むと、日本はイスラエルとパキスタンにはさまれて、日本は図書館に関して処女地 Virgin Soil であると書いてあるにすぎぬのである。  私はこの数行を読むとき、いかにも敗れたる国のみじめな国際的取り扱いの地位を感じさせられたのである。  一等国......
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  • タイトル: 「焚書時代」を脱却 ――図書館法成立にあたって
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  これまで書店と図書館は、あたかも商売仇のような感じをお互いにもっていたときもあった。  それは図書館が個々に孤立して、その数の少ないときはその意味もあった。  今ここに図書館法が通過してみると、五ヵ年後は、一万五百の図書館が、半分の国庫補助を得て、その体系をととのえることと......
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  • タイトル: 無題 月刊文芸雑誌 樹木と果実 初号三月一日発行
    著者: 石川啄木
    出版社: ConTenDo
    概要: 『樹木と果實』は赤色の表紙に黒き文字を以て題號を印刷する雜誌にして主に土岐哀果、石川啄木の二人之を編輯す。 雜誌は其種類より言へば正に瀟洒たる一文學雜誌なれども、二人の興味は寧ろ所謂文壇の事に關らずして汎く日常社會現象に向ひ澎湃たる國民の内部的活動に注げり。 雜誌の立つ處自ら現時の諸......
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  • タイトル: 木曽の怪物 ――「日本妖怪実譚」より
    著者: 岡本綺堂
    出版社: ConTenDo
    概要:  これは亡父の物語。 頃は去る明治二十三年の春三月、父は拠ろなき所用あって信州軽井沢へ赴いて、凡そ半月ばかりも此の駅に逗留していた。 東京では新暦の雛の節句、梅も大方は散尽くした頃であるが、名にし負う信濃路は二月の末から降つづく大雪で宿屋より外へは一歩も踏出されぬ位、日々炉を囲んで春......
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  • タイトル: 文学的散歩 プルウストの小説構成
    著者: 堀辰雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は先頃プルウストについてエッセイを書いた時、プルウストの小説の構成については敢へて觸れようとしなかつた。 その時はまだプルウストの小説を切れぎれにしか讀んでゐなかつたから。 そして小説の構成などと云ふものは全體を通讀して見た上でなければ分るものではあるまいから。 しかし私はそれを切....
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  • タイトル: 新生の門 ――栃木の女囚刑務所を訪ねて
    著者: 林芙美子
    出版社: ConTenDo
    概要:  わたしは刑務所を見にゆくと云うことは初めてのことです。 早い朝の汽車のなかで、わたしは呆んやり色々のことを考えていました。  この刑務所をみにゆくと云うことは、本当は一ヶ月前からたのまれていたのですけれど、何だか自分の気持ちのなかに躊躇するものがあって、のびのびに今日まで待って......
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  • タイトル: 苦楽 ある人の問いに答えて――絵を作る時の作家の心境について私はこう考えています。
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  一  画の作家が、画をつくることについて、ある作家は、これを苦しみだと言います、それからある作家は、楽しみだと言います。  作家が画を作ることが、果たして苦しみでしょうか、また楽しみでしょうか。  これは考えようによって、どちらも本とうだと言えましょう。 私は画... ...
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  • タイトル: 最初の出品画 ――四季美人図――
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  今でこそ洋画にしろ日本画にしろ、モデルというものが大きな問題となっているが、今から四、五十年も前の我が画壇をふり返ってみると、そんなものはまるでなかった。  私の最初の展覧会出品画は「四季美人図」であって、これは明治二十三年、東京で開かれた第三回勧業博覧会に出品したもので... ...
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  • タイトル: 靄の彼方 ――現代風俗描写への待望――
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要:  心忙しい気もちから脱れて、ゆっくり制作もし、また研究もしたいと年中そればかりを考えていながら、やはり心忙しく過ごしています。 そんならそれで、その心忙しい程度に何か出来るかと申しますと、一向何もかもハカどらないのには、自分ながら愛想がつきます。 世間の作家たちのことは、あまり知らな......
