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片岡義男

検索結果467件中226件から270件までを表示
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  • タイトル: 双眼鏡の彼方に
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 明確な目的を持った彼は、まだその一言を発していない 元本は、ハワイをめぐる5つのラヴ・ストーリーが 収録された『頬よせてホノルル』。 ハワイにいる男の許に、日本から1人の女性がやってくる。 女性を歓待しながら、男には果たしたいと願うある目的がある。 しかしその瞬間はなかなか訪れず、 どういう...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: アロハ・シャツは嘆いた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 歴史をひもとけば、そのシャツには人に対する肯定的な気持ちと悲しみが込められていることがよくわかる 観光地化する以前のハワイ。その類まれな美しさを象徴する 1つの実物として、アロハ・シャツ、というものがある。 史実をできるだけ裏切らないように努めつつ、そこにフィクションを加え、 ストーリーを作...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 冬の貿易風
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 時を重ねた再会は、彼女に新しい名前、本来の名前をもたらすはずだ ホノルルのブックストア。 巨大なショッピング・センターの中にあるその店の外側は 冬の貿易風が降らせるどしゃぶりの雨だ。 そのブック・ストアで劇的な再会が起きる。 2人は10年ぶりの再会を喜び、男は女の家に招かれ、 同居の女性と息...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ラハイナの赤い薔薇
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 朝食には何を作ろうかという考えはいつしか朝食とは何か、という考えと渾然一体になる 朝食とは極めて個人的なものだ、とこの小説は言う。 良い朝食には良い朝が必要であり、それは前夜、 つまり、良い夜からすでに始まっている。 朝食には何を作ろうか、と考え、とびきりのコーヒーについて 思いをめぐらせ、...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ビートルズを撮った
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: ビートルズを撮ったのは過去だから、現在は新しく作らなければならない ビートルズが来日したのは1966年。それからおよそ20年の時を経て 今までしまわれたままでいた極めて貴重なビートルズの写真が 小説の装丁に使われようとしている。 その機会に、写真家(男)と小説家(女)は会う。2人は1歳違いだ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ビールの飲みかた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 秋のはじまり三角形は、風に漂って海と戯れる 男が2人に女が1人。三角形だが三角関係ではない、というカタチが 片岡義男の小説世界にはごく自然な姿としてあらわれる。 (しかしそのことを繰り返し書く、ということがはたして 「自然」なことかどうかは一考に価する) もう秋が始まっていて、あたりには夏の...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 二者択一に酔う
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 選ぶ、ということはケチなこと なんといい加減な男。そう思う読者も少なくないはずだ。 YESかNOか、キッパリどちらかを選べ、という女性たちの明解さを是とするなら、 男の態度はどうしようもなく優柔不断なものである。 しかし、すばらしきAとすばらしきBがそこにある時、 どちらかを選択することが「...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 深夜の青い色
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 深夜の深い青の中で2人は笑う。それは大きな笑いであり、微笑であり、苦笑でもあり・・・ この小説の中では、男は浅はかで残念な性質の持ち主として描かれている。 なにしろ、女性2人の仲を知りながら、妻からその友人へ移行しようとし、 見事に失敗するのだから。しかし女性たちも強いばかりではない。 かつ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 花よ食卓に来い
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 朝食の食卓に花が必要だとして、さてその花を忘れた場合に何を持って花とするべきか? 男女がテーブルにつき、さしむかいで夕食をとっている。 会話の主題は明日の朝の朝食だ。 女性の毎日の朝食に感心する男性は、しかし土曜日の朝食は いつもと同じではいけない、だからそれを自分が用意する、と宣言する。 ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 星の数ほど
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: ある時、文字通り星の数ほどの星を共有した、2人の女性 2人の女性がいる。2人はまったくの他人同士だったが 1人の男性を介して知り合うことになる。 共にオートバイを趣味とし、共に25歳。 2人は打ち解けて、一緒に旅に出る。 ところがそこでは思いがけない停滞が待っており、しかしその停滞は 同時に...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 胸は痛まない
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 昔話、作り話、嘘の話。しかしそこにも真実があるらしい 長く語ることのできる人、というのがいる。 この小説には2人、そういう人物が出てくる。 しかもその2人の2つの話はとてもよく似ている。 なぜなら、それはカウンターという、不特定多数が共有する匿名空間で ふと耳にした会話を反芻し、変奏したもの...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 西瓜を食べよう
