いらっしゃいませ ゲスト様
»TOP > 著作者別 > 坂口安吾
Twitter  Facebook 

坂口安吾

検索結果400件中361件から400件までを表示
≪前へページ:1.. 3  4  5  6  7  8  9
  • タイトル: 敬語論
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  インドの昔に学者が集って相談した。 どうも俗人どもと同じ言葉を使ったんじゃ学問の尊厳にかゝわる。 学者は学者だけの特別な言葉を使わなければならぬ。 そこでそのころのインドの俗語(パーリ語という)を用いないことにして、学者だけの特別の言葉をつくった。 これをサンスクリット(梵語)と称す...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 不良少年とキリスト
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  もう十日、歯がいたい。 右頬に氷をのせ、ズルフォン剤をのんで、ねている。 ねていたくないのだが、氷をのせると、ねる以外に仕方がない。 ねて本を読む。 太宰の本をあらかた読みかえした。  ズルフォン剤を三箱カラにしたが、痛みがとまらない。 是非なく、医者へ行った。 一向にハカ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ニューフェイス
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  前頭ドンジリの千鳥波五郎が廃業してトンカツ屋を開店することになったとき、町内の紺屋へ頼んだノレンが届いてみると「腕自慢、江戸前トンカツ、千鳥足」と意気な書体でそめあげてある。  千鳥波が大変怒ってカケアイに行くと、紺屋のサブチャンが、呆れて、 「アレ、変だねエ。 だって、お前......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 私の葬式
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 私の葬式 坂口安吾  私は葬式というものがキライで、出席しないことにしている。 礼儀というものは、そんなところへ出席するところにあるとは思っていないから、私は何とも思っていないが、誰々の告別式に誰々が来なかったなどゝ、日本はうるさいところである。  大倉喜八郎というお金持......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: アンゴウ
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  矢島は社用で神田へでるたび、いつもするように、古本屋をのぞいて歩いた。 すると、太田亮氏著「日本古代に於ける社会組織の研究」が目についたので、とりあげた。  一度は彼も所蔵したことのある本であるが、出征中戦火でキレイに蔵書を焼き払ってしまった。 失われた書物に再会するのはなつかし....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 不思議な機構
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 不思議な機構 坂口安吾 「馬車物語」(新東宝)の撮影に、伊豆へロケーションに行ったことを徳川夢声氏が随筆に書いている。 日夜の酒宴である。 たまに撮影がある。 夕方五時になると、お時間です、とピタリとやめる。 昔から映画界には、時間と金をかければ良い作品ができる、という迷信があ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 三十歳
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  冬であった。 あるいは、冬になろうとするころであった。 私の三十歳の十一月末か十二月の始めごろ。  あのころのことは、殆ど記憶に残っていない。 二十七歳の追憶のところで書いておいたが、私はこのことに就ては、忘れようと努力した長い年月があったのである。 そして、その努力がもはや不...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 遺恨
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  梅木先生は六十円のオツリをつかんで中華料理店をとび出した。 支那ソバを二つ食ったのである。 うまかったような気がする。 然し、味覚の問題ではない。 先生は自殺したくなっていた。 インフレ時代に物を食うということが、こんなミジメなものだとは。 お金をだしながら乞食の自覚を与えられた...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 後記にかえて〔『教祖の文学』〕
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は社会人としての自我というものを考えるから、政治についても考えるけれども、政治家にはなる筈のない生れつきである。  私は今の世に生れたから文士になったが、昔の世に生れても、決して大名貴人になろうとか、天下の豪傑になろうとは思わず、琵琶法師とか遊吟詩人というようなものになった... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 文人囲碁会
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 文人囲碁会 坂口安吾  先日中央公論の座談会で豊島与志雄さんに会ったら、いきなり、近頃碁を打ってる?  これが挨拶であった。 四五年前まで、つまり戦争で碁が打てなくなるまで、文人囲碁会というのがあって、豊島さんはその餓鬼大将のようなものだった。  僕は物にタンデキする性......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 男女の交際について
