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片岡義男

検索結果467件中91件から135件までを表示
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  • タイトル: 配色の効果
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 淡いブルーとスカイブルー 女性同士の出会いと恋愛を描いた短篇小説。女性二人が、もう一人の女性の結婚式に出席するため夜の国道を2台のクルマで、つまり、一人1台に乗って連なりながら走っていく冒頭のシーンからして鮮やかである。1度目は電車の中。2度目はバーで。ごく短い時間のうちに2回会ってしまえば...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 愛とハッピー・エンディング
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 人工の女、自然の女 作家は常にストーリーを考えている。女性だ。彼女の担当編集者もまた女性。彼女は時に一人でストーリーを考え、それを今一度確認するように編集者に披露する。今書きつつあるのは、ジェンダーを越境する人物の小説。女なのに男の意識で生きてきた人。女になりたい男。その男から「女であること...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 十年が過ぎた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 十年が過ぎ、そして彼女は今も魅力的だ 波乗りを愛する二人の男は、大学が同じ、入社した会社も同じで1年後には同じ文面で辞表を提出し、南島の住人になる。会社を捨て、一人は写真、一人は小説へ進んでいく。そこに一人の女性が現れる。二人は強く、彼女に惹かれていく。しかし、均衡は崩れない。それは彼女の願...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 幸福の限界
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女はそこにいる、いない、いる…… 静かで、淡々と進んでいくが、いささか狂いが見えるような小説。雑誌の仕事で広島を訪れた作家がきまぐれに街を散策し、古びた映画館を見つけ、入ってみる。ある意味では荒廃した、そして別の意味では非常に貴重な昔日の映画館で、まずはそのことに心を奪われるが徐々に、そこ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: グッド・デザイン
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: きみはグッド・デザイン 好きだし、一緒にいたいが、ずっとは困る。なぜか。「良すぎるからだ」というのが彼の答えだ。彼女は良すぎるから、彼女といることだけで人生の全部になってしまう。他人が聞いたら鼻白むもいいところだが、これは小説であり、二人しか出てこない。「良い」とはすなわち、彼女がグッド・デ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ベーゴマの小説を書く
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 今まで知らなかった何事かを、小説に書くことについて ベーゴマ、というものがある。ある日突然、朝食を食べている時に、ベーゴマ、という一語が何の脈絡もなく小説家の頭に点滅する。現実にそんなことがありうるだろうか? といえば、おそらくはそういうこともありうるのが現実だろう。そもそも、ベーゴマのベー...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 美人と海岸
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: それでもやはりそれは筋道であり、小説になる 結婚してもおかしくはない男女がいて、しかし結婚したいか、まだためらう気持ちがあるか、二人の温度差がある、ということも、しばしば起きることである。男は、故郷の町に女を連れて行って、この女でいいかどうか、確かめたい。女は、彼の故郷に行くのだから、きっと...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 階段の下にいる男
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: パリであんパン、手紙を書きながら 一人の作家が、取材をかねてパリへ旅立つ。そしてパリで、高校の同級生だった女性と偶然に遭う。作家は、実は彼女の姉を慕い続けておりその気持ちは、階段の下から、上にいる存在を見上げるだけで満足、というような言い方で表れたりする。彼はかつて、その姉への手紙で、致命的...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 最高に気持ちいい
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 部屋は一つ、ベッドは二つ、女性が3人 久々に女性4人で会おう、ということになった。しかし、うち一人は若き旅館の女将であり、残りの3人の小旅行を受け入れる立場にある。彼女はこの短篇には登場しない。小旅行の目的地である旅館に行く前にホテルに1泊することになっている。4人ではなく3人という奇数であ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 怖いほどに幸福
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: メイキング・イン・新幹線 一人の小説家がいる。44歳。女性。彼女には離婚歴がある。しかしそれは言ってみれば、幸福な離婚だった。なぜなら、小説を書くために生活から離れる、という自由を夫から与えられたのだから。その彼女は今、書くことについても自由に、ストレートに行為に移していく。編集者が新たな短...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 青いガーディニアの部屋
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女が部屋の花に気づく時 登場人物は二人だけ。片岡作品にはめずらしく、中年の男女だ。彼らの様子はあられもない。セックスの後にセックスを語り、語りが一呼吸すると、またセックス。そのあいだに、なぜだろう、仕事のことや、母親(女性のほうの)のこと、その母親の葬儀のことなどが話題にのぼってくる。どう...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 84年の赤い色