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 2人と2人で4人。男と女で性別が2つ。17歳の夏は今この時だけ 本作の最後に付いている「著者との会話」では 「オートバイは十七歳にもっとも似合うと、ぼくは思っているからです」 という言葉がある。その言葉通り、男2人は17歳で 女性の1人も17歳、もう1人の女性は留学期間があるため18歳だ。 ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: オートバイが走ってきた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: ステーション・ワゴンではダメなのだ、やはりオートバイでなければ まるで別々の2つの作品を接合したかのように およそ途中までの展開からは想像もできないようなラストがやってくる。 女と男と女。3人のあいだには親密な関係がありつつ 微妙な温度差があり、従来のような関係を維持しにくくなっている。 3...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: スポーツとほんの気晴らし
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: スポーツと気晴らしのほかに、何も必要ではない 君を喩えるならスポーツだ。君はほんの気晴らしだ。 もしそんなふうに男から面と向かって言われたら 実際にはほとんどの女性は腹を立てるかもしれない。 しかしそのスポーツも気晴らしも 人生においてそれ以上価値のあるものがない至高の存在だとしたら? いや...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 防波堤を歩きながら
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 「私のほかに女性がいるでしょう」と彼女は何度も言う 「私のほかに女性がいるでしょう」と、 女性が男性に向けて問いかけたとしたら、詰問と考えるのが通例だろう。 しかし片岡義男の小説にあっては、通例に従うようなことはまずない。 この言葉は彼女が持ちたがっているイメージであり、願望であり、 嫉妬で...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼の心の影
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 理想と現実が交錯する現場は、果たして過去から開放される日だろうか。 倒錯、と呼べないこともないし、あるいはおかしな性癖として 片付けられてしまう可能性もあるだろう。 しかし、幼い頃に強く願った思いが、嘘というより もはや創作として機能し、創作は年を追うごとに洗練を極め、 そして結婚式という特...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 愛し愛され
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 同じ過去を歩んだ2人は、実はもう同じ現在にはいない 互いに好きで、結婚したい意志もありながら、それが実現しない。 そういうことは、人の一生においてはありうるだろう。 しかしそれが過去の痛恨事であったばかりでなく 現在にまで影響を及ぼしていること、そして いっぽうは過去を洗い流し、もういっぽう...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼はプールの底
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 三角形であること、三辺あることによって彼女は新しい自分を知る。 2人の女性と1人の男性がいる。 女性同士は友人であり、男性はうち1人の夫だ。 ある時、1人の女性がもう1人の女性に夫を紹介する機会がやってくる。 妻と夫、という関係でないほうの男女は ラジオ番組のホストとゲストになる。 そこから...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼らに元気が出る理由
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 嘘偽りなく、いつでも自分自身であることを生きる 小説を書こうとしている男がいてその男も含んだストーリーと、彼が書いた小説の両方を合わせて1つの長篇小説に仕立ててある作品である。 登場人物は多いが、それぞれ、その人ひとりの輪郭をハッキリと持ち、例えば自分が日々生き生きとしているために仲が悪くな...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 雨の降る駐車場にて
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 立ち止まる時間がほとんどないような彼女が、ふと立ち止まるその時に 作家がそのような語彙を用いているわけではまったくないが、 これは近年の言葉で言えば「シングルマザー」の物語だ。 彼女には4歳になる息子がいて、翻訳の仕事をしている。 幼稚園に連れて行くこと、料理を作ること、絵本を読み聞かせるこ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 嘘はほんのり赤い
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 真っ赤な、までは行かない嘘とは、どのようなものか? この小説のタイトルを確認してから読み始めれば、 その「嘘」というのはおそらくこのことだろう、 という察しは、たいていの読者にはつくのではないか。 だからその「嘘」はそれほど巧妙に仕組まれたものではない。 そのことよりも、男が2人、女が1人と...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 嘘はやめよう
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 聡明な彼女たちは明言してから静かに去っていく。 なんと挑発的な。あるいは、なんと不愉快な。 おそらく、そのように読むことは十分に自然なことだろう。 身勝手な、イヤな、おまけに嘘つきの、男である。 おまけに反省もしない。同じことを何度も繰り返している。 ただこの男には、嘘をつかないものが1つだ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私と寝て