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  近ごろの世道人心が堕落タイハイしているとか道義が地におちたとか慨嘆するのは当らない。  昔の平和の時代に比較して人の心だけを言うのが間違いで、このインフレ時代であり、住宅難、動物的雑居生活、停電、食糧難、物資難、交通難、おまけにそこに住む青年たちは戦場へ追いやられて心ならずも... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 坂口流の将棋観
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は将棋は知らない。 けれども棋書や解説書や棋士の言葉などから私流に判断して、日本には将棋はあったが、まだ本当の将棋の勝負がなかったのじゃないかと思う。  勝負の鬼と云われた木村前名人でも、実際はまだ将棋であって、勝負じゃない。 そして、はじめて本当の勝負というものをやりだしたの....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 将棋の鬼
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  将棋界の通説に、升田は手のないところに手をつくる、という。 理窟から考えても、こんなバカな言い方が成り立つ筈のものではない。  手がないところには、手がないにきまっている。 手があるから、見つけるのである。 つまり、ほかの連中は手がないと思っている。 升田は、見つける。 つま...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ジロリの女
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は人の顔をジロリと見る悪い癖があるのだそうだ。 三十三の年にさる女の人にそう言われるまで自分では気づかなかったが、人の心をいっぺんに見抜くような薄気味わるさで、下品だという話だ。 それ以来、変に意識するようになり、あゝ、又やったか、そう思う。 なるほど、我ながら、変に卑しい感じがす....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 白井明先生に捧ぐる言葉
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 白井明先生に捧ぐる言葉 坂口安吾  先ごろの本欄に僕の「風報」にかいた「天皇陛下に捧ぐる言葉」を評して俗うけを狙った媚態露出だとのことであるが、白井明先生の鑑賞眼は浅薄低俗と申さなければならない。  あの文章にこもる祖国へよせる僕の愛情や、あれを書かずにいられなかった情... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 帝銀事件を論ず
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  帝銀事件はとくに智能犯というほどのものではないようだ。  この犯人から特別つよく感じさせられるのはむしろ戦争の匂いである。 私は、外地の戦場は知らないのだが、私の住む町が一望の焼け野となり、その二カ月ほど後に再び空襲を受けて、あるアパートの防空壕へ五〇キロの焼夷弾が落ちた。 中に....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: わが思想の息吹
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: わが思想の息吹 坂口安吾 「青鬼の褌を洗う女」は昨年中の仕事のうちで、私の最も愛着を寄せる作品であるが、発表されたのが、週刊朝日二十五週年記念にあまれた「美と愛」という限定出版の豪華雑誌であったため、殆ど一般の目にふれなかったらしい。 私の知友の中でも、これを読んだという人... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: ヤミ論語
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  世は道化芝居  自宅へ強盗を手引きした青年があったと思うと、人数も同じ四人組で自宅で強盗した絹香さんという二十一の娘が現れた。  トリスタン・ベルナールの作品だかに、知らないウチは勝手が分らぬ、それに見つかった時、変テコリンで困らア、というので知人のウチへ稼ぎに... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 探偵小説とは
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 探偵小説とは 坂口安吾  推理小説というものは、文学よりも、パズルの要素が多い。  制作の方法から見ても、一般の文学と推理小説では根柢から違っている。  一般に小説というものは、執筆に先立って、構想せられた一応の筋はあるけれども、書きすゝむうちに、かねての構想をみだし......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 机と布団と女
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 机と布団と女 坂口安吾  小説新潮の新年号に、林忠彦の撮影した私の二年ほど掃除をしたことのない書斎の写真が載ったから、行く先々で、あの部屋のことをきかれて、うるさい。 しょっちゅうウチへ遊びにきていた人々も、あの部屋を知ってる人はないのだから、ほんとに在るんですか、見せて下... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: モンアサクサ
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  戦争中の浅草は、ともかく、私の輸血路であった。 つまり、酒がのめたのである。 「染太郎」というオコノミ焼が根城であったが、今銀座へ越している「さんとも」というフグ料理、これは大井広介のオトクイの家、それから吉原へのして、「菊屋」と「串平」、酔いつぶれて帰れなくなると、吉原へ泊る......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 天皇陛下にさゝぐる言葉
