いらっしゃいませ ゲスト様
»TOP > 著作者別 > 片岡義男
Twitter  Facebook 

片岡義男

検索結果467件中271件から315件までを表示
≪前へページ:1.. 4  5  6  7  8  9  10..11次へ≫
  • タイトル: あおむけに大の字
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 無防備を撮り、それを交換する関係とは何だろう? 短編というよりは掌編。 そしてちょっと不思議な一編である。 登場人物は女性2人だけ。 酔った1人をもう1人が介抱し、その後、時を経て一緒に京都に旅行をする。 仲が良いのは間違いないのだが、そこにポラロイドカメラという装置が介在することで様々な推...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: なんという甘いこと
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: まだ始まってもいない物語の空想段階はほどよく甘い 25歳と28歳と24歳。 この短編には3つの時間が流れている。 24歳、25歳、28歳と自然の時間の流れに沿うのではなくまず25歳から始まるが描かれる場面は28歳のそれで、そこからパッと現実に引き戻されるが、その着地点はさっきまで彼女がいた2...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 傷心のつくりかた
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 論理的に、あくまで論理的に 『微笑の育てかた』と題された短編集に含まれた一編。 「微笑」が育つ背景には、「傷心」の生産もあった、というところだろうか。 物語はシンプルである。女が2人、男が1人。 一方で1対1の関係があり、別の一方で別の1対1の関係があり、双方に男が共通している場合、2つの1...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私のなかの三つの夏
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 二つでは終わらない、まだ三つ目の夏がある 自由恋愛。あるいは嫉妬。 そのように呼んでしまうといかにも陳腐に聞こえるが、この短編が少女向け小説のレーベルからリリースされたことには驚いてもいいだろう。 夏があり、高原のホテルという小世界があり、女性が2人、男性が2人。 4人のあいだには2組のカッ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私の風がそこに吹く
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 部屋とはなんだろうか? そして、部屋の中で風を受けることとは? この短編の主人公は、1人の女性と、もう一つは部屋だ。 部屋に帰りたくない、という思いがあればホテルに泊まるし、部屋探しをしている女性がいれば、同居したりもする。 部屋とはいったい何なのか。 住む人と部屋の関係とは何なのか。 同居...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 私たち三人
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 「私たち三人」と「私たち」二人が言う 比喩ではなく、文字通りの挟み撃ちである。 なにしろホテルのバーカウンターだ。 撃たれる立場の人間を真ん中に置き、全部で三人ならそういうことになる。 しかし面白いのは、右側からも左側からも攻撃はない、ということだ。 なのに真ん中は中座する。だから三人は二人...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼のオートバイ、彼女の島2
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 映画を書く、という仕方で行なわれる作品解説もまた、1個の独立した作品である 『彼のオートバイ、彼女の島』の続編ではない。 先行するその小説が映画化されるとしたらどうなるか、ということをテキストでやってみる、しかも同じ作家の手によって、という試みである。 場面描写が続く、ということだけでは済ま...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ビールをくれ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 夏だから、というだけでなくて、ノドが渇く場面だ。ビールをくれ この若さでなぜそんな部屋数の多い家に住めるのか。 そんな現実的な疑問は物語を快適に読むための好奇心に変えたほうがいい。 たくさんの部屋。いくつも角を曲がる廊下。 そして、どこから見ても死角になっているバルコニー。 楽しくもご都合主...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ろくでもない男
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 港と風と、女が2人 タイトルは「ろくでもない男」だが、これはむしろ女の物語だ。 男に従属するのではなく、しかし男に連れられて渡っていくことを自分なりに受け止めている、そういう女のストーリー。 語尾に「だぜ」をつける男の安さが愛らしい。 それをその都度たしなめる女。 ラストシーンではそんな女が...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: あなたは男で私が女
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: あなたは男で私が女、あの人が女で、女がもう1人 このタイトルから類推されるのは例えば女と男のラブストーリーだろう。 その予測は間違いではない。が、本流でもない。 高原のテニスコート、という巧みな装置を得て、物語は動いていく。 コートでのゲームは対称をなす混合ダブルスではなくそこに男は1人しか...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: メドレーで六曲
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 終わり良ければすべて良し、そして次へ 掌編、と言って差し支えないごく短い6編を読者はするすると追いかけていってサラリと読み終えてしまう短編小説だ。 いずれも軽やかでチャーミングな、終わる、ということの重さを払拭したラストシーンを持っている。それが6つ。 なるほど、『ラストシーンの出来ばえ』と...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 無理をする楽しさ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: だめ、だめ、その日もだめ これもまた「再会」の物語である。 片岡義男の小説世界にあっては1台に2人が同乗することももちろんあるが、 1台に女が、別の1台に男が乗り、前後して道を走るシーンの美しさが際立つ。 2台が1台になるのはどちらかの自動車ではなくホテルのベッド、という成り行きになっていく...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼らがまだ幸福だった頃
