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明治サムライ時代論 明治維新は「戦う自由」を解放した

立ち読み

明治サムライ時代論 明治維新は「戦う自由」を解放した

著者:
前田啓一
出版社:
学術研究出版

概要:

徳川幕藩体制の解体から日露戦争終結までの日本近代史を「サムライ」をキーワードに描く。
日本は明治時代に急速な近代化を遂げたと指摘される。しかし、これは「文明開化」や「殖産興業」のみに着目した偏った見方である。当時の指導者たちは西郷隆盛はもちろん、板垣退助も伊藤博文も福沢諭吉も、みな元は武士であった。彼らは明治時代になっても「サムライ精神」を胸に抱き、武士道を導きの糸として、わが国の未来を切り開いた。
サムライたちは「戦い」において本領を発揮する。わが国中世において最大の戦いは豊臣秀吉の朝鮮出兵であったが、徳川幕藩体制はこの「戦う自由」を封じ込めることにより天下太平の世を実現した。その一方、秀吉が夢見た朝鮮さらには中国の征服は江戸時代、国学の流れをくむ学者たちにより正当化され、この思想は幕末の志士たちに受け継がれた。
幕末の動乱により天下太平に幕が引かれ、わが国は再び「戦い」の時代に突入する。封じ込められていた「戦う自由」が呼び覚まされ、朝鮮や中国を「征服する自由」も復活する。日清戦争、日露戦争を経て日中戦争、太平洋戦争にまで連なる「戦い」の近代史は中世から流れる「サムライ精神」により引き起こされたのである。
本書の続編に当たる『民衆 対 陸軍』は日露戦争終結後から太平洋戦争までを「民衆の台頭」をキーワードとして描く。

著者紹介:
前田 啓一(まえだ けいいち)
1955年兵庫県生まれ。出版社勤務、在シカゴ日本国総領事館専門調査員などを経てフリーライターとなり、経済分野を中心に執筆。
著書に『民衆 対 陸軍』2023年、『明治サムライ時代論』2023年、『暗がり礼賛』2021年(以上、学術研究出版)『木綿リサイクルの衰退と復活』2020年、『軍人たちの大阪城』2018年、『黒船の思想 上巻』2015年(以上ブックウェイ)。
兵庫県在住。ホームページ(note)はmaeda513で検索。

ジャンル:
人文・思想 > 歴史 人文・思想 > 日本史
販売開始:
2024/05/23
ページ数
186ページ
ファイルサイズ:
4.61MB
CODE:
J0010380BK0154056001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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