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 今日はすべてがうまくいく日 片岡作品には、世間でマジョリティを形成しているヘテロセクシュアルばかりでなく様々なセクシュアリティの形が登場するが、今回はレズビアンだ。二人は今、40歳という節目の歳を迎えた。40歳。思い出も未来もたっぷりある年齢だ。二人が最初に出会った時のこと、それぞれ異性との...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ふたたびメドレーで三曲
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: メドレーのような長篇小説を トリュフォーの映画『ジュールとジム』(邦題は『突然炎のごとく』)のように仲の良い男女3人がいた。男が二人、女が一人だ。男のうちの一人と女が結婚し、もう一人の男は心から祝福する。そして時を経て、その二人が離婚したという。本当の仲良しであった3人には、三角関係は存在し...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: いなくなりたい
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: いつか必ず、自分はいなくなる ここでは、おそらく誰もが人生の中で多少なりとも感じていながら突き詰めて考えたり苦しんだりしたことの無いことについて、あまりの純粋さゆえにのめりこんでいく少女の姿が描かれている。それは、自分とは何か、存在とは、時間とは何か、という問いだ。かつての自分と今の自分は別...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 真夏の夜の真実
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 1年後、少女たちは再び夜に集合する 激しい雨の降りしきる台風の夜。14歳の少女の家に、親友たちが集まってくる。全部で4人。全員が14歳だ。4人は一夜を共に過ごすために悪天候にも係わらず集まったがその一夜の目的は、ある現場を追体験することにあった。1年前の同じ日、同じように台風の夜に起きたある...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 小説のような人
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: あなたの過去は、私の未来である 娘は身長179cm。母は170cm。共にたいへんな高身長の二人が、おもいがけず久々に横浜の町を楽しむ機会に恵まれる。娘は小説を書こうと試みている身であり、母には離婚歴がある。日中、娘が偶然体験したある幸福なエピソードを契機に二人はいつしか小説論を語り合うことに...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 似合う口紅
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 「見つけたい」「なりたい」と彼は言った 今日的な用語を持ち出せば、性同一性障害、となるだろうか。男性として生まれながら、女性になりたがっている彼。そこには彼自身の意志だけでなく、彼の生き方に理解があり、それどころかあまりの美しさに半ば女の子として育てた母親と姉の存在があり、さらに父親の不在ま...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 基本を学ぶ幸せ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼であり、彼女である存在が至近距離で学んだこと 男でありながら、美しい女性としての外見を備えている。しかし声は、あきらかに男性のそれだ。というような一人の存在が、恋人である男性を深く愛している。ところが突然、その恋人を奪われる日が訪れる。それは二人のいさかいではなく、時間の経過とともに、人の...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: エスケープという名の香水
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 暗い場所なら、脱出がよく見える 地上21階。ホテルではない。私的な寝室だが、生活感はまるでない。外は雨。そしてここは、かなり暗い空間である。ほぼ初対面の男女が、お互いに裸で、会話を交わす。趣味について話し出すと、女の語る趣味は嘘か本当かわからないような(たぶん本当なのだ)荒唐無稽なものだ。い...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 幸福な女性の謎
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: どんなふうに幸せか、わからないことは謎である 極めて端正な、見たところ破綻もないような女性が無味乾燥な、装飾の無いホテルの一室に落ち着いたかと思うとやおら電話をかけ、あるサーヴィスを依頼する。一人の女性が部屋まで派遣されてくる。迎えたほうも、やってきたほうも、相手の魅力を素直に認め二人だけの...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼女、三十五歳、独身
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: キャッチボールが力を与えてくれた インタヴューされるのは舞台女優。するのはライター。二人は共に、35歳の独身の女性だ。二人は、インタヴューの際に初めて会うのではなく、その前に、あるあざやかな偶然のシーンによって会う機会があった。インタヴューの中で、「キャッチ・ボール」が重要な行為であることが...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 紀子が三人いた夏
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 最も「日本的」と言われた作品を通じての「日本」批判 聡明なアメリカ人ジャーナリストの女性と日本人の男性。ほぼ全篇、二人によるディスカッションで成立している中篇小説。内容は、小津安二郎監督の『晩春』『麦秋』『東京物語』、原節子演じる「紀子三部作」についてだ。極めて日本的な映画であり、エディプス...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 胸のふくらみがこう語った
