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そこが知りたい!感染症 一刀両断! 第1版7刷

そこが知りたい!感染症 一刀両断! 第1版7刷

著者:
古川 恵一
出版社:
三輪書店

概要:

こんな感染症治療を一刀両断!
(1)熱、CRP高値、これらのみで抗菌薬投与を行っていないだろうか?
(2)いつも決まった抗菌薬を投与して、多剤耐性菌を増やしていないだろうか?
(3)不適当な検体、標本を使って評価、診断を行っていないだろうか?
どの専門領域であっても誰も感染症治療から離れることはできない。しかし、感染症治療について、何がわからないのかがわからない、何をどう勉強してよいのかわからない、と悩んでいる人も多いだろう。
本書は専門でない人にも理解しやすいように、感染症を疑ったときの考え方と診断のアプローチについて基本的で重要な事項に絞って明解にまとめられている。また各章の最初に、感染症についてわからない点を読者が整理できるような設問を置くなど、難解と思われがちな感染症診療をわかりやすく、効率よく、学べるよういたるところに工夫が施されている。本書を理解すれば、感染症診療・治療に関する十分な知識と臨床力、そして応用力を身につけることができるはずである。
例えば、髄膜炎を疑われる患者さんを前にして何を考え、何を投与したらよいのか、知りたいときにさっと本書を開くもいいし、「腸内細菌科って腸内に常在する細菌のこと?」「クラリスロマイシンに静注薬ってあったっけ?」「どの薬剤がどの系統か?」「培養結果の細菌が本当に感染しているのかわからない!!」という基本的知識を知りたいときにパッと開くのもよい。本書を手にした読者は、今までの感染症の本にはないその使い勝手のよさに驚くだろう。
感染症について理論的で説得力のある治療を行うために、これから感染症を学ぶ学生や研修医をはじめ、内科や各診療科のベテランの先生方にも、また臨床検査技師や薬剤師の方にも、ぜひ手にとってほしい本である。


目次:

其の 1 感染症を疑った時の基本的考え方と診断までのアプローチ
感染症について、何がわからないかがわからない方はまずここから
 1.各種感染症の感染臓器特異的な起因菌を想定し、それらに対する適切な抗菌薬を投与する
 2.重症ほど早めに培養検査を行い、できるかぎり早く抗菌薬投与を開始する
 3.重症ほどある程度の広範囲の菌をカバーする抗菌薬が必要
 4.重症例には殺菌性抗菌薬を投与する
 5.起因菌の検出に努める
 6.培養結果を慎重に解釈する
 7.起因菌検出後はそれに合わせた治療を行う
 8.患者の個々の状況に合わせる
 9.患者を毎日注意深く観察する
 10.適切な量と投与期間を決定する
 11.高齢者は特異的な所見が出現しにくい
 12.CRP に診断的意義はない
 13.発熱をきたす疾患は感染症だけではない
    発熱の鑑別疾患
 14.不明熱(FUO:fever of unknown origin)とは?
 15.敗血症(sepsis)の定義と敗血症を疑うサイン

其の 2 グラム染色の意義・方法・解釈
グラム染色って何? という方はここを読んでください!
 1.グラム染色の有用性
 2.検査検体について→よい検体とはどのような検体か?
 3.標本の作成
 4.グラム染色
 5.グラム染色の評価 そのチェックポイント
 6.実際のグラム染色標本とその評価
  Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)
  Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌 Pneumococcus ともいう)
  Streptococcus sp.(連鎖球菌)
  Corynebacterium diphtheriae(ジフテリア)
  Neisseria gonorrhoeae(淋菌)
  Moraxella catarrhalis(モラキセラ カタラーリス)
  Escherichia coli(大腸菌)
  Klebsiella pneumoniae(肺炎桿菌)
  Haemophilus influenzae(インフルエンザ菌)

其の 3 培養検査 検体の採取から保存、解釈まで
検体の採取法がわからない方、培養結果の細菌が本当に感染しているかがわからない方は必読!
 1.培養検査における一般的注意点
 2.血液培養(実際の採取法:イラスト)
 3.喀痰培養
 4.尿培養
 5.便、腸管洗浄液培養
 6.腹水、胸水、深部膿瘍からの穿刺液
 7.髄液
 8.中心静脈カテーテルなどの先端部培養
 9.胃液
 10.咽頭粘液などのカルチュレット、スワブで採取する検体

其の 4 臨床で遭遇する機会の多い、知っておくべき細菌の基礎知識
細菌の名前を見ても、何がなにやらさっぱりわからない方はここを読んでください!
 1.グラム陽性球菌
 (1)Streptococcus sp.(連鎖球菌)
 (2)Streptococcus pneumoniae(肺炎球菌)
   コラム●PRSP、PISP(ペニシリン耐性肺炎球菌)
 (3)Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)
   コラム●MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)
   コラム●VRSA(バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌
 (4)Enterococcus faecalis、Enterococcus faecium(腸球菌)
   コラム●VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)
 2.グラム陽性桿菌
 (1) Corynebacterium diphtheriae(ジフテリア)
 (2) Clostridium sp.(クロストリディウム)
 (3) Listeria monocytogenes(リステリア)
 3.グラム陰性球菌
 (1) Neisseria meningitidis(髄膜炎菌)、Neisseria gonorrhoeae(淋菌)
 (2) Moraxella catarrhalis(モラキセラ カタラーリス)
 4.グラム陰性桿菌
 (1) Escherichia coli(大腸菌):腸内細菌科

ジャンル:
医学 > 臨床医学一般
販売開始:
2021/04/17
ファイルサイズ:
4.24MB
CODE:
J0010549BK0110985001
対応デバイス:
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