倉田百三
検索結果10件中1件から10件までを表示
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タイトル: 学生と生活 ――恋愛――出版社: ConTenDo概要: 一 学窓への愛と恋愛 学生はひとつの志を立てて、学びの道にいそしんでいるものである。 まず青雲を望み見るこころと、学窓への愛がその衷になければならぬ。 近時ジャーナリストの喧声はややもすれば学園を軽んじるかに見える。 しかし今日この国に必要なのはむしろ新しき、健やけき... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 学生と読書 ――いかに書を読むべきか――出版社: ConTenDo概要: 一 書とは何か 書物は他人の労作であり、贈り物である。 他人の精神生活の、あるいは物的の研究の報告である。 高くは聖書のように、自分の体験した人間のたましいの深部をあまねく人類に宣伝的に感染させようとしたものから、哲学的の思索、科学的の研究、芸文的の制作、厚生実地上... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 学生と先哲 ――予言僧日蓮――出版社: ConTenDo概要: 一 予言者のふたつの資格 日蓮を理解するには予言者としての視角を離れてはならない。 キリストがそうであったように、ルーテルがそうであったように、またニイチェがそうであったように、彼は時代の予言者であった。 普通の高僧のように彼を見るのみでは、彼のユニイクな宗教的性格... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 学生と教養 ――教養と倫理学――出版社: ConTenDo概要: 一 倫理的な問いの先行 何が真であるかいつわりであるかの意識、何が美しいか、醜いかの感覚の鈍感な者があったら誰しも低級な人間と評するだろう。 何が善いか、悪いか、正不正の感覚と興味との稀薄なことが人間として低卑であることはそれにもまして恥じねばならぬことである。 人... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 愛の問題(夫婦愛) ――生命の法に随う――出版社: ConTenDo概要: 一人の男と一人の女とが夫婦になるということは、人間という、文化があり、精神があり、その上に霊を持った生きものの一つの習わしであるから、それは二つの方面から見ねばならぬのではあるまいか。 すなわち一つは宇宙の生命の法則の見地から見て、かりのきめであって、固執すると無理があると... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 俊寛出版社: ConTenDo概要: 人 法勝寺執行俊寛 丹波少将成経 平判官康頼 有王(俊寛の昔の家僮) 漁夫(男、女、童子ら数人) 丹左衛門尉基康(清盛の使者) その従者 数人 船頭 数人 時 平氏全盛時代 所 鬼界が島 第一幕 鬼界が島の海... (...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 芸術上の心得出版社: ConTenDo概要: 一、堅く堅く志を立てること。 およそ一芸に秀で一能に達するには、何事によらず容易なことではできない。 それこそ薪に臥し胆を嘗めるほどの苦心がいるものと覚悟せねばならない。 昔から名人の域に達した人が、どれほど苦しんだかということは歴史に伝わっている。 芸術は百芸の長である。 故に...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 婦人と職業出版社: ConTenDo概要: 今日の社会状態において、婦人を家庭へ閉じこめて、社会の生活戦線における職業に進出することを防ぐことは不可能である。 このことはたとい理想的社会が実現されたる暁においても、当為としての法則として、婦人の就職を妨げるいわれはない。 婦人も男子と同じく、その天分にしたがって、社会生活の職......商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 人生における離合について出版社: ConTenDo概要: 天の原かかれる月の輪にこめて別れし人を嘆きもぞする 私たちがこの人生に生きていろいろな人々に触れあうとき、ある人々はその感情の質が大変深くてかつ潤うているのに出会うものである。 そして経験によるとこの種の人々はその人生行路において切実な「別離」というものを味わった人々である... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 『出家とその弟子』の追憶出版社: ConTenDo概要: この戯曲は私の青春時代の記念塔だ。 いろいろの意味で思い出がいっぱいまつわっている。 私はやりたいと思う仕事の志がとげられず、精力も野心も鬱積してる今日、青春の回顧にふけるようなことはあまりないが、よく質問されるので、この戯曲のことから青春を思いかえすことがある。 私の青春はた....商品価格: ¥0(税込)