国家の情報参謀
- 著者:
- 松平和也
- 出版社:
- インテリジェンス出版
◆◇◆ スタッフおすすめ! ◆◇◆
明治新政府が持つことのできた国家の参謀をなぜ昭和の時代には生まれなかったのか。
そのことが、人類初の原子爆弾2発を広島・長崎に受けることに繋がった。
なぜ、明治政府にできたことが昭和政府にできなかったのか?育成の問題か?
国家参謀は軍人である必要はなく、経営においては、経営コンサルがその任を担っているように国家参謀も…(?)。【パグ】
概要:
国家の情報参謀―本書の概要
日本国の参謀とは、国民の平和維持と国家の繁栄に関わる特別な能力を持ち、国家の危機を事前に予知し結果的に国民を救う人をいう。そして、国家のリーダーの羽翼を担う全ての参謀は“情報の活用”に敏感で練達していなければならない。
史実からも明らかであるが、国家の参謀は、国家の禍機に彗星のごとく現れる。しかし、残念ながら肝腎の大東亜戦争時には現れなかった。海軍と陸軍の軍人参謀は、お互いに全力を挙げて相手と戦い、敵国とは余力で戦ったようである。そのようにして、日本国の敗戦と没落に寄与して、国民に塗炭の苦しみを与えたのである。
また、平成の現代においても、我が国は、北朝鮮や中国の脅威にさらされるとともに、イスラム国等のテロの危機にも直面している。さらに、国会においては従来からの憲法9条の集団的自衛権の解釈を変更し、戦争法案と言われた新たな安保法が国会で制定され、もはや、我が国は、いつ有事が起こってもおかしくない状況に直面しているのが現状であろう。有事の危機に直面している現在こそ、国家参謀が彗星の如く現れるのを期待するしかない。
また、昭和から平成の現代まで、国家参謀がなぜ旨く機能しなかったのか、反省が充分になされていない。それゆえに、我が国においては、国家参謀を育成する教育機関やそのノウハウも皆無であるのが現状である。そして、明治の新政府が持つことができた国家の参謀を昭和の時期から平成の現代まで、なぜ持てないでいたのであろうか。
我が国日本の将来を深慮遠謀し、個人の重さが政治的にも充分に確定された国家を維持するために、今こそ国家参謀の育成を対策するべきであるというのが本書の狙いである。
本書では、1200年の歴史を繙きながら参謀の系譜を俯瞰し、我が国日本において国家参謀がいつ生まれ、どのように育成され、活躍したかを明らかにし、今後の育成策を明確に解説するものである。また、巻末には人名索引・事項別索引を掲載し、歴史上の参謀の役割を果たした史実が容易に検索できるように配慮した。
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目次:
目次
序 章
第1章 情報こそ参謀の道具
1 はじめに
2 和語“情報”の語源
3 武教七書での情報の記述 (もっと読む)
- ジャンル:
- ビジネス > ビジネス教養 経営 > 経営管理 経営 > マーケティング 社会・政治 > 国際 理学・工学 > 経営工学
- 販売開始:
- 2016/03/17
- ファイルサイズ:
- 5.28MB
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- J0010342BK0046849001
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