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桜間中庸

検索結果55件中1件から45件までを表示
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  • タイトル: お月さまとお星さま ――童話風景――
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 黄金のお皿へ 兎がとびこみました バアラリと黄金色の金平糖が 紫色のびろうどに散りました 兎も お皿の中で  黄金になりました 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  1936(昭和11)年7月28日発行 ※この作品を含む8篇まとめての表題「――童... ...
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  • タイトル: リズム(詩の)に就いての再考察
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: リズム(詩の)に就いての再考察 櫻間中庸  永い間「影のリズム」といふ言葉を私は獨り考へて來た。 「影のリズム」といふ言葉は私が獨自の私の意圖する童謠の世界に雄飛させようと務めて來たものであつたが今やつとそれの一端にはつきりした認識を得ることが出來たと思ふのである。  童......
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  • タイトル:
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 夢 櫻間中庸  美しい夢を見た。  清流にかゝつた白い橋の上に私は妹たちと居た。 さゞれ石の上をチロチロと流れて行く碧玉の水。 私は嵐山かどこかの繪葉書を想つてゐた。  美しい夢であつた。 山路にかゝつてゐた妹たちと兄と私。 藤の房があつた。 スヰートピーの花のや...
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  • タイトル: 窓を開く
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 窓を開く 櫻間中庸 これが十二月の空であらうか。 風は北極に流れて行つたらしい。 この空のあをさはどうだ。 みの虫みの虫。 みの虫だと思つたのはアカシヤの實の莢であつた。 みの虫みの虫、風に吹かれてみのを着たまま飛んでつたとうたつた童謠詩人を思ひだす。 家の...
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  • タイトル: 墓地
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要:  郷里につくと、その日の中にか翌日の朝かには、きつと、家の墓地に鎌と笹掃木を手にして出かける。  それに義務を感じるといふのでもない。 ただその墓地が村を南から北へ大膽に見下せる高さにあることがたまたま故郷に歸つた私に喜びを投げてくれるからだ。 それがいつの間にか習慣といつたものに....
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  • タイトル:
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 獏 櫻間中庸  獏――私はたまらなくこの字が好きでありこの音が好きである。  バク。 ばく。 BAKU。  私はいつも斯う口すさんで見る。 夢を食ふけもの――これがバクの内容である。 このロマンチックな内容を持つたけもの。 私の想の中にクツキリ生きてゐるけものに會...
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  • タイトル: 冬至
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 冬至 櫻間中庸 あをいタイルの浴槽にひたつてゐる。 外は武藏野の風であらうにこの落ちついた心はふるさとを想つてゐる。 ぷち――ぷち ゆぶねのあちこちに月のやうに浮んでゐる橙の實をそつと下から押へる。 兩手の指で押へると種子はあわてゝはねる。 いゝ音だ。 冬至...
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  • タイトル: 東京
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 東京 櫻間中庸  鈴かけの街路樹。 葉の落ちつくした梢を空つ風がうなつて通る十二月です。 自動車と電車の音のみが、いやにやかましい所、此處は内務省大藏省復興局などの門を並べたいかめしい? 丸の内です、バラツクの大藏省復興局、それ等の門だけが威嚴をそへようとつとめてゐる。 .....
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  • タイトル: 短索
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 生を享けた喜びを感じなければならない。 健全な兩親を持つ幸福を知らなければならない。 教育を與へられる幸ひを思はねばならない。 そして最もよく自己を活かす道を選び、それに邁進しなくてはならぬ。 自己の成長が社會に直接に意義あるやうにしなければならない。 人格の定義...
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  • タイトル: 城山のことなど
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要:  城山は冬がいゝ。  あの峰の城趾の熊笹原の中に立つて、笹の葉裏を白くかへし、老松の幹をゆるがせて音高く吹き過ぎてゆく風の聲を聞くのはたまらなくいゝものだ。 冷たい、身を切るやうな風だ。 どこからともなく、どこへともなくの感を眞實、風に感じるのはこの時だ。  私は少年時代、よく...
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  • タイトル: ゴムフウセン
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: ゴムフウセン 櫻間中庸  ボク カケテツタ カケテツタ。  セエタアノポケツトカラ キヤラメルガ トビダシサウデ トビダシサウデ ボク カケテツタ カケテツタ。  タカヲチヤンノウチハ クルリト カラタチノカキヲマハツタ アソコダ。  カキノトコロヲ マハツテ フウ....