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 胸のふくらみのエンサイクロペディア 男性にはなく、女性だけが備えているもの。それが、胸のふくらみだ。この中篇小説は、一組の男女を中心にすえつつ、男性による胸の礼賛と、屈託なく胸を開放してみせる女性のふるまいによって、読者をこれでもかと胸のふくらみの世界へと引きずりこむ。やがて二人の対話や実践...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼は結婚したくなった
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 結婚したくなった夏は、さてどうなった? 人はなぜ結婚するのか? この問いに整然と回答するのは思いのほか難しかろうが、この小説の主人公は、一人で生きていては何もかもするりと過ぎてしまいもっと生活に抵抗がほしくなったからだ、と答える。彼は大真面目だ。そして複数の候補者の中から自分が結婚したい相手...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 最愛の人たち
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 写真は時間であり、小説は時間を生き直すことである 不思議な長篇小説である。一人は写真家、一人は小説家になっている二人の男性がいて、二人は親しい友人同士である。写真家には、少なくとも年に一度はその姿を撮影し、それが何年にも及んでいる女性がいて、小説家には、彼の書くすべての小説のインスピレーショ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: おなじ緯度の下で
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 初めて好きになった女性は、スクリーンを経由して…… 季節は夏であり、登場人物はまだ幼さの残るハイティーン。そして両親は離婚もしくは死別している、という共通点を持つ短篇を集めた『夏と少年の短篇』に収録された一篇。この作品の鍵は、異母姉だ。ある男の前の妻と二番目の妻、それぞれの娘と息子という関係...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 夏はすぐに終る
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: すぐに終る、夏も、18歳も 18歳。高校を卒業して5ヶ月。やらなければならないことは特になく、それどころかこの歳にして早くもステーション・ワゴンを手に入れ、日本全国どこへでも気ままに旅する時間が流れていく。その途中、同級生の女性と待ち合わせをして会話を交わすと彼の気ままさ、寄る辺なさ、自由が...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私とキャッチ・ボールをしてください
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 男のこでなくておあいにくさま さりげない遭遇の冒頭から女と男、二人の高校生がするすると川原でキャッチ・ボールをする場面にたどりついてしまう。気持ちと気持ちの交換を比喩で表現する際に人は「キャッチ・ボール」という言葉をしばしば使うがここにあるのは本物のキャッチ・ボールでありボールを投げることと...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: エスプレッソを二杯に固ゆで卵をいくつ?
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: この怒涛の電話の中に真実はあるか? 14歳。自分で自分をもてあまし、世間からは「多感な時期」などと言われたりもする年齢だ。そんな年齢で、両親が離婚した。友人に向かって彼女は、そのことについて好きになれない父親について、めんどくさい新しい母について、そして誰よりも「かっこいい」と思っている離婚...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 継続は愛になるか
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 愛になろうがなるまいが、継続を選べ シンプルだが厄介な短篇。男女がいて、付き合いは5年ほどになり、いつも女が男の部屋を訪ねる。ところがある時、女は別の男と結婚すると言い出す。それはしかし、あてつけでも心変わりでもない。そして、二人の関係はこの度の結婚よりも長い継続なのだから今後も続ける、など...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私はいつも私
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: おにぎりに泣き、焼き鳥にあこがれる 離婚してしまった相手なのに、無性に会いたくなる。いや、そもそも嫌いで別れたわけじゃないのだ。そういうことはたぶん、あるのだろう。結婚してしまったから離婚してしまった、「しない」ことがいちばん良かったのに、というような関係。離れてみて、話さなかったこと、確か...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: とにかくメロディーを聴かせてくれ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 抑えること、でも忘れないこと。それがメロディー 後輩に対する先輩の好意から、あるお見合いの機会が訪れる。男性側にも女性側にも、相手がどんな人物か一切教えないというかなり変わった、ミステリアスなお見合いだ。あるのは取り持ってくれる先輩への信頼だけ。そして当日。引き合わされたのは、互いに唖然とす...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: クレイジー・ハーツ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 更新すること、所有できないということ 33歳。それなりの過去があり、それ以上に未来のある年齢だ。一人の女性が久々に日本に帰国することになり、かつて親しかった男女6人が再会しようとしている。帰国する女性は6人のうちの一人の男性と結婚をしたいという気持ちをかつて持ったことがあり、今もそうかもしれ...