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  天皇陛下が旅行して歩くことは、人間誰しも旅行するもの、あたりまえのことであるが、現在のような旅行の仕方は、危険千万と言わざるを得ない。 「真相」という雑誌が、この旅行を諷刺して、天皇は箒である、という写真をのせたのが不敬罪だとか、告訴だとか、天皇自身がそれをするなら特別、オセ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 感想家の生れでるために
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 感想家の生れでるために 坂口安吾  文芸時評はない方がよい。 下品で、不潔俗悪で、百害あるのみだからである。 文芸時評というものの性質が百害あるわけじゃなく、これを手がける作家の態度が卑屈俗悪だからである。  仲間の作品批評になると点が甘くなる。 党派に依存するさもしさで、...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 新人へ
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要: 新人へ 坂口安吾  如何に生くべきか、ということは文学者の問題じゃなくて、人間全体の問題なのである。 人間の生き方が当然そうでなければならないから、文学者も亦そうであるだけの話である。  如何に生くべきか、が人間のあたりまえの問題でなくて、特に文学だけの問題のように考えら......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 出家物語
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  幸吉の叔母さんに煙草雑貨屋を営んでいる婆さんがあって、御近所に三十五の品の良い未亡人がいるから、見合いをしてみなさい、と言う。 インテリで美人で、三十ぐらいにしか見えない。 会社の事務員をして二人の子供を女手で育てゝいるが、浮いた噂もない。 幸吉にはモッタイない人だけれども、あるとき....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 淪落の青春
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  石塚貞吉が兵隊から帰ってきたころは、日本はまったく変っていた。 彼の兵隊生活は捕虜時代も数えて八年にわたり、ソ満国境から北支、南支、仏印、フィリッピン、ビルマ、戦争らしい戦争はビルマだけ、こゝではひどい敗戦で逃げまわっているうちに終戦、捕虜になった。 彼が故国へ帰ってきたのは、終戦......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 現代の詐術
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は戦争まえまではヤミという言葉を知らなかった。 知らないということは情ないことで、私の青年期はヨーロッパでは前大戦後の混乱をへて、どうやら立ち直りかけたころ、ニュースに文学にインフレや道徳の混乱はウンザリするほど扱われていたが、戦争と死、戦争と陰謀、そんなことは考えてみても、イ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 紫大納言
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  昔、花山院の御時、紫の大納言という人があった。 贅肉がたまたま人の姿をかりたように、よくふとっていた。 すでに五十の齢であったが、音にきこえた色好みには衰えもなく、夜毎におちこちの女に通った。 白々明けの戻り道に、きぬぎぬの残り香をなつかしんでいるのであろうか、ねもやらず、縁にたたず....
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 日本文化私観
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  一 「日本的」ということ  僕は日本の古代文化に就て殆んど知識を持っていない。 ブルーノ・タウトが絶讃する桂離宮も見たことがなく、玉泉も大雅堂も竹田も鉄斎も知らないのである。 況んや、秦蔵六だの竹源斎師など名前すら聞いたことがなく、第一、めったに旅行することがないので... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 青春論
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  一 わが青春  今が自分の青春だというようなことを僕はまったく自覚した覚えがなくて過してしまった。 いつの時が僕の青春であったか。 どこにも区切りが見当らぬ。 老成せざる者の愚行が青春のしるしだと言うならば、僕は今も尚青春、恐らく七十になっても青春ではないかと思い、こう... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 勉強記
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  大震災から三年過ぎた年の話である。 昨今隆盛を極めているアパートメントの走りがそろそろ現れた頃で、又青年子女が「資本論」という魔法使いの本に憑かれだした頃でもあった。 生活の形式にも内容にも大きな転換期が訪れようとしていた。 「近代」が、また「今日」が、始まろうとしていたのである。 ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 飛騨の顔
