ウシ国沖縄・闘牛物語

概要：

＊紙本からテキスト起こしをおこないました。一部誤字、体裁のくずれなどありますことをご了承ください。 ウシ国沖縄・闘牛物語 闘牛はもともと、農耕などに使った用役牛を年中行事の余興で戦わせて、人々の気晴らし（慰め）としてきた農村娯楽だが、純粋なショーとしても広く親しめるものだ。闘牛は沖縄の資源であり、人牛の哀歓の要素も含めて、沖縄をアピールする絶好の素材だと思う。行政がもう少し関わるようになると、さらに活気が出てくるのではないか、とも考えている。 ●本書は１９８９年にひるぎ社より刊行された作品を、著者たちの協力のもと電子書籍として復刻したものであり、底本を元に加筆・修正している。 ●ひるぎ社『ウシ国沖縄・闘牛物語』（１９８９年５月15日　初版発行）に基づいて制作されました。 今回の復刻にあたって、たくさんの先生方、故人にあたってはご遺族の方々に多大なご協力をいただきました。代表として、相談役を引き受けて下さった高良倉吉先生に心よりお礼申し上げます。 秋山夏樹