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  • タイトル: 動物列車
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要:  空は美しく澄みわたつてゐて、青い西洋皿をさかさにしたやうに山と山との間にかゝつてゐました。  少年は山の中腹の芝の上に寢ころんで空の色に見入つてゐました。 この山には煉瓦工場があります。 煉瓦工場からは石炭の燃え滓を少年のすぐ近くの傾斜面へトロツコで運んでくるのです。 傾斜面は石...
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  • タイトル: ごわごわごむ靴
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要:  山と山との間に小さい川があります。 川には、澄みきつた水が流れてゐます。 川の底には白くて丸い石が卵のやうに重なり合つてゐて、水が小石にぶつつかつて、こぽり、こぽりと音をたててゐます。 「ぽつちやり」と何だか黒いかたまりが水の中に入つてきました。  ゆら、ゆら、ゆら、  黒...
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  • タイトル: 影絵師
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要:  俊坊はをぢさんの手にぶら下りながら、夜の街通りをゆきました。  海岸へつゞいてゐる通りはアスフアルトの上に打ち水がしてあつて海から吹いてくる風がそのまゝ街の灯にぬれながら凉しく通つてゆきました。  散歩の人たちで街は賑はつて居りました。  常設館からは樂隊の音が流れ出て居....
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  • タイトル: 赤い電車
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要:  東京の街から出てゐる二本のレールは原つぱをつききつて青い空の下を、ずつとあちらまでつゞいてゐます。 そのレールの上を青電車がシンシンと音をたてて走りました。  じゆん一くんのお家は、その原つぱのまん中にある小さな町にありました。  じゆん一君は電車がすきでした。  町の踏...
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  • タイトル: アカシヤと桑
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: アカシヤと桑 櫻間中庸 かそかなる音して落つるアカシヤの花の香をひとりたのしむ 幼子が拾ひあつめて手に持てるアカシヤの花に夕日させるも 集ひきて桑の實とると見上げ居る子等の面わに夕日照りそふ 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  1936(... ...
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  • タイトル: わがあけくれのうた
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: わがあけくれのうた 櫻間中庸 寢がへりを打てばかなしもザラザラと腦のくづるゝうつろなる音 日毎夜毎吾が悲しみの多くなる如く思ひて今日も亦寢る 思へども思へども心まとまらず濱に出て來て身を横ふる 葉山ゆく馬車高々と過ぎゆきしアスフアルトの上に秋日やわらか... ...
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  • タイトル:
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 街 櫻間中庸 賣店の女の顏の明るさはアスフアルト敷くこの街の顏 行ずりに見し外人の瞳かも土曜の夕のそゞろ歩きに 客を呼ぶ馬車屋の笛のあわれさや逗子驛頭の冬のたそがれ たたき賣るバナナ屋の聲寒寒と宵のしゞまを破りて流る 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿... ...
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  • タイトル: 冬の逗子
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: わびしさのつもれば獨り訪ね來て悲しき海の冬を聞くなり 水面擦り飛ぶおほ鳥の眞白なる翼に疲れ見えて哀しも うら枯れし濱晝顏のながながと此處別莊の裏につゞけり 半島の岩に碎くる波見えて浪子不動に日は暮れなずむ 不動堂の折鶴の色あせゆきて冬に入るなりこゝ逗子の濱... ...
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  • タイトル: 城山城趾にて
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 頬にしぶく氷雨忘れて一時を敗軍の士の心しのびぬ かなしさは落城のあと冬たけて御所ヶ丸山さびしくそびゆ 武士の魂とむらふや音たてゝ枯草山にひたしぶくあめ とけ殘る雪まだらなる谷あひに炭燒く煙低く流れぬ 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  19... ...
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  • タイトル: 赤穂御崎詠草集
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: ――カムバスを立つ―― 岳の上はひたに靜もり妹は合歡の木の下にカムバスを立つ 妹は默して立てりひたすらに海を描かむ心一つに 帆の形面白しなど語らひつ雜草の丘にデツサンをする ――貨物船―― やゝ沖に貨物船はとまりたりデツキを動く人の氣配す 貨物... ...