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  • タイトル: ある種の素敵なことがら
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 料理に始まり、そこに戻り、何事かに気づく、ということ 親密になるきっかけが料理だったとすれば、再びよりを戻すきっかけもまた料理だった、ということがどうやらここで起きている出来事のようだ。あなたは現実の私を見ているのではない、イメージを投影してそれを好んでいるだけだ、と女は男に言う。そして男か...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 写真は二枚とも靴箱のなか
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 二つの過去は、やがて一つの現在になる 外から自分の部屋に一人で帰って来た時、何を感じるか。その感じ方の移ろいが、いわばこの短篇小説の主題かもしれない。37歳。夏休みはむなしく徒労に終わり、ビールも食事もうまくない。40歳。ある1枚の写真と、自分の誕生日をきっかけに、変化が生まれる。男はいささ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 没になった短編小説
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 似たもの同士、とは言わないが…… かつて音楽活動のグループを組んでいた5人が、久々に再会する。5人の内訳は女3、男が2。カップルが二つあり、一人だけ残された女性のバックアップ・コーラスを、二組が務める、というなかなか不思議な成り行きだ。人が集まればうまくいかないこともあり、互いの弱さがあり、...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 過去でさえ過去になる
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 存在しないボールは、いつまでも到達しない いま37歳の人間にとって、ちょうど20年前の17歳は、はるかな過去だろう。しかしそれは同時に、もうそんなに経ってしまったのかと、唖然とするような事態でもあるはずだ。実家の建て直しの前に家族全員が集まることになり、久々に故郷の町に帰ってみると、実家より...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 眠っているあいだの無防備
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 男たちが「しなかった」話 登場人物は5人だ。女が2人と男が3人。仕事が終わり、誘い合って食事をし、次の店に移る。3人の男たちはそれぞれ、過去の「しなかった」話をする。つまり、明らかに女性の側からモーションをかけられていながら何もしないままに時を過ごした、いわば「据膳食わぬは……」という経験だ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ちょうどその頃
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: その間、彼女が話したのは一言だけ 午後4時から4時40分くらいまでの時間帯、この小説の舞台となる店は、一日中で最も暇になるらしい。暇だから、数少ない客には目が届きやすい。そこに常連の、一人の大人の女性がいる。年齢のいくらか違う二人のウェイターが、その彼女について、あれこれ想像をめぐらせた会話...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼女のリアリズムが輝く
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 嫉妬<落胆<短篇小説 ミステリー作家の女性がいる。20代で選考委員全員から絶賛されてデビューしたものの外国生活を経て結婚し、今は書いてない、という設定だ。彼女はアタマの中だけで作り上げたフィクションに関心がなく、体験から発想したミステリを得意とするタイプ。結婚生活も時が経ち、そろそろ書きたく...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼女がワゴンを停める場所
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女たちが先に進む時、そこにステーション・ワゴンがある ステーション・ワゴンは、片岡義男の小説では特別な存在だ。なにしろ「ステーション」なのだからその居住性は抜群であり、移動もできればそこで快適にすごすこともできる愛すべき友である。不眠の男性を乗せて走り、ようやく彼に眠りを与えてやれるのも、...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 雨の柴又慕情
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 寅さんを導入として日本を語る 小説による日本論と言っていいかもしれない。片岡義男の小説で「日本」が問題になる時、そこには必ず「日本語」の問題がある。今回はなんと、素材は「寅さん」、つまり、映画『男はつらいよ』だ。寅さんの映画を、金髪の外国人女性、今は女性だが大工として男でもある人、その人の連...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 逢いたかったのに
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 「逢いたい」と「逢いたかった」は同じか、違うのか ふとしたことで、流れが変わってしまうことはある。「逢いたいな」と思って何度か電話をした女性に逢うことができず、ふと一人になった時に、バッタリ別の女性に逢ってしまう。その日はずっとそのまま二人で……ということになったりする。問題はそれ以降だ。最...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 青いマスカラの涙
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 理由があろうがなかろうが、泣く時はいくらでも泣くといい 二人の中年女性。46歳。学生時代からの親友だ。一人はピアノ弾きをしており、彼女がカクテル・ラウンジで弾いている所へもう一人が不意に、予告もなく現れたりする。46歳。過去も未来もある年齢だ。そして若い頃には感じなかったであろう、不思議な現...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: あの雲を追跡する
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 「入ってきて」と彼女は言った 『夏と少年の短篇』(ハヤカワ文庫)所収の1篇。 18歳の少年にとっての、もっとも鮮やかな瞬間を切り取っている。 最初は、バッタリと道で遭い、そのままプールへ。 2度目は、ちゃんと約束をして海岸へ。 少年と少女の輝かしい季節のエピソード。 プールでは、まるでそれが...
    商品価格: ¥275(税込)
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