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北大路魯山人

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  • タイトル: 素人製陶本窯を築くべからず ――製陶上についてかつて前山久吉さんを激怒せしめた私のあやまち――
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要: (一)  私は日頃の心がけとして、後悔になるようなことは決してせんつもりでいるが、事実は、どうしてどうして大いに後悔することが次から次へ湧いて出て当惑することが少なくない。  例えば先年前山久吉さんを激怒せしめたなどはその例のゆゆしき一つである。 それが場所もあ... ...
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  • タイトル: 古陶磁の価値 ――東京上野松坂屋楼上にて――
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  展覧会のことはただいまお聞きのとおりでございますから繰り返して申し上げませぬが、私に喋れといわれましたことは、古陶磁はなぜそんなに尊いかということをいってくれというお話でありましたので、それをうまく申すことは出来ないと思いますが、まあ簡単にそれをいえるだけ申し上げてみたいと思っ... ...
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  • タイトル: 陶芸家を志す者のために ――芸術における人と作品の関係について――
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  私に陶器に関する講演をせよとのご依頼を受けましたが、何をどう申し上げてよいか困っております。  この学校ではどんなご希望をもっておられるか、何を期待しておられるか、日本と米国の習俗が全く相違していますので、どういうことを語るべきか、実は当惑しているところです。  殊に私の作......
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  • タイトル: 日本料理の要点 ――新雇いの料理人を前にして――
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要: 持ち味を生かす  星岡茶寮において、料理人の補充を京都の地に求めたのは、単に茶寮の幹部がみな京都人であるからばかりでなく、日本料理というものが、京都を源流にして発達しているからであって、京都という土地は、言わば日本料理の家元なのである。  今は京都も時世の推移とともに面白から... ...
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  • タイトル: 私の陶器製作について
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  あるやんごとなき御方の御下問に奉答した私の言葉の要約を摘記する。  ――あなたのなさってる陶器研究というのは釉薬の研究がむずかしいのですか。  ――それも一つでございますが、一番私の重きを置いておりますのは作行であります。  と申し上げたところ、作行とは……と、重ねて御下....
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  • タイトル: 私の作陶体験は先人をかく観る
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  長次郎(安土、桃山時代)……日本陶芸史上唯一の芸術家。  本阿弥光悦(安土、桃山から江戸初期)……多趣味多能にして広範囲の美術鑑賞眼をもつ道楽者。  長次郎三代 のんこう(江戸初期)……のんこうには長次郎にみられる強さはない。 豊かさに於ても格段に劣る。  野...
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  • タイトル: 日本のやきもの
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  多くの文明諸国におけると同じ様に、日本でも、やきもの、つまり陶磁器が日常生活の什器として使用され始めた時期は、遠く紀元前数世紀に遡ることが出来る。 けれども、陶磁器が諸々の趣味生活の素材として取上げられ始めたのは、遥かに後代のことらしい。 九世紀から十二世紀にかけて、日本では平安朝......
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  • タイトル: なぜ作陶を志したか
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  なぜあなたは陶器を作るようになったか、とよく人から訊ねられるが、自分は言下に、それは自分の有する食道楽からそもそもが起こっていると答える。 自分は幼年の頃から食味に趣味を持ち、年と共にいよいよこれが興趣は高じて、遂に美食そのものだけでは満足出来なくなってきた。  おいしい食物は......
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  • タイトル: 魂を刳る美
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  陶器だけで美はわからぬ。 あらゆるものの美を知って、それを通して陶器の美もわかる。 そして本当にわかるということは、本当にそのものに惚れることである。  本当に惚れることが出来るか、これが問題である。 下手ものにでも自分が真剣に惚れるなら、そのものの持ち味だけはわかるだろう。 ...
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  • タイトル: 瀬戸・美濃瀬戸発掘雑感
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  倉橋さんから先日彩壺会の講演の依頼を受けました。 所が私は倉橋さんみたいにうまくお話が出来ません。 そこで講演は幾度かお断わりしましたが、私がかつて発見いたしました美濃の発掘品を並べて、一先ず簡単にご報告をしようということを約束しました。  古来日本では志野の焼物が大変喜ばれてお....
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  • タイトル: 窯を築いて知り得たこと
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  もしそれ技術的の方面、製作上の道程などを子細に考えるならば、それは殆ど数知れぬまでに未知の世界を知ったと言うべきである。  しかし、左様なことは余りにも専門的に渉る。 で、ここで一般的の話として持出すことはむしろ控えるが至当であるかも知れない。 ゆえにそれらは略して、その他の所感....