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 生きることは、見ることのレッスンだ 徹底して「見る」ということを主題にした長篇である。 刻々と変化する時間と風景の中で何をどう見るのか。見て記憶するのか。 見ることを精密にするためにこの小説で導入されるのが写真。 男は写真を撮ることを通じて「見る=思う」ことを学ぶ。 そして女はいつも見られる...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: フラッシュ・バックを使うな
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 撮って、と彼女の現在が言う 作品の隅々にまで、シドニーのさわやかな風が吹いている。 そして、片岡作品の顕著な主題の一つである「再会」がここでもあざやかに表れる。 18歳から28歳へ。東京からシドニーへ。 10年の時を乗り越え、始まることのないまま途切れていた線が再びつながる。 写真とは撮られ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 一日の仕事が終わる
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 仕事とは彼女の長い一日のことだ 大人同士の関係ならば、互いに仕事を持ち、そのことを尊重し合う、というのが通常の状態だろう。 そして仕事が終われば、夫婦であれ、恋人同士であれ、仕事の時とは違うふるまいをするのもまた普通である。 しかし、そのスイッチがうまく行かない、いや、スイッチを換えたくない...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ハートのなかのさまざまな場所
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女はグレープフルーツ 片岡作品の男女関係においては嫉妬、という感情は陰を潜めている。 皆無ではないが、むしろ嫉妬によって損なわれる何かを大切に扱うことに重きを置いている、というべきか。 真っ二つに割ったグレープフルーツのように2人の男が彼女を共有する、というユートピアがかくして実現する。 ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: きみを忘れるための彼女
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 典型的に愚かな男はうつくしさを知っている 自分とはスピードが合わない。 自分はいつも遅れてしまう。 その「遅れ」の自覚から取った行動がとりかえしのつかない結末につながる。 それは2人の女性を不快にする結果にもなったが事態をハッキリと前に進めることにも寄与した。 今、男が持っているのはその「遅...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 別れて以後の妻
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 突然にやってきたノンフィクション 片岡作品にとって重要な「再会」をモチーフにした作品群の一つ。 季節がいつのなのか、場所はどこか、再会の状況はどんな具合か、それら一つひとつの条件が、場面を輝きのあるものにする。 顔よりもまず、後ろ姿。 男が凡庸なリアクションを繰り返すことでかえって女性の魅力...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼女から学んだこと
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女のサイレント・ポートレート 会話や口にされる言葉がまったくないまま小説はしばらく進行していく。 彼女、と呼ばれる女性がどんなふうに水にダイヴするのか、どんな水着でどう歩くのか、本を読む時はどうか、オートバイに乗ったらどうなるか、どのようにコーヒーを飲むか、そうしたポルトレの数々で、ストー...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: オートバイに乗る人
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 人事は荒れても、秋はきょう、この日から始まる ひどい仕打ちであることは間違いないにしても、それをこんなふうにやってのけることにはやはり小説としての爽快感があると言うべきだろうか。 どちらからともなく仕掛け、あいまいに合意し、到達しようとしたところで男はさっと身を翻す。 オートバイに乗る男は身...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 紅茶にお砂糖
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女が紅茶で男が砂糖。底に沈んでかきまわされよう 再会。これもまた片岡作品の主題の一つである。 同じ人間が、時間と場所と立場を変えると、同じ人間ではなくなる部分と、それでもやはり同じ人間であり続ける部分の絶妙のブレンドとなりストーリーは進展していく。 再会することが自由ならば、再会に至るまで...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 胸に吸いこむ潮風
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 彼女がちょっかいを出す18歳の夏の終わり 片岡義男の小説の登場人物たちは、18歳という若さにあっても、巧みにステーション・ワゴンを操作する。 法的にも許される年齢なのだから当然だ、とでも言うように。 そしてそのステーション・ワゴンは都合によってあっさり譲渡される。 しかし女と男の関係は・・・...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: ふたとおりの終点
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 終点を語る4人の男女、未だ終点に至らず。 同じ大学に在籍していた男女4人がステーション・ワゴンで西へ向かう。 やはり同じ大学にいた友人の結婚披露宴に出席するためだ。 社会に出て数年。もはや学生ではないが職場ではまだ中枢まで至らず、宙ぶらりんの時期である。 しかも独身。男2人にとって結婚は自分...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 最愛のダーク・ブルー
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 誰もいないブルー このごく短い小説は、冒頭とエンディングがブルーで埋め尽くされている。 2つはまるで種類の違うブルーだが、その深さ、途方もなさにおいて共通している。 そして2つのブルーのあいだに、ただ2人だけの登場人物がいる。 他人同士だが、彼女と彼は親しげに言葉を交わす。 2人のあいだには...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼を愛してなにを得たか
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 季節がひとめぐりしたから。理由はただそれだけ 徐々に関係がまずくなるとか、短くない断絶を経て決定的にダメになるとか、そういうことではなく、なに一つ問題ないように見える瞬間に終わることもある。 例えば、春、夏、秋、冬、そしてまた春と季節がちょうどひとめぐりした、という理由で。 言い出した側が強...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 心のままに
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 時は過ぎ去るに任せよ、いつでも自分自身であれ 家族がある。親と子がいる。 愛情で結びついてはいるが、縛ってはいない。 だからいつしか自然に解けるよりも自ら解き放つほうがいい、と考えてもおかしくはない。 親を、環境を選べない子供たちも、大人になっていく。 一人ひとりがもっと自由に生きることを始...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 彼女が持つにふさわしい
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 合意に達した女性たちは、そろって彼を見送る 片岡作品に繰り返し現れるモチーフがある。 例えば、結婚を一度経験した後、自分は結婚という選択を取るべきではなかった、と確認する女性。 彼女らは例外なく、相手の男性に対する愛情を失うことなくキッパリと再び一人になってみせる。 この短篇もそのようなバリ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: シャツのボタンが段ちがい
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 偶然は偶然であり、サインではない 27歳の男性。たっぷりの未来があるようでもあるしそれなりの過去の堆積もある年齢だ。 いくらでも眠ることのできる体力もある。 結婚は、してもいいし、しなくてもいい。 女性もいる。1人ではない。とっかえひっかえ、というのでもない。 ある時、連続してある現象に目を...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 寝顔やさしく
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 一緒に眠るよりも良いこと 思えば、寝顔ほど無防備なものもまたとないのかもしれない。 東京駅にいて、眠たくてたまらない、となれば普通は一刻も早く勝手知ったるわが家へ急行するはずだが、それよりももっと別の場所で眠りたい、となればその場所の主との関係の親密さは明らかだ。 ぐっすりと眠ったあとには、...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 花一輪
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 不自然と呼ぶ理由は何もない いくつもの片岡作品がそうであるように女性1人に男性2人、というパターンの短篇である。 三角関係と言ってもいいが、しかし男性同士は友人であり嫉妬のない三角関係だ。 彼らはそれを楽しむ。世の常識への反抗でもないし、特別、欲望に溺れるわけでもなく。 とはいえ、一晩の酩酊...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 誰もがいま淋しい
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 夏から秋へ。その時、誰もが淋しい。 作者自身が「あとがき」に述べているようにこの作品はそれぞれ別々に書かれた6つの短編をひとつの流れにつなげ、その集合が全体を構成するように作られている。 ショートストーリーを6つつなげているのだからあるタイミングで登場人物はスイッチし、全体を通しての主人公の...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 忘れてあげない
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 記憶の中にも、ジャンプ! 短篇集『ボビーをつかまえろ』に収録された作品。 同年齢の異性の誕生日に豪勢な花束を持って現れ、しかも2シーターでドライヴまで敢行する。 こんなことが17歳で可能か? というユートピア性とこんなことは17歳という年齢以外ではムリだろう、という奇妙な説得力が、作品世界を...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 右の頬に触れる指さき
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: その涙、その指 女性と男性は常に1対1の対等の関係にある。 しかしながらそれはAとB、CとDといった固定されたものでなく、AはBと親密、AはCとも親密、そのうえBとCもまた面談し、親しく交際するのだからそうすることがすなわち個人でありその人がまさにその人であることなのだ、と多くの片岡作品同様...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 昔々、ある夏の日に
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 2つの約束は、真夏の空の下で果たされる。 17歳、盛夏。青春の真っ只中の時間に、ボビーと呼ばれる少年は2つの約束を果たすためオートバイに乗って西へ向かう。 1つはオートバイを売却するため。 もう1つはそこからの帰路、同級生の女の子に会うためだ。 2つの約束のために、2つのよくできた略地図が役...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 再会は避けられない[片岡義男ボックスセット03]
    出版社: ボイジャー
    概要: 再会は、過去と現在を二重に浮き彫りにしてしまう。 少なくとも2人いなければ再会にならないから、最低でも4種類の時間の組み合わせが物語を動かしていく。過去には叶わなかったもの。現在が失ったもの。その痛み。 それとは逆に、時を経て獲得した大きな愛、のようなものもまた、そこには流れているはずだ。...
    商品価格: ¥825(税込)
  • タイトル: うつくしい女性たち[片岡義男ボックスセット02]
    出版社: ボイジャー
    概要: 初めて読む人にも、再び読む人にも。「片岡義男.com」編集部がお届けするボックスセット。 片岡義男の小説の女性たちは、まずその姿かたちにおいて例外なく美人であり、よく伸びた背筋としなやかな脚、健康に発達した太腿を有している。 そのうえ、男を必要としないタフネスを備えているから最強だ。 そして...
    商品価格: ¥825(税込)
  • タイトル: 2人のゆくえ[片岡義男ボックスセット01]
    出版社: ボイジャー
    概要: 偶然とは思えない強い出会いだが、それを運命と見なすほど不自由でも甘えてもいない。 島で、病院で、手紙で、2人の思いが交錯する。 1人の時間、自分自身の時間を十分に生きた1人と1人が接触して初めて奏でられるあたらしいハーモニーがそこにある。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ...
    商品価格: ¥825(税込)
  • タイトル: いつか聴いた歌
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 不幸な亡くなり方をした父親から唯一の財産として娘は歌を贈られた。 長じてカントリー歌手になった娘は父の曲に自ら詞をつけて歌うようになる。 ところがその歌を、どうやらもう1人、歌っている女性がいるらしい。 自分しか知らないはずの歌なのに。 このミステリーの前に現れるのが愛すべき21歳の私立探偵ア...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 追伸・愛してます
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 少年少女向けの文庫レーベル・コバルトシリーズに収録された一篇。 ここでは、思春期特有の繊細さとストレートさ、よくわからないものに向かっていく頼りなさが、草野球という、このうえなくうつくしい舞台を経由して遺憾なく発揮されている。 ボールを投げる。投げられたボールを打ち返す。 その運動に身を委ね、...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: メイン・テーマ3
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 「メイン・テーマ」の3作目。まだまだ旅は続いている。 メイン・テーマとは、自分の時間をどのように過ごすか、ということだから、それは自由、というものをどのように取り扱うか、という態度のレッスンになるだろう。 例えば氷あずきの食べ方。コーヒーの飲み方。 そうした具体的な生活の一つひとつが自分自身の...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: きみはただ淋しいだけ
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: この短篇小説を読み終え、あらためてタイトルを見ると、いかにも的確で、同時に残酷に思えてくる。 10年前の輝きを、その当時の風景を目の当たりにしていくらでも語ることができるのは、現在にその輝きが失われているからだ。 かつて選んだ男が去り、選ばなかった男が新たにやってきた、という単純な話ではない。...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 一等星の見える窓
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 今日こそは会いたい女性がいる。 いつもならしない残業もこなし、時間をつぶそうとするもなかなか電話は通じない。 持て余した時間のあいだに幾人もの女性が登場しては去っていく、そのよるべなさも片岡作品にはおなじみの展開だろう。 やや深い時間になって、ようやくキャッチ。 そこまで時間が経過したのだから...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: 一生に一度かしら
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: たいへんに魅力的な女性がいて、彼女と寝たい、それが実現するなら百万円払ってもいい、と男が口にする。 話だけなら冗談か下衆な話題として済んでしまうが実際にそれが実現され、女性もあっさりとそれを飲んでしまうともはや外野がどうのこうの言う問題ではない。 「一生に一度かしら」などと笑いながら、百万円を...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: イアリングをつけるとしたら
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 編集者と書き手の情事。 ここでは編集者が男性であり、書き手はまだ書くことの経験が十分ではない。 小説とは、いかにして書かれるものなのか。 会話の中から、そして動作を伴う、あるモノからそれは生まれる。