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  • タイトル: 天体現象
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 天體現象 櫻間中庸 月に迫る金星―― 月に迫る金星―― 瞬間―― 雲はカーテンをおろす―― あゝ―― 雲はカーテンをひく―― 金星は月をはなれてゐる―― 金星は月をはなれてゐる―― 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  1936(昭和... ...
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  • タイトル: 石碑
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 石碑 櫻間中庸 あをい木 あをい草 思ひ出をひめて 石碑は靜もりて立てり かなしみも よろこびも みなながら ふくめて 石碑はさびれて立てり たそがるれば 思ひ出はわがむねにかへり 石碑は夕日に更生れり 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン... ...
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  • タイトル: 散髪屋の夜
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 散髮屋の夜 櫻間中庸 さんぱつやの 窓の月は くさい髮の にほひがする みゝずが 細々と泪の音をたてゝゐる そんなに月がかなしいのかい 痩せきつた 俺のからだに 夏が 夏が しんみりと重たい 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  1936(... ...
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  • タイトル: 〔金魚は青空を食べてふくらみ〕
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 金魚は青空を食べてふくらみ 鉢の中で動かなくなる 鳩だか 鉢のガラスにうすい影を走らせる 來たのは花辨か 白い雲の斷片 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  1936(昭和11)年7月28日発行 ※〔〕付きの表題は、作品の冒頭をとって、ファイル作成時に... ...
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  • タイトル: 〔女は ライラツクのにほひを好むと〕
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 〔女は ライラツクのにほひを好むと〕 櫻間中庸 女は ライラツクのにほひを好むと ストローはメロンソーダ水を吸ひあげる 私は女のにほひを吸ひあげる 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  1936(昭和11)年7月28日発行 ※〔〕付きの表題は、作... ...
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  • タイトル: レインコートを着たてんと虫
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: レインコートを着たてんと虫 櫻間中庸 春の雨は 絹の雨 レインコートのてんと虫 ペンペン草のてつぺんで 明日も雨だと 知らせてる 春の風はそより風 レインコートのてんと虫 ペンペン草のてつぺんで 南の風だと知らせてる 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿... ...
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  • タイトル: コスモスとお母さま
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: コスモスとお母さま 櫻間中庸 コスモスの 咲いてるお庭 お母さまは せんたくなさる コスモスの 花より高く お母さまは 竿をあげなさる コスモスと お母さまと せいくらべ せいくらべ コスモスは とても咲いてる ミルクの色の 雲も浮いてる ... ...
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  • タイトル: 港のあいさつ
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 港のあいさつ 櫻間中庸 お船とお船で 笛がなる 笛がなる 汽笛であいさつ ぽう お天氣さん ぽう お天氣さん お船とお船で 手をあげる 手をあげる 右手であいさつ ほうい ごきげんさん ほうい ごきげんさん 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボ... ...
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  • タイトル: 港にはいる汽船
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 港にはいる汽船 櫻間中庸 みなとの海は  みどりのびろうど テーブル掛のやうな  白い船がはいる 汽笛はふくれて  みなとにあふれる みんなデツキで  こちらをみてる 空からひらりと  ハンケチ落ちた ちがふあれだよ  白いかもめよ 底... ...
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  • タイトル:
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 波止場近くの白い船 波が寄せます  タポ タポン  ホラ タポ タポン 甲板に並んだ白い服 海をみてます  トロ トロリ  ホラ トロ トロリ お空にのびてる メーンマスト 鴎が飛びます  サツ サラリ  ホラ サツ サラリ 底本:「日光浴室 ... ...
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  • タイトル: 街の灯
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 街の灯 櫻間中庸 見てたよ 窓からじつと 遠い街の灯 ほらね お星樣の下の空 ぼーつと明かつたよ そしてね お星樣うすかつた 死んでるのあつたよ 知つてる あの遠い街に いゝこと うんとあるんだ 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボ... ...
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  • タイトル: 馬場
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 馬場 櫻間中庸 馬場は四角だ  四角に歩め 足並そろへて  ホイ トロツト トロツト 青い空 馬場は四角だ  四角に馳けろ たてがみユサユサ  ホイ ギヤロツプ ギヤロツプ 雲がとぶ 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺... (本文冒頭より抜粋)
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  • タイトル: 花とお馬
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 花とお馬 櫻間中庸 お馬がたれた なあがいおくび 菜の花たべようと そうろりたれた 花がゆれた 黄色い花だよ お鼻のところで ゆうらりゆれた お馬はたべぬ お花をたべぬ お耳をたれて にほひをかいでる 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」... ...