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  • タイトル: 余齢初旅 ――中支遊記――
    著者: 上村松園
    出版社: ConTenDo
    概要: 海を渡りて  年々、ずいぶんあわただしい生活がつづいている。 こんな生活をいつまでもつづけていてはならないとおもう。  年中家にいて、電話がかかって来る。 人がたえず訪ねてくる。 ひっきりなしである、とてもめまぐるしい。 その騒然雑然たるさまはとても世間の人たちに... ...
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  • タイトル: 最低の古典 ――新かなづかひと漢字制限――
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 現代かなづかひがきまつたのはともかくめでたいことと思ふ。 ただ、それについて大きな用意があるのかといふことだけをききたい。 歴史かなづかひといふものは、われわれ国民、年寄りから低いところは国民学校の子供に至るまで、これを以てほこりとしてゐる最低の古典なのだから、これに代るべきものが用......
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  • タイトル: 法学とは何か ――特に入門者のために
    著者: 末弘厳太郎
    出版社: ConTenDo
    概要: 一 はしがき  一 四月は、毎年多数の青年が新たに法学に志してその門に入ってくる月である。 これらの青年に、法学が学問として一体どういう性質を持つものであるかについて多少の予備知識を与えるのが、この文章の目的である。  無論、本当のことは、入門後自らこの学問と取り組んで相当......
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  • タイトル: レンズとフィルム ――それも一つの性格である――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要:  1  引金を引くような心持ちで指でふれる時、フィルムはすでに回転している。 レコーダーは五フィート、十フィートと記録していく、重い感じの機械音を撮るものにとっては、ある大きな組織の中に巻き込まれている感じである。 一コマ一コマの構図に眼は繰り入れられてはいるけれども、心はより......
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  • タイトル: 図書館法の成立 ――燃えひろがる火は点ぜられた――
    著者: 中井正一
    出版社: ConTenDo
    概要: 図書館法の成立 ――燃えひろがる火は点ぜられた―― 中井正一  あの戦争のさ中、或る兵器を造っている人が次のような面白いことをいった。 「『零戦』のような飛行機ができるためには、五十年位義務教育が行われている、文化の高い国でないと出来ない。 例えば、一ミリの幾万分の一と......
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  • タイトル: 合理的、同時に多量の人間味 ――相互印象・菊池寛氏――
    著者: 芥川龍之介
    出版社: ConTenDo
    概要:  菊池は生き方が何時も徹底している。 中途半端のところにこだわっていない。 彼自身の正しいと思うところを、ぐん/\実行にうつして行く。 その信念は合理的であると共に、必らず多量の人間味を含んでいる。 そこを僕は尊敬している。 僕なぞは芸術にかくれるという方だが、菊池は芸術に顕われる―...
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  • タイトル: 学生と生活 ――恋愛――
    著者: 倉田百三
    出版社: ConTenDo
    概要:  一 学窓への愛と恋愛  学生はひとつの志を立てて、学びの道にいそしんでいるものである。 まず青雲を望み見るこころと、学窓への愛がその衷になければならぬ。 近時ジャーナリストの喧声はややもすれば学園を軽んじるかに見える。 しかし今日この国に必要なのはむしろ新しき、健やけき... ...
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  • タイトル: 万葉集に現れた古代信仰 ――たまの問題――
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 万葉集に現れた古代信仰といふ題ですが、問題が広過ぎて、とりとめもない話になりさうです。 それで極めて狭く限つて、只今はたまに関して話してみます。 玉といへば、光りかゞやく美しい装飾具としての、鉱石の類をお考へになるでせう。 又、万葉集で「玉何」と修飾の言葉としてついてゐるのは、その....
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  • タイトル: 「美しかれ、悲しかれ」 窪川稲子さんに
    著者: 堀辰雄
    出版社: ConTenDo
    概要: 1 十月六日、鎌倉にて  お手紙うれしく拝読いたしました。 半年ぶりで軽井沢から鎌倉に戻ってきたばかりで、まだ何か気もちも落ちつかないままにお返事を遅らせておって申訳ありません。  丁度軽井沢を立ってくる前に、いただいた御本の中の「樹々新緑」などをなつかしく拝読して参った......