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 再会という偶然に恵まれたら、そのあとは躊躇してはいけない オートバイ小説であり、出会いの小説である。 冒頭のシーンは、オートバイ・ファンを満足させるに十分な魅力を放っている。 そして片岡作品にしばしば登場する「再会」という幸福が この小説にも与えられている。 再会のあとに躊躇は禁物。持ってい...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: かたわらで泣いた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 第1章と最終章、あとは会話で小説 作家と編集者が会う。原稿の受け渡しのためだ。 これまで共に仕事をしてきた時間も含め、深い信頼で結ばれた2人は 今、書かれつつある小説の今後の成り行きについて検討を重ねる。 そのあいだに、くだんの小説の第1章が挿入される。 そのあと、再び、検討の会話。そしてラ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 正直で可憐な妻
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: さまざまな別れのあとには、さまざまな再会があればいい この短編の、再会のシーンのあざやかさはどうだろう。 もしも映画なら、男性視点、女性視点、ロングショット、寄りのショット、 そしてすれ違う瞬間のことや交わす目線、かける言葉のタイミングなど 制作者には相当な力量が問われるだろう。 人は大人に...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼女の心とその周辺
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 自分と、自分に良く似たもう一人の女性。小説による定点観測の試み。 相当に実験的な作品、と言っていいだろうか。 彼女は終始、1人であり、この小説に会話は一切無い。 しかし彼女は会話の代わりに想像する、もう1人の自分を。 あるいは自分によく似た女性を。あるいは自分のかつての思い出を。 それら、現...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 泣くには明るすぎる
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: かつて優しかった女性と、今、目の前で優しい女性のあいだで、彼は泣く もう4年前に終了したラジオ番組を、一晩だけ復活させる。 それも、たった1人の女性を喜ばせるために。 そんな荒唐無稽なことが起こりうるだろうか? と思うが 小説であればそれはもちろん起こるし、テレビではなく ラジオという小さな...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: スプーン一杯の月の光
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 父を「あなた」と呼ぶ娘が差し出す、スプーン一杯の光 不思議な短編である。不安定の中に 一時的にできたエアポケット、あるいは台風の眼、のようにも見えるし、 案外、これはこれでゆるぎない安定のようにも見える。 高原のコテージに複数の夫婦が集まり、その中で最も落ち着いているのは 14歳の少女である...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 灰皿から始まる
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 灰皿から始まり、やや遠くまで歩く 劇作家であり、小説家でもあったチェホフは、かつて 「ぼくは何でも書く。目の前に灰皿があれば灰皿の短編を躊躇無く書く」と言い、これはチェホフの創作に対する考え方を端的に表現したエピソードとして知られている。この片岡義男の短編は、まさにそのようにしてできた作品で...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 時差のないふたつの島
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: ストーリーを書き始めるまでのストーリー 片岡義男の小説にはストーリーを書くという行為そのものを考察し、主人公が登場人物たちと会話し、その成り行きが小説として提示されている作品がいくつもある。この小説もまさにその1つであり、本格的な長篇だ。2つの島というヴィジョン、双子というヴィジョンはストー...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: タイプライターの追憶
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 現実と現実ならざるもの この本の仕組みは「あとがき」に作家自身が書いている内容につきる。 フィクションとしての小説に1人の女性の主人公がいてその女性はフリーランスのエディターであり、彼女が作ろうとしている、受け取ろうとしている新たなフィクションこそ現実のこの『タイプライターの追憶』という小説...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: バラッド30曲で1冊
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: この世界が見える場所で、しかし少し隔離されながら、2人がしたこと 男女がいる。ホテルの中だったり、 セダンやクーペに乗っていたり、そうして この世界が見えながら、囲みの中に区切られた空間で 彼女たち、彼らは会話を交し、服を脱ぎ、 いま自分たちが行なっていることの意味を反芻したり あらぬ想像を...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 秋時雨
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 秋時雨の中を走って、4人の男女の組み合わせが順番にめぐってくる 吹き付けるような秋時雨の中を 2台のクルマが走っていく。夜もかなり深い時間だ。 2台には男女が2組ずつ。合計4人。 互いに恋人同士と呼んで差し支えない関係で それは女と女においても変わりはない。 やがてホテルにチェックイン。部屋...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 夜のまま終わる映画
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 2人は会話で映画をつくる。夜の中で夜の映画を 男女がいる。季節は秋。もう真夜中だ。 しかし、女性にはこれから仕事がある。 毎週の決まった仕事だが、行きたくない、このまま帰りたい、 そう思う日だってあるだろう。今日がまさにそうだ。 「このまま帰って2人で映画を観たい」。 その思いはしばらくは叶...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 鎖骨の感触
