リハビリテーション職種のキャリア・デザイン
概要:
資格があっても仕事が無い?!
これからの将来、リハビリテーション職種=PT・OT・STの雇用は不安定になり、労働市場において極めて熾烈な競争を強いられることになります。近い将来に生じるPT・OTの過剰供給、地域包括ケアシステムの推進、高齢者数の増加の頭打ち、ロボットテクノロジーなどの技術革新、国家財政のひっ迫等が、リハビリテーション職種に熾烈な競争を強いる原因となります。
不確かな時代の中で、不安を感じているリハビリテーション職種の方は少なくありません。
「長い将来、この仕事をやっていけるのか?」
「将来に漫然とした不安がある」
「自分がやりたいことがみつからない・・・」
将来の自分を思い描けていますか?
現代は、全てのリハビリテーション職種にとってキャリア開発の視点が不可欠な時代といえます。
リハビリテーション職種を目指す学生・若手が自分に向き合い、自分の人生を切り開くためのキャリア・デザインの方法論をわかりやすく解説します。
目次:
序文 なぜキャリア・デザインが必要なのか
第1章 リハビリテーション職種として働くということ
キャリアとキャリア・デザイン
理学療法士・作業療法士の“定義”と療法士の資質について
理学療法士・作業療法士として働くということ
第2章 リハビリテーション職種を取り巻く環境変化と課題
戦後から2000 年までの医療・介護情勢の変化
躍進する理学療法士と作業療法士(2000 年)
医療保険の算定日数に制限、足りない分は介護保険で(2006 年度診療/介護報酬改定)
医療保険から介護保険への移行が進む(2008 年度診療報酬改定と2009年度介護報酬改定)
新サービス「リハビリテーション特化型デイサービス」の誕生
地域包括ケアシステムの考え方が反映される(2012 年度診療/介護報酬改定)
入院医療の役割強化と医療の在宅シフトが進む(2014 年度診療報酬改定)
活動・参加・自立支援が進む(2015 年度介護報酬改定)
医療の在宅シフトが進む(2016 年度診療報酬改定)
地域包括ケアシステムと理学療法士・作業療法士の在り方
理学療法士・作業療法士の在り方
理学療法士・作業療法士のロールモデルの変遷とこれからの働き方
第3章 理学療法士・作業療法士のキャリア・デザインの実際キャリアとは何か
外的キャリアと内的キャリアとをバランスよく
キャリア理論を活用するデザイン
キャリア・デザインの進め方
キャリア・アンカーはキャリア・デザインの指針
医療現場におけるキャリア・マネジメントの重要性――人材育成の視点から
3 つのワーク・シフトで主体的に未来を築く
第4章 多様な場で活躍するリハビリテーション職の先達たち
リハビリテーションの効果を多くの人に伝えたい―臨床で活躍する理学療法士
臨床の疑問を解決すべく、研究者の道へ―研究で活躍する理学療法士
最も心を砕いたのは「人の問題」―起業で活躍する作業療法士
地域の介護予防事業に取り組む―教育で活躍する理学療法士
挑戦を恐れず思いを実現する―NPO 法人で活躍する作業療法士
“思った通りにはならないが、やった通りにはなる”―マネジメントに力を注ぐ理学療法士
自分の強みを生かす―企業内で活躍する理学療法士
- ジャンル:
- リハビリテーション > 介護
- 販売開始:
- 2020/02/18
- ファイルサイズ:
- 12.83MB
- CODE:
- J0010424BK0093339001
- 対応デバイス:
購入 | レンタル | |
---|---|---|
商品価格(税込) | ¥3,080 | - |
閲覧可能期間 | 無期限 | - |
ダウンロード可能期間 | 無期限 | - |
ダウンロード回数 | 制限なし | - |
原則、返金不可
詳細はこちら
この著作者による商品
販売(無期限): ¥ 3,080(税込)