絵本 八重瀬のおはなし 組踊「身替忠女」と 民話「カニカマルー」

概要：

「身替忠女」は、東風平町（現八重瀬町）の八重瀬グスクを舞台にした組踊であり、八重瀬の若按司と、予座慶留の子の娘乙鶴を主人公に物語が展開します。この組踊は、首里城内で上演されたのは間違いないとのこと、それ以来、見つからず、沖縄学の父、伊波譜猷氏著書の「校注琉球戯曲集」の中でも「女身替外二組があったことがわかるが、最早見出すことが出来ない」といわれていました。しかし、昭和六三年に八重山の太田静男氏から送られてきた「組踊集」を当間一郎氏が発見し、一九九七年に町改善センターホールにて上演され、一七五六年の上演以来、約二四一年ぶりにまぼろしの組踊「身替忠女」が民衆の場に紹介できたのであります。 組　踊　身替忠女 絵：金城 千里　　編　集：新垣 琴乃 民　話　カニカマルー 絵：宮城 　愛　　　編　集：新垣 琴乃 表　紙 絵：新垣 梨子 発　行：沖縄県立南部商業高等学校 　　　　マーケティング部 　　　　〒902-0411 　　　　沖縄県島尻郡八重瀬町字友寄850番地 　　　　TEL 098-998-2401　FAX 098-998-4697 　　　　URL http://www.nanbu-ch.open.ed.jp 監　修：浦崎 栄徳 　　　（八重瀬町立歴史民俗資料館 相談役）