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N君、雪乃さん、そして

立ち読み

N君、雪乃さん、そして

著者:
古田柊二
出版社:
学術研究出版

概要:

「来てくれてありがとう。握手してもらえるかな?」N君はパンの詰まった紙袋を左手に持ち替え、そっと右手を出した。「ごめん、ごめんね」お母さんは、声を小さく震わせ、N君の掌を両手で包んだ。とても華奢な手だった。その手を涙が濡らした。N君は、どうしていいかわからなかった。1981年、大学のキャンパスで出会った三人。永遠だった筈の友情は、雪乃の唐突な失踪により崩れてしまう。それから三十余年が経ち、彼女から届いた一通の手紙。そこに書かれていたこととは……。封印されていたあの頃が蘇り、托された想いを道標に、初老を迎えた「若者たち」が再会へと動き出す。切ないほどに純粋な約束が三人の心を繋ぎ、其々の人生を温かく包む感動作。

著者紹介:
古田 柊二(ふるた しゅうじ)
1961年(昭和36年)、山口県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。自動車会社、航空会社勤務を経て、現在は会社経営。愛犬と近くの公園や丘をのんびり散歩するのが趣味。野草を愛でる【花の師匠】の一番弟子を自認。山羊座のA型。

ジャンル:
文芸 > 小説(国内)
販売開始:
2024/05/27
ページ数
228ページ
ファイルサイズ:
4.36MB
CODE:
J0010380BK0154143001
対応デバイス:
WindowsPCMacブラウザビューアAndroidスマートフォンAndroidタブレットiPhone/iPod touchiPad
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商品価格(税込) ¥1,430 -
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N君、雪乃さん、そして
販売(無期限): ¥ 1,430(税込)