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  • タイトル: 卜居 津村信夫に
    著者: 堀辰雄
    出版社: ConTenDo
    概要:  この家のすぐ裏がやや深い谿谷になっていて――この頃など夜の明け切らないうちから其処で雉子がけたたましく啼き立てるので、いつも私達はまだ眠いのに目を覚ましてしまう程だが、――それでも私はその谿谷が悪くなく、よく小さな焚木を拾いがてらずんずん下の方まで降りていったりする。 その谿谷の... ...
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  • タイトル: 男心とはかうしたもの 女のえらさと違う偉さ
    著者: 岡本かの子
    出版社: ConTenDo
    概要: 尊敬したい気持  結婚前は、男子に対する観察などいつても、甚だ漠然としたもので、寧ろこの時代には、男とも、女とも意識しなかつた位です。  それが結婚して、やうやく男子に対する自覚が出来、初めて男といふものが解つた時、私の感じたのは、男子といふものは事業慾が強くて、... ...
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  • タイトル: 『土』に就て 長塚節著『土』序
    著者: 夏目漱石
    出版社: ConTenDo
    概要: 「土」が「東京朝日」に連載されたのは一昨年の事である。 そうして其責任者は余であった。 所が不幸にも余は「土」の完結を見ないうちに病気に罹って、新聞を手にする自由を失ったぎり、又「土」の作者を思い出す機会を有たなかった。  当初五六十回の予定であった「土」は、同時に意外の長篇として....
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  • タイトル: 六日間 (日記)
    著者: 与謝野晶子
    出版社: ConTenDo
    概要:  三月七日  机の前に坐ると藍色の机掛の上に一面に髪の毛の這つて居るのが日影でまざまざと見えた。 私はあさましくなつて、何時の間にか私の髪がこんなに抜け零れて、さうして払つてもどうしても動かずに、魂のあるやうにかうして居るのかとじつと見て居た。 さうすると落ち毛が皆一寸五分位の長さ......
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  • タイトル: 女の顔 私の好きな
    著者: 黒田清輝
    出版社: ConTenDo
    概要:  その時代によつて多少の相異はあるがクラシツクの方では正しい形を美の標準としてゐる。 然し私には、このクラシツクの方でいふ正しい形は、どうも厳格すぎるやうな感じがする。  即ちこれを日本人に応用すると混血児になつてしまふ。 嫌ひといふではないが絵にするには少し申分がある。 眼のパツ...
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  • タイトル: 楽しき生涯 韻なき紀律なき一片の真情
    著者: 内村鑑三
    出版社: ConTenDo
    概要: 我の諂ふべき人なし 我の組すべき党派なし 我の戴くべき僧侶なし 我の維持すべき爵位なし 我に事ふべきの神あり 我に愛すべきの国あり 我に救ふべきの人あり 我に養ふべきの父母と妻子あり 四囲の山何ぞ青き 加茂の水何ぞ清き 空の星何ぞ高き 朝の風何ぞ爽き... ...
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  • タイトル: 風景 純銀もざいく
    著者: 山村暮鳥
    出版社: ConTenDo
    概要: いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのな... ...
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  • タイトル: 産屋 萩原朔太郎君に献ず
    著者: 芥川龍之介
    出版社: ConTenDo
    概要: 産屋 萩原朔太郎君に獻ず 芥川龍之介  男は河から蘆を切つて來て、女の爲に産屋を葺いた。 それから又引きかへして、前の河の岸へ行つた。 さうして切りのこした蘆の中に跪いて、天照大神に、母と子との幸ひを祈つた。  日がくれかかると、女は産屋を出て、蘆の中にゐる男の所へ來た。 ...
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  • タイトル: 鉄鉢と魚籃と ――其中日記から――
    著者: 種田山頭火
    出版社: ConTenDo
    概要:  九月三日。  曇、さすがに厄日前後らしい天候。  朝は梅茶三杯ですます。 身心を浄化するには何よりもこれがよろしい。  前栽の萩――それは一昨年黎々火君と共に裏山から移植したもの――が勢よく伸びて、びっしり蕾をつけている。 早いのはぽつぽつ咲きだしている。 萩は何とな...