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  • タイトル: 日光浴室
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 日光浴室  蔦がここまでのびました  らるらる光がもつれます 日光浴室  鳩が影してとびました  ガラスの外のあをい空 日光浴室  母さん毛糸をほぐします  冬が近くにきてませう 日光浴室  ぼくはベツドで手をのばす  おひるのドンがなりました... ...
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  • タイトル: 波とかもめ
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 波とかもめ 櫻間中庸 藻はゆれ 藻はゆれ 波はゆれ かもめ ツイツイ 波をする ホラ ツツイ とさ あをいお空に あをいうみ かもめ フワリ とびたつた ホラ フワリ とさ 翼がぬれるに しよつぱいに もいちど ツイツイ 波をする ホラ ツツイ と... ...
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  • タイトル: 月夜のバルコン
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 月夜のバルコン 櫻間中庸 バラのお家のバルコンは 蟻さん月見のお客樣 「ほうら月だ」と手をあげる バラのお家のバルコンは 蝶さん月見のお客樣 「とてもいゝね」とうたつてる バラのお家のバルコンは 風さん月から吹いてきて 「お月のまつり」を話してる... ...
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  • タイトル: 月夜
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 月夜はみんな青いでせう 山羊の髭も青いでせう 白熊の背も青いでせう 月夜はみんな青いでせう チユウリツプ畑も原つぱも 野菜畑も青いでせう 月夜はみんな青いでせう ピアノの鍵盤の音までも みんなみんな青いでせう 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書... ...
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  • タイトル: 水兵さん
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 水兵さん 櫻間中庸 水兵さんのまちを 水兵さんがとほる  タツプ タツプ タツプ 水兵さんだ水兵さん 水兵さんと水兵さん  タツプ タツプ タツプ セイラアパンツ パンツとパンツ  タツプ タツプ タツプ どこまでつゞく アカシヤ並木  ... ...
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  • タイトル: 白ホテル
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 白ホテル 櫻間中庸 港の風の吹いて來る 海岸通りの白ホテル 異人の子供がつきました テリヤもおともでつきました ホテルのポーチのボウイさん 英語で案内いたします グツドモーニング マイデア グツドモーニング マイデア 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿... ...
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  • タイトル: 草の実
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 草の実 櫻間中庸 知らないか 知らないか 子牛は草の實知らないか 子牛のしつぽの草の實を 知らないよ 知らないよ 子牛は草の實知らないよ 子牛のしつぽの草の實を きつとだろ きつとだろ 草の實ぽいと乘つただろ 子牛がみちくさくつたとき ... ...
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  • タイトル: 開通祝ひ
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 開通祝ひ 櫻間中庸 明治通りのアスフアルト 開通祝ひのいゝ日です 銀バス並んで通ります 黒いおひげの市長さん 今日は視察の燕尾服 銀バスは今通ります ぽぽんと花火があがります お祝する音いゝひゞき おひげで笑ふ市長さん 底本:「日光浴室 櫻間... ...
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  • タイトル: お巡さん
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: お巡さん 櫻間中庸 朝の八時は鈴懸に ほうやり霧が吸はれてる 警察署まへの停留所 お巡りさんが降りてくる 降りますつゞいてお巡りさん みんな鈴懸くぐります 襟立てマントは短かくて チカチカサーベル光ります ウエハス色のビルデング まもなく... ...
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  • タイトル: お空の川
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: お空の川 櫻間中庸 お空を流れる白い川 ミルクの色の遠い川 あれは鷺でせう 白い鳥 ほつかりほわりと渡ります 笹の葉に吹く風の音 さらさら流れる音のやう 鷺のお使ひ 二つ星 ほつかりほわりと渡ります 底本:「日光浴室 櫻間中庸遺稿集」ボン書店  ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
  • タイトル: 一番幌馬車
    著者: 桜間中庸
    出版社: ConTenDo
    概要: 一番幌馬車 櫻間中庸 駈けて行きます 霧の街 一番幌馬車 カポカポと 駈けてゆきます 霧の街 柳並木の アスフアルト ランタンゆれます 霧のなか ぬれてほのかな あかりです 駈けてゆきます 霧の街 古いみやこの はやい朝 底本:「日光浴室 ... ...
    商品価格: ¥0(税込)
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