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市役所の本 自治体の自立とは何か?

立ち読み

市役所の本 自治体の自立とは何か?

著者:
長瀬直久
出版社:
学術研究出版

概要:

市役所は市民の身近な「政治」の場です。一方、国は宇宙や国家の外交、情報通信、金融、国際貿易など公共インフラを整備する。しかし、わが国の現実としては政治行政の役割が極めてあいまいで、何ごとにつき世界や国の動きが優先で、市民の暮らしは後回しになる傾向がある。
これは戦前からの歴史のせいであると考えるが、世界の常識はまったく異なるもので、日本国は国際社会のすう勢から大きく出遅れた。それは「民主主義」という新しい思想の理解で、市民を中心にしてものごとを考えることである。「民主主義」は、「地域主義」や「個人主義」などと同様に、戦争を引き起こさないための哲学的ツールで、戦争の前に政治行政が平和の方策を講じなければ、いずれ国家は衰退するだろう。
戦後、その「政治」の中心思想に新しく登場したのが「自治」或いは「地域主権」という哲学思想だが、テレビや新聞のベクトルは相変わらず大(マクロ)から小(ミクロ)の視線で、序列思想がバッコしている。「自治」や「独立」の思想は、支配者と被支配者の関係で、「植民地思想」に」対する「自由」、「平等」、「基本的人権」などの新しい概念が欠けているために、その情報の意味が市民の胸に響かない。ついてはこれらを踏まえた「自治」や「自立」の本質を理解するために、この本は役に立つと思う。
世界の平和や政治の仕組みを理解することは難しいかもしれない。実は身近な市役所の力が弱すぎることであるが、逆に言えば宇沢弘文先生の言う「社会的共通資本」つまり「社会インフラ」の予算を国が独占していることである。だからまずは、国と市町村はどのように仕事を分担しているのか?について考えて行こう。

著者紹介:
長瀬 直久(ながせ なおひさ)
1947年 岡山県倉敷市生まれ
    大阪府立住吉高校から大阪大学経済学部卒業
1970年 岡山県に勤務
    国際貿易が専門、農業経済、火薬類取扱い事務、中小企業経営診断、債権管理、交通安全、地域振興、景観条例、環境問題・廃棄物処理、統計事務普及、救急医療、女性少子化問題、青少年育成、福祉行政・施設監査など
2007年 定年退職
2008年 写真集「ふるさと散歩~倉敷・都窪の巻~」刊行
    写真集「花と緑 海だった倉敷」、写真集「写真で学ぶ倉敷の歴史」、電子書籍「ふるさとの自立」
    電子書籍「エッセイ紀行倉敷ツーリズム」

ジャンル:
社会・政治 > 政治
商品情報
販売開始:
2025/06/08
ファイルサイズ:
55.49MB
ファイル形式
epub
【販売形態】
  購入 レンタル
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