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 短い時間だから、ぼんやりした全体ではなく、肩を記憶しよう 見ることができ、触ることのできるもの、 そのような「できる」関係にある男女を描くには、 短編小説という器がまことに好ましい。 努力の成果、としてではなく、生まれつき恵まれた恩恵としての「肩」を 男は愛し、女は愛されることを大切にする。...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 泣いた顔
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女を泣かせるために彼がしたこと 片岡義男の小説には美人しか登場しない、といっても過言ではないが この小説の竹田恵理子もむろん、相当な美人だ。 頭と顔の造作、そのバランスはあまりに完璧で 完璧すぎて平凡さに近づく、という矛盾ギリギリの領域にある。 そしてある時、その完璧さが一気に崩れる瞬間が...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ブルー・マイナー
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女がコレクションを並べ換える時 われわれは小説を読む時、なにかしらネガティブな出来事が起こり、葛藤や事件、人間関係の変化などを経たのち、事態が収拾したり、あるいは登場人物の心持ちが別の局面に入る、というような一通りの起伏に慣れている。しかし多くの片岡義男作品はそのような構造を一切取らない。...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ほぼ完璧な情事
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: われわれが「現実」と呼んでいる何がしかの出来事を言葉で作り上げる。 言うまでもなく、小説は言葉でできている。 恋愛小説だって、小説である以上、やっぱり言葉でできているはずだ。 そしてこの短編小説は、まだ起きていない情事を 男女2人の会話によって言葉で構築する。 そもそも言葉で出来上がっている...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私は彼の私
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 日々は過ぎ去り、しかし10月は何度でも回帰する。 夏が去れば、次には秋がやってくる。しかし、 季節のうつろいはゆるやかで、いたるところに夏の名残があるだろう。 そのいっぽうで、そんな自然な推移など一切認めない、とばかり 一切の痕跡を残さない、強い意志の下にあらわれる別れがある。 彼女はもうい...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 桔梗が咲いた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: ある小説の助走のような小説は、そのままひとつの完璧な小説になった 作家自身が「あとがき」に書いたようなひとつの明確なイメージ、明確だが小説としては何年も結実しなかったイメージの定着がここにはある。 この小説では登場人物の誰もが物語を作ろうとしている。 作ろうとしながら、自分自身にも物語を持っ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 鏡が必要です
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 私は鏡、鏡は彼女、彼女は私 不可思議な短編小説である。 登場人物は3人。女が2人で男が1人。 しかし女のうちの1人は、確かにそういう女性が存在すると会話の中で示されるだけで実物はシーンの中に現れない。 そしてその現れない彼女と今ここにいるもう1人はとてもよく似ていて、服も共有、部屋も共有、そ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 微笑の育てかた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 微笑とは何だろう? そのことを探るために、例えば2つの微笑を用意してみること 微笑とは何だろうか。 破顔一笑や、大きな喜びとは違って、抑制の効いた、それでいて隠しようもなく何かが放射されてくるようなその顔の動きは、例えばそれが女性ものである場合、男にとって女性の微笑とは何だろうか。 2人の女...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: その物語を要約すると
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: その要約を物語にすると、女は殺されても生きるだろう ミステリ小説の好きな女性が、移動の時間を利用して買ったばかりのミステリに読みふける。至福の時間だ。 それがおよそどんなストーリーなのか、といった説明がまず地の文をなし、後半では恋人に近い存在の男性にむかってそのミステリの重要な鍵である「失踪...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: コーヒーが冷えていく
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 冷めたコーヒー、1人で飲むか、2人で飲むのか このうえなく愚かでバカな男がいて、しかしその男には友人もいれば親しい女性もいて、彼と彼女はまったくもって不本意な行動に駆り立てられる。 この短編小説の主役はその彼と彼女のほうである。 まさか自分がそんな行動を取らなければならなくなるなんてにわかに...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: いい気分だ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 波が高まって、やがて凪。いい気分だ 舞台はプール。 水をたたえた空間だが人工物であり、やや密閉感じもある空間。 主役は2人の女性。というより、身体と視線だ。 もしかすると互いを捕らえる正確さと貪欲さは異性間のそれをしのぐものかもしれない。 言葉は不要。過不足のないしなやかな動きがあればいい。...
    商品価格: ¥275(税込)
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