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  • タイトル: 砕けた瓦 (或る男の手帳から)
    著者: 種田山頭火
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は此頃自から省みて『私は砕けた瓦だ』としみじみ感ぜざるをえないようになった。 私は瓦であった、脆い瓦であった、自分から転げ落ちて砕けてしまう瓦であったのだ。  玉砕ということがあるが、私は瓦砕だ。 それも他から砕かれたのではなくて、自から砕いてしまったのだ。 見よ、砕けて散った...
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  • タイトル: 殺人狂の話 (欧米犯罪実話)
    著者: 浜尾四郎
    出版社: ConTenDo
    概要:  殺人という大罪を犯すには種々な動機がある。 一番多いのは、怨恨とそれから利慾だろう。  怨みで人を殺すもの、金をとろう又は財産を得ようとして人を殺すもの、これ等はずい分数もあり日常の新聞紙上などにも盛んに出されるところだから一般にその理由はうなずく事が出来る。  ところがここ....
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  • タイトル: 道遠からん 四幕 ――または 海女の女王はかうして選ばれた――
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 原始の面影をそのまゝ伝へたやうなところと、近代の文明が到りついたところとを、あらゆる点で混ぜ合せた、ある時代の、ある地方の漁村である。 女性によつて社会及び家庭生活の主導権が握られてゐるために生じた風俗の転倒がみられるほか、人間の思想にも心理にも、その未来像らしいものは少しも示... ...
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  • タイトル: 春 ――二つの連作――
    著者: 岡本かの子
    出版社: ConTenDo
    概要: (一) 狂女の恋文 一  加奈子は気違いの京子に、一日に一度は散歩させなければならなかった。 でも、京子は危くて独りで表へ出せない。 京子は狂暴性や危険症の狂患者ではないけれど、京子の超現実的動作が全ての現代文化の歩調とは合わなかった。 たまたま表の往来へ出ても、電車、自動....
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  • タイトル: 喧嘩上手 (トオキイ脚本)
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 人物(画面に現はれる順) 春日珠枝更子の弟子 天城更子映画女優 老婢よし 武部日の出新報記者 横川更子のパトロン 嬉野弁護士 三堂微々漫画家 加治わたる 同右 中根六遍同右 新聞記者A 同B 同C 運転手 監督... (本文冒頭より抜粋)
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  • タイトル: 生存理由としての哲学 ――哲学界に与うる書――
    著者: 三木清
    出版社: ConTenDo
    概要:  時代は行動を必要とする、あらゆるものが政治的であることを要求している。 このときしかし、哲学するということは、およそ人間の生存理由もしくは意義をなし得るであろうか。 人間の「レエゾン・デエトル」として、哲学はいかなるものであるべきであろうか。 これは現代において、すべての哲学者にとっ....
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  • タイトル: かげろふ談義 ――菱山修三へ――
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  二ヶ月ばかりお目にかかりませんが、御元気のことは、時々人づてにきいてゐました。 さて、僕は今日、人々は笑ふばかりで、とりあつてくれさうもないことに就いてお喋りしたくなりましたので、君にあてて話しかける必要にせまられました。  東路の道のはてよりも、なほ奥つかたに生ひ出でたる人、......
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  • タイトル: 作者の言分 ――八月創作評を読んで――
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 作者の言分 ――八月創作評を読んで―― 坂口安吾  短評読みましたが、正面からの批評ではないので、あれを手掛りに返事のしやうもありません。 あの作品に対する僕の気持だけを一言のべておきます。  あの作品は僕の近頃のものでは異例に属し、近頃僕がほんとに書かうとしてゐること......
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  • タイトル: 日本人に就て ――中島健蔵氏へ質問――
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  健蔵兄、作品社から「中島健蔵氏へ質問」といふものを書けといふことで、文学には多々疑惑のみ溢れがちな日常ではあり渡りに舟と引受けたのですが、さて引受けてみて吃驚しました。 なるほど疑問は次から次へとあるやうですが、さてそれを謙虚な質問といふ形に表はしてみやうとすると、これが非常にむ... ...