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  • タイトル: 塩鮭・塩鱒の茶漬け
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要: さけとますとは、素人目には一見似たものではあるが、味から言えば、さけよりますの方がはるかに優る。 さけは淡塩があり、またやわらかいものがある。 東京では、これらの中から自由に選択することができる。 この中でさけの一番美味いのは、新巻と称するものである。 新巻などの場合は、焼いたも....
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  • タイトル: 鱧・穴子・鰻の茶漬け
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要: 鱧 茶漬けの中でも、もっとも美味いもののひとつに、はもの茶漬けがある。 これは刺身でやるたい茶漬けと拮抗する美味さだ。 洋食の流行する以前の京、大阪の子どもに、「どんなご馳走が好きか」とたずねると、「たい」と「はも」と、必ず答えたものだ。 それほど、たいとはもは京阪における代表的な....
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  • タイトル: すき焼きと鴨料理――洋食雑感――
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  かねて日本を出発する前から、フランスの鴨料理について、やかましく聞かされていた。  それというのも、一方的な西欧礼賛が多く、ほんとうのところは分ったものではないと、私はひそかに考えていた。 フランスがどうの、アメリカがどうのと、親切に話してくれる人たちが、日本のこととなると、実......
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  • タイトル: 料理も創作である
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  料理屋の料理にせよ、あるいは家庭の料理にせよ、それがうまくできるもできないも、要するに料理をする人の舌次第なのである。  あそこの料理屋の料理よりも、ここのうちの奥さんのお手料理の方がはるかに美味である、と言うようなことも時に聞く話である。 この場合、この奥さんの味覚は、他の料......
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  • タイトル: 料理は道理を料るもの
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  日本料理の革新を叫んで星岡を始めたころ、私が板場へ降りて仕事をしだすと、料理材料のゴミが三分の一しか出ないと、ある料理人から言われた。 料理材料の不用分を私が処理すると、捨てるところが減少してしまうからである。 私は今でもそれを誇りにしてよいと思っている。 ある時、板場へ降りて行って....
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  • タイトル: 料理の妙味
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  美味い料理をしようと思ったら、その根本は食品材料を生かせばよい、それだけのことである。 材料を生かすということは、死んださかなを再び水に泳がすというふうな、そんな無理なことを言うのではない。 くだいて言えば、「美味いものは宵に食え」と言う、これを実行すればよいのである。 せっかく宵に....
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  • タイトル: 料理の秘訣
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  美味い料理を拵える秘訣――  美味いものを食う秘訣――  この秘訣を知ることが一番大事なことだ。 その秘訣というのは、言ってしまえば手品の種といっしょで、別段なんでもないことだ。 つまり、なあんだと言うようなもんだが、それはたびたび申すように、よい材料を用いること、選ぶことだ。 ....
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  • タイトル: 料理する心
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  料理と食器の話などいう、こんな平凡な事柄は、今さら私がおしゃべりしませんでも、みなさんは毎日のことでありますから、疾うにこれに関心をお持ちになり、研究もお出来になっておりますことと思いますが、この平凡事も、興味を持って向かってみますと、際限なく面白いものでありまして、私どもは毎... ...
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  • タイトル: 料理一夕話
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  料理の話? 君、料理の話をしたってムダだよ。 たとえば、かつおぶしでだしを取るとか、昆布でだしを取るとか言っても、かつおぶしにも昆布にも種類があり、良否があり、取り方にも口で言えないコツがある。 竹内栖鳳は、門人に教えて、出来るだけ丁寧に写生をすること、それから出来るだけ筆を抜いて......
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  • タイトル: 持ち味を生かす
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  生かすことは殺さないことである。 生かされているか殺されているかを見分ける力が料理人の力であらねばならぬ。 神様が人間に下し給うたとみるべき人間食物の個々の持ち味は、残念でも年を経るに従って、人間の猪口才がすべてを亡ぼしつつあるようだ。  例えば砂糖の乱用が、おのおの持つところの....
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  • タイトル: 道は次第に狭し
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  先日、ある雑誌記者来訪、「ものを美味く食うにはどうすればいいか」とたずねた。  世の中には、ずいぶん無造作に愚問を発する輩があるものだ。 思うにこういうふうなものの聞き方をする連中は、その実、料理など心から聞きたいわけではないに決っている。 お役目で人の話を聞こうとするが、もとよ....
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  • タイトル: 味覚の美と芸術の美
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  すべての物は天が造る。 天日の下新しきものなしとはその意に外ならぬ。 人はただ自然をいかに取り入れるか、天の成せるものを、人の世にいかにして活かすか、ただそれだけだ。 しかも、それがなかなか容易な業ではない。 多くの人は自然を取り入れたつもりで、これを破壊し、天成の美を活かしたつもり...
