世界は考える フル版

概要：

現代最高の知性たちが、一年の政治・経済のゆくえから社会までを鋭く洞察する。全23名の政策当事者・研究者たちによる圧巻の論考集。

第一部　危機後の国際協調／１　崖っぷちの一年　ジョセフ・E・スティグリッツ ／２　未来の世界経済　クリスティーヌ・ラガルド／３　新興国の「ユーロ危機」　カウシク・バス／４　ブラジルの経済革命　ギド・マンテガ／５　ある楽観主義者のタイムライン　ビル・ゲイツ／６　新興世界が立ち上る　ジム・オニール／７　ゲームに自己資金を投じる　ナシーム・ニコラス・タレブ／８　欧州の落日　ジョージ・ソロス／９　危機に瀕する多角的貿易交渉　ピーター・サザーランド／
10　銀行論争、終わりの始まり　ジョン・ヴィッカーズ／11　グレート・バンク・エスケープ　アナト・アドマティ／12　険しい道を行くアジア　黒田東彦／13　国家資本主義は最強か　ダロン・アセモグル／第二部　協調の地政学／14　太平洋に軸足を移す米国　レオン・E・パネッタ／15　危機と変革　アブドゥラー・ギュル／16　中東は敗者のままでいるのか　トルキ・ビン・ファイサル・アル・サウド王子／17　エジプトとイランの緊張緩和　メディ・ハラジ／18　最後の南米反政府ゲリラ　フアン・マヌエル・サントス／19　仏欧経済清算の年　ピエール・モスコヴィシ／20　ドローンを停止せよ　イムラン・カーン／21　過去をひきずるロシアの未来史　ニーナ・L・フルシチョワ／22　二〇一三年のワイマール　マーク・マズアワー／23　市場原理に限界はあるか　マイケル・J・サンデル