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  • タイトル: 谷丹三の静かな小説 ――あはせて・人生は甘美であるといふ話――
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は祖国日本にいささか退屈を感じてゐる。 とはいへ、日本人であることを如何ともなしがたい私にとつて、これは憂鬱な出来事である。 いはば、私は私自身に退屈してゐるに違ひないといふ因果なふしあはせを自白しなければならないのである。  私はシニスムがきらひである。  人に自慰的な優...
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  • タイトル: 悲願に就て ――「文芸」の作品批評に関聯して――
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 「文芸」二月号所載、アンドレ・ジイドの「一つの宣言」は興味深い読物であった。 ドストエフスキーが、又偉大なる作家達が全てそうであったように、習慣的な人間観に抗して、人間の絶えざる再発見に努めてきたジイドは、ソヴエート聯邦に於て制度が人々を解放したばかりでなく、とうとう人間そのものを... ...
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  • タイトル: 鬼心非鬼心 (実聞)
    著者: 北村透谷
    出版社: ConTenDo
    概要:  悲しき事の、さても世には多きものかな、われは今読者と共に、しばらく空想と虚栄の幻影を離れて、まことにありし一悲劇を語るを聞かむ。  語るものはわがこの夏霎時の仮の宿とたのみし家の隣に住みし按摩男なり。 ありし事がらは、そがまうへなる禅寺の墓地にして、頃は去歳の初秋とか言へり。 .....
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  • タイトル: 文学オリンピツク ――主催国としてどうするか――
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  オリンピツク大会が今度東京で行はれるについて、その一部門たる文学オリンピツクをどうするかといふ問題が当局の間で評議に上つてゐるといふ話を聞いた。  この文学オリンピツクなるものが、従来の大会ではどういふ結果を収めたか、日本の新聞などは一向報道もしてゐないし、世間もその事情を知... ...
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  • タイトル: 「速水女塾」について ――演出覚え書――
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 「速水女塾」は昭和二十三年の作である。 私として戦後はじめての戯曲だけれども、それ以前約十年一日、いろいろな事情で、つい戯曲から遠ざかつてゐた。  そのせゐか、中央公論へ原稿を渡してしまつたら、あすこもここもと急に手を入れたくなり、いろいろ書き足したもので発表したい気持だつたが、......
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  • タイトル: 珍重すべき国際感覚 ――芥川賞(第二十六回)選後評――
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 珍重すべき国際感覚 ――芥川賞(第二十六回)選後評―― 岸田國士  今度の銓衡では、出席者のほとんど全部が、この「広場の孤独」を第一に推し、私もやゝ意を強くすることができた。 といふのは、これまで屡々、私が特に推したものが選に漏れてゐるからである。  この作品は、既に識......
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  • タイトル: 遺憾の弁 ――芥川賞(第二十四回)選後評――
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要:  今期は該当作品なし、といふ決定をみた経過については、私から特に説明する必要はないと思ふ。 私もそれに異議はなかつた。  候補作品九篇は、それぞれに候補作品たる理由と資格とをもつてゐたのだから、それにふさはしい特質だけは備へてゐるものだが、さて、そのうちから特に授賞の価値あると認......
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  • タイトル: 生活から学ぶ ――目立たない習慣
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 生活から学ぶ ――目立たない習慣 岸田國士  わたくしが子供の頃から身につけた習慣といえば、一般日本人なみの習慣以外になにもこれといつて取り立てて言うほどのことはない。 たゞ、今から考えて、これだけはもつと多くの日本人がそうであつたら、と思うような、ごく些細なことだが、案... ...
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  • タイトル: 心理の洞察 ――政治に求めるもの――
    著者: 岸田国士
    出版社: ConTenDo
    概要: 心理の洞察 ――政治に求めるもの―― 岸田國士  国民は当面の事態をもはやはつきり知つてゐる。 最も大きな苦難が眼の前に迫つてゐることを自覚し、この苦難を切り抜けることが勝利の第一歩であることを、誰に云はれなくても肝に銘じてゐる。 敵はやゝ図に乗つてゐるやうだがその弱点もほ......
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