使ってみよう!こんな時に漢方薬
概要:
一般病院や診療所に勤務する臨床医に向けて、漢方薬の有効な利用のしかたを理解してもらうために企画した書籍。特色は「すべての項目で西洋医学的な発想を併記して、漢方の有効性を際だたせていること」「すべての項目に「参考症例」を2例ずつ計48症例紹介しているので、漢方薬の使い方が理解しやすいこと」「一般内科医の質問に答える形で、漢方用語や診療の要点を平易に解説していること」などが挙げられ、これから漢方を始めようとする一般臨床医師にとって有用な点である。
目次:
漢方診療 50の口訣
1. 食欲不振
2. 不眠
3. 腰痛
4. かぜ症候群
5. 遷延したかぜ症候群 (もっと読む)
原則、返金不可
詳細はこちら
日本では、調剤薬局や病院では西洋医学を中心とした薬剤師による処方が中心であるが、一方で、漢方薬に関する多くの効果、効能の研究が進んでいる。
そのため、近年では内科医をはじめ、漢方薬を取り入れた治療が行われている。
本書では、漢方薬を「こんな時」に使ってみると、実はとても高い効き目がある例など、実用例や漢方薬の効能などを中心に、今、改めて脚光をあびている漢方薬の知られざる素晴らしさを幅広く紹介している。
執筆陣は、福島県立医科大学会津医療センター準備室で東洋医学を専門とする、三瀦忠道氏やももち東洋クリニックの木村豪雄氏ら14名。
本書は、13部から構成され、日常的な悩みとなる食欲不振、不眠、腰痛、かぜ症候群、めまい、痔など、誰でも起こりうる病いについて幅広く解説しているので、家庭の医学においても役立つものと思われる。
また、薬のことで悩んでいる方や日常生活で、だるさ、疲れ、肩や腰の痛み、便秘などの症例から具体的な処方の解説をしているので、これから漢方を始める臨床医の入門書としても最適である。
販売(無期限): ¥ 3,080(税込)