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折口信夫

検索結果59件中46件から59件までを表示
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  • タイトル: 古代に於ける言語伝承の推移
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要:   一 所謂民間伝承といふ言葉を、初めて公に使はれたのは、たしか松村武雄さんであつたと思ふ。 そして、それを現在、柳田国男先生はじめ、我々も使うて居るのである。 こゝでは、この民間伝承のうちの、言語伝承の移り変りに就いて、述べたいと思ふ。 言語伝承には、言語の形式と、言語そ... ...
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  • タイトル: 人形の話
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要:  歌舞伎に関係のある話は、御祭りの芝の舞台の話でしまっておき、この章では話を変えて、人形の話を簡単にしておきたいと思う。 前に人形の舞台と歌舞伎芝居の舞台との関係について、ごくおおざっぱな話をしておいたが、今日はそれからもう少し路を開いていきたいと思う。  人形は室町になり突如と......
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  • タイトル: 辞書
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要:  日本の辞書のできてくる道筋について考えてみる。  そういうとき、すぐにわれわれは『倭名類聚鈔』を頭に浮かべる。 それより前には辞書がなかったかというと、以前のものが残っていないというだけのことで、源ノ順が突如として辞書をこしらえたというのではない。 『倭名鈔』があれだけ正確な分類....
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  • タイトル: 春永話
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: むら/\と見えて たなびく顔見世の幟のほどを 過ぎて来にけり 昭和十年三月、私の作る所である。 歌は誇るに値せぬが、之に関聯して私ひとり思ひ出の禁じ難いものがある。 京の顔見世は、近年十二月行ふことになつてゐる。 十一月末にさし迫つて初める為、十二月興行と謂つた形をとることになつてし....
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  • タイトル: 山の音を聴きながら
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: ようべは初めて、澄んだ空を見た。 宇都宮辺と思はれる空高く、頻りに稲光りがする。 もう十分秋になつて居るのに、虫一疋鳴かない。 小山の上の大きな石に腰をおろして居ると、冷さが、身に沁みて来るやうだ。 物音一つしない山の中に、幽かに断え間なく響いて居るのは、夜鷹が谷の向うに居るのだらう。...
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  • タイトル: 小説の予言者
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 私の知つた文學者には、豫言者だちの人と、饒舌家型の人とがあつて、著しい相違を見せてゐる。 勿論、太宰君は豫言者型といふよりも、豫言者と言つた方が、もつと適切なことを思はせてゐた。 宗教の上の豫言者が、その表現の思ふ壺にはまるまでは、多く饒舌家に類してゐた。 太宰君の作品にもさういふ....
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  • タイトル: 水中の友
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: いつまでも ものを言はなくなつた友人――。 もつとも 若かつたひとり――。 たゞの一度も 話をしたことのない 二三行の手紙も 彼に書いたことのない私―― 併し 私の友情を しづかに 享けとつてゐてくれた彼を 感じる。 ――友人の死んだ時 私は、嵐の聲を聞いた。 ...
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  • タイトル: 好悪の論
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 鴎外と逍遙と、どちらが嗜きで、どちらが嫌ひだ。 かうした質問なら、わりに答へ易いのです。 でも、稍老境を見かけた私どもの現在では、どちらのよい處も、嗜きになりきれない處も、見え過ぎて來ました。 それでやつぱり、かうした簡單な討論の方へ加はれさうもありません。 だからまして、廣く大海を探...
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  • タイトル: 文学に於ける虚構
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: このごろ、短歌の上で虚構の問題が大分取り扱はれて來た。 文學に虚構といふことは、昔から認められてゐた。 日本文學では、それを繪空事・歌虚言などゝ言つて、文學には嘘の伴ふものだといふことを、はつきり知つてゐた。 寧、藝術は嘘で成り立つてゐる。 其肝腎の部分は嘘だと言つてゐる。 だから昔...
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  • タイトル: 門松のはなし
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 正月に門松を立てる訣を記憶してゐる人が、今日でもまだあるでせうか。 此意義は、恐らく文献からは発見出来ますまい。 文化を誇つたものほど早くに忘れてしまうた様です。 僅に、圏外にとり残された極少数の人達の間に、かすかながら伝承されてゐる事があるので、それから探りを入れて、まう一度これを原....
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  • タイトル: 日本美
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 私は日本の民俗の上からお話を申し上げたいと思つてゐます。 譬へば、貴女方が花をお活けになる、さうした我々に芸術的感銘をお与へにならうとする花よりも、もつとうぶな花、宗教的な花の話をしてみたいと思ひます。 八月の月見、日本では月見が存外新しいことのやうに思つていらつしやるかも知れま......
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  • タイトル: 鬼を追い払う夜
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 「福は内、鬼は外」と言うことを知って居ますか。 此は節分の夜、豆を撒いて唱える語なのです。 此日、村や町々の家々へ、鬼が入り込もうとするものと信じて居ました。 それに対して、豆を打ちつけて追うのだと言います。 今年はそれがちょうど、二月四日に当るのです。 これは家々ですることですが、...
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  • タイトル: 筬の音
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: わが車は、とある村に入りぬ。 軒ごとに吊りほせるかけ菜の、あるかなきかの風にゆらめきて、鶏のこゑ、長閑にきこゆ。 轍におこる塵かろく舞ひ、藪ぎはの緋桃の花、ほろり/\散る。 高安の春、いま闌なり。 いつしか、村をはなれつ。 から/\と軋り行く輞の右左、みだれ咲く菜の花遠く...
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  • タイトル: 身毒丸
    著者: 折口信夫
    出版社: ConTenDo
    概要: 身毒丸の父親は、住吉から出た田楽師であつた。 けれども、今は居ない。 身毒はをり/\その父親に訣れた時の容子を思ひ浮べて見る。 身毒はその時九つであつた。 住吉の御田植神事の外は旅まはりで一年中の生計を立てゝ行く田楽法師の子どもは、よた/\と一人あるきの出来出す頃から、もう二里三里...
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