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  • タイトル: 美食と人生
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  今さら事新しく問題にするのも、チトおかしいようだが、料理も考え方によっては、こんなことが言えるかも知れない。 「お惣菜料理」とは手の込む工夫を一切排除して、その上、なるべく安易に入手できる安価な食品材料を選び、口に充分なよろこびを与え、栄養という流行語にも当てはまるよう考慮し... ...
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  • タイトル: 美食多産期の腹構え
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  心のおもむくままに、いつも美味いものを食って、心の底から楽しんでみたい。 朝も昼も晩も。 犬や猫のように、宛てがい扶持の食事に、その日その日をつづけることは、肉体は生きられるとしても、心の楽しみにはならない。 心に楽しむ料理なんて考えても縁遠い。 食って生きて行きさえすれば、それで結...
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  • タイトル: 食器は料理のきもの
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  私はどうして陶磁器ならびに漆器などをつくるようになったか――みなさま大方はご存じのことと思いますが、私は料理を始めてから、ここにこうして窯を築き、陶磁器ならびに漆器類を、みずからつくっています。  なぜ、私がこうして陶磁製作に熱中して、みずから手を下すことにしているか、傍から... ...
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  • タイトル: 味を知るもの鮮し
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  食物はなんとしても「美味く」あって欲しい。 美味くなくてはよろこびというものがない。 美味いものを食うと、人間誰しも機嫌がよくなる。 必ずニコニコする。 これが健康をつくる源になっているようだ。  美食を要求しているものは、口であるように思っているけれども、実は肉体の全部が連合...
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  • タイトル: 蝦蟇を食べた話
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  山椒魚は手に入れるのが困難だが、反対にいくらでも手に入るもので、しかも、滅多に人の食わないもの、それでいて、相当の珍味を有するものと言えば、日本の蝦蟇だろう。  ひと頃、食用蛙というものが流行して、非常に美味いもののように言われたが、食用蛙などよりは蝦蟇の方が、よほど美味い。 ......
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  • タイトル: 海苔の茶漬け
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  のりの茶漬けは至極簡単だが、やっている人は少ない。 缶詰や壜詰になっているのりの佃煮には、いい香りのものは見られない。 一年も二年も経って日増せになったのりとか、青のりのまじった生のりの屑だとか、言わば廃物をもって拵えたのが缶詰や壜詰ののりの佃煮である。 悪いのになると、大部分青のり....
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  • タイトル: 納豆の茶漬け
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  納豆の茶漬けは意想外に美味いものである。 しかも、ほとんど人の知らないところである。 食通間といえども、これを知る人は意外に少ない。 と言って、私の発明したものではないが、世上これを知らないのはふしぎである。 納豆の拵え方  ここでいう納豆の拵え方とは、ねり方のことである。...
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  • タイトル: てんぷらの茶漬け
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  てんぷらの茶漬けは油っ濃いもので、油っ濃いものの好きな方に好かれるのは無論である。  揚げたてのてんぷらを茶漬けにするのはもとより差支えないが、本来、てんぷらの茶漬けは古いてんぷらの利用にある。 昨日の残りのてんぷらだとか、一旦、冷え切ったものを生かして食う食い方である。 それに....
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  • タイトル: 茶碗蒸し
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  茶碗蒸しのことは、みなさんよくご存じのことでしょう。 ところが、これにもいろいろとコツがある。 東京のは概して卵が多く、かたまりが強すぎて面白くない。 一体に茶碗蒸しの卵のかたまったのは上等とは思えない。 これをもって茶碗蒸しを語るものではない。 それよりも関西の、ことに京都などの...
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  • タイトル: 知らずや肝の美味
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  魚類の肝にはなかなか美味いのがある。 鳥の肝にもあるにはあるが、さかなの肝の美味さには遠く及ばない。 獣の肝には、これは美味いと感じたことがない。 さかなの肝で特に美味いのは、たい、はも、かわはぎ、ふぐ、あんこう、うなぎ、たら。 鳥では、フランスのフォアグラ(鵞鳥の肝)が有名で、私も...
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  • タイトル: 山椒魚
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  ひとつ変ったたべものの話をしよう。  長い間には、ずいぶんいろいろなものを食ったが、いわゆる悪食の中には、そう美味いものはない。 「変ったたべものの中で美味いものは?」  と問われるなら、さしずめ山椒魚と答えておこう。  山椒魚を食うのは、決して悪食ではないが、ご承知の....