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  日本で、もう一度ノンビリ滞在してあの村この町を歩いてみたいと思う土地は、まず飛騨である。 五月ぐらいの気候のよいときが望ましいが、お祭のシーズンもよいかも知れぬ。 京都はギオンの夏祭りをのぞいて多くの主要な祭が春の二ヶ月間ぐらいに行われるから祭のシーズンというものがあるが、ヒダはそ......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 白痴
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  その家には人間と豚と犬と鶏と家鴨が住んでいたが、まったく、住む建物も各々の食物も殆ど変っていやしない。 物置のようなひん曲った建物があって、階下には主人夫婦、天井裏には母と娘が間借りしていて、この娘は相手の分らぬ子供を孕んでいる。  伊沢の借りている一室は母屋から分離した小屋で......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 堕落論
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  半年のうちに世相は変った。 醜の御楯といでたつ我は。 大君のへにこそ死なめかへりみはせじ。 若者達は花と散ったが、同じ彼等が生き残って闇屋となる。 ももとせの命ねがはじいつの日か御楯とゆかん君とちぎりて。 けなげな心情で男を送った女達も半年の月日のうちに夫君の位牌にぬかずくことも事...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 続堕落論
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  敗戦後国民の道義頽廃せりというのだが、然らば戦前の「健全」なる道義に復することが望ましきことなりや、賀すべきことなりや、私は最も然らずと思う。  私の生れ育った新潟市は石油の産地であり、したがって石油成金の産地でもあるが、私が小学校のころ、中野貫一という成金の一人が産をなして... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 桜の森の満開の下
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  桜の花が咲くと人々は酒をぶらさげたり団子をたべて花の下を歩いて絶景だの春ランマンだのと浮かれて陽気になりますが、これは嘘です。 なぜ嘘かと申しますと、桜の花の下へ人がより集って酔っ払ってゲロを吐いて喧嘩して、これは江戸時代からの話で、大昔は桜の花の下は怖しいと思っても、絶景だなど... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 肝臓先生
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  終戦後二年目の八月十五日のことであるが、伊豆の伊東温泉に三浦按針祭というものが行われて、当日に限って伊東市は一切の禁令を解除し、旅館や飲食店はお酒をジャン/\のませてもよいし、スシでもドンブリでも何を売ってもよろしい、という地区司令官の布告がでたという。  戦争以来伊東へ疎開... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 風博士
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  諸君は、東京市某町某番地なる風博士の邸宅を御存じであろう乎? 御存じない。 それは大変残念である。 そして諸君は偉大なる風博士を御存知であろうか? ない。 嗚呼。 では諸君は遺書だけが発見されて、偉大なる風博士自体は杳として紛失したことも御存知ないであろうか? ない。 嗟乎。 で...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 風と光と二十の私と
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  私は放校されたり、落第したり、中学を卒業したのは二十の年であった。 十八のとき父が死んで、残されたのは借金だけということが分って、私達は長屋へ住むようになった。 お前みたいな学業の嫌いな奴が大学などへ入学しても仕方がなかろう、という周囲の説で、尤も別に大学へ入学するなという命令では......
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 夜長姫と耳男
    著者: 坂口安吾
    出版社: ConTenDo
    概要:  オレの親方はヒダ随一の名人とうたわれたタクミであったが、夜長の長者に招かれたのは、老病で死期の近づいた時だった。 親方は身代りにオレをスイセンして、 「これはまだ二十の若者だが、小さいガキのころからオレの膝元に育ち、特に仕込んだわけでもないが、オレが工夫の骨法は大過なく会得して... ...
    商品価格: ¥0(税込)
≪前へページ:1.. 3  4  5  6  7  8  9

コンテンツフィルタ

"購入可能なコンテンツ"はご利用端末で購入いただけるコンテンツのみを表示します。

設定をリセット

電子書籍サイト[ConTenDo|コンテン堂]はコンテンツの交差点となるプレイスを目指して様々な良いコンテンツを展開します。
電子書籍にとどまらず映像、画像なども取り扱います。話題のEPUBおよびPDF形式を揃えています。

レコードやCDを『ジャケ買い』ってしませんでしたか?
ジャケットがグッドデザインだと買ってしまったりする購買行動のことです。
コンテン堂では、表紙が一番魅力的に見えるようにサイト・デザインされています。
電子書籍も『ジャケ買い』は素敵なコンテンツとの出会い方法としてもオススメです。

電子書籍を探すときはタイトルや著者名がわからないと結構探しにくいものです。コンテン堂は『ワードサーフィン』というまったく新しい本探しメソッドを提案しています。思ってもいなかった『本との出会い』をお楽しみ下さい。