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入門電子回路工作

立ち読み

入門電子回路工作

著者:
馬場達朗
出版社:
学術研究出版

概要:

 本書は電子回路の動作原理や動向について小中高校生から社会人まで幅広い読者層を想定し紹介する導入書である。電子回路をオームの法則と複素インピーダンス(s領域の伝達関数)のみで説明する。第1章2章ではデジタルオシロスコープなど計測器の原理と操作法を説明する。第3章ではダイオードとトランジスタ,第4章ではオペアンプ,第5章ではアナログフィルタ設計法について説明する。第6章はIoT用MPUやFPGAを用いたデジタル回路を紹介する。
工作事例として、直流電源回路3種類,トランジスタ回路4種類,入出力インピーダンス実験回路,オペアンプ回路2種類,フィルタ回路5種類,Arduino Mega 2560応用回路,Raspberry Pi Pico応用回路,MAX10(FPGA)応用回路,温度制御回路の試作実験と動作解説をおこなう。電子回路設計ツールとして、アナログ回路シミュレータLTspice,プログラム開発ツールArduino IDEとThonny Python IDE,FPGA開発ツールQuartus Primeの操作法説明と試作解説をおこなう。
 また読者の理解に役立つように、「ひとりごと」や「よりみち」のコーナーを随所に設けている。単位の起源,スピーカーボックスの中身,便利なツールラプラス変換,アースって何,インバータ技術,プローブと入力インピーダンス,PLL回路,非同期とビート,音階と和音,フーリエ積分,整流管,PN接合,JSTアナログ回路Webラーニング,音楽シンセサイザーはアナログコンピュータ,分解してみましたAB級アンプとD級アンプ,スイッチング電源とD級増幅器,フィルタと伝達関数,極配置とフィルタの安定性,Q値って何,10進法のわな,IoTで世の中が変わるだろうか,リアルタイムシステムと非リアルタイムシステム,コンパイラとインタプリタの23個である。

著者紹介:
馬場 達朗(ばば たつろう)
工学博士,電気電子部門技術士。
1958年下関市生まれ。
1983年大阪大学工学部精密工学修了。
33年間電気メーカに勤務し超音波ドプラ診断装置製品開発に従事。
2003年電気電子部門技術士登録。
2006年神戸大学大学院自然科学研究科で学位を取得。
2016年馬場技術士事務所設立。

ジャンル:
理学・工学 > 電気電子工学
商品情報
販売開始:
2025/06/02
ファイルサイズ:
69.52MB
ファイル形式
epub
【販売形態】
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