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  • タイトル: 西園寺公の食道楽
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  五月の大事変(注・昭和七年五月十五日、陸海軍将校ら首相官邸などを襲撃、犬養首相を射殺した、世に言う五・一五事件)直後、緊張しきっている帝都へ、興津の坐漁荘を出て乗り込まれた西園寺公の駿河台における警戒裡の日常嗜好の一端が、去る五月二十八日の「東京朝日新聞」紙上に、如上のような三... ...
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  • タイトル: 昆布とろの吸い物
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  関西では「昆布とろの椀」で通ずるようになっているので、ここではそうしておこう。 これくらい簡単で、明瞭な美味さを感ずるものは、ほかに類がないかも知れない。  関西人はことに昆布を食いつけているので味が分り、充分に賞味できることから、多くの人が賞味しているようである。 ただここでは....
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  • タイトル: 昆布とろ
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  昆布とろというのは、昆布とかつおぶしの煮だしだけでつくるとろろ汁である。 夏の朝、食事の進まないようなとき、あるいはなにを食っても口が不味いとき、またはなにも口に運ぶ気が起こらないときなどに、これをこしらえて熱い御飯にかけて食うと、まずは大概美味い美味いで、日ごろの三杯飯は、知ら... ...
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  • タイトル: 琥珀揚げ
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  この名前は、昭和十年ごろ、私が勝手につけたもので、てんぷらのようであって、てんぷらとも違うものだ。 てんぷらより簡単にできるし、腕前がなくてもたやすくできる現代的な料理で、存外美味い。 日常の料理にもなり、よそゆきの料理にもなる、便利な中国料理に似たものだ。  材料は、なるべく軽....
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  • タイトル: 小ざかな干物の味
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  干ものの美味いのに当ったよろこびは格別である。 ことに中干しとか、生乾しとか言った類いの最上物に当るうれしさは、筆に尽しがたい。 東京近くで言うと、熱海の干ものがなかなか評判だ。 もともと熱海の漁場に揚がるあじ・いか・かれい・あまだいなど、さかなの種類も相当のものだが、干上がりの条件....
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  • タイトル: 家庭料理の話
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  世間の人は、自分の身近にある有価値な、美味いものを利用することに無頓着のようだ。  出盛りのさんまより場違いのたいをご馳走と思い込む、卑しい陋習から抜けきらないところに原因があるようだ。 「腐ってもたい」などという言葉は、うかうか聞いていると、諺としてはちょっと面白いが、料......
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  • タイトル: お茶漬けの味
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要: お茶漬けの味 北大路魯山人  お茶漬けの話にかぎらないが、料理というものは、財力豊かな人のものと、財力不自由な人のものとでは、常に天と地ほどの相違がある。 しかし、財力豊かで、刺身よかれ、牛肉よかれと、どんな材料でも、手に入れることに少しも不自由のない人が、贅沢料理に飽きて... ...
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  • タイトル: 猪の味
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  猪の美味さを初めてはっきり味わい知ったのは、私が十ぐらいの時のことであった。 当時、私は京都に住んでいたが、京都堀川の中立売に代々野獣を商っている老舗があって、私はその店へよく猪の肉を買いにやらされた。  私の家は貧乏であったから、猪の肉を買うと言っても、ごくわずかな買い方をし......
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  • タイトル: 若鮎の気品を食う
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  ぜいたくにと、ひと口に言っても、上には上、下には下の段々がある。 若鮎を賞味できる人というのは上の上に属する。 丹波の秀山、和知川などの若鮎と来てはたまらない。  第一姿のよさに魅せられる。 すばらしい香気に鼻がうごめく。 呑口は一杯やらずには納まらない。 頭から尾先まで二寸...
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  • タイトル: 洛北深泥池の蓴菜
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  じゅんさいというものは、古池に生ずる一種の藻草の新芽である。 その新芽がちょうど蓮の巻葉のように細く巻かれた、ようよう長さ五分くらいのものを賞玩するのである。 その針のように細く巻かれた萌芽を擁護しているものが、無色透明の、弾力のある、ところてんのような、玉子の白味のような付着物で......
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  • タイトル: 東京で自慢の鮑
    著者: 北大路魯山人
    出版社: ConTenDo
    概要:  これから秋までつづく夏季の美肴中、とりわけ重きをなしているものに、あわびが挙げられる。 料理の仕方は古来様々あるが、通常は生のままで食う水貝、蒸して食う塩蒸しが万人によろこばれ、江戸自慢のひとつとなっている。 事実、このあわび、東京とは目と鼻の三崎、房州方面を本場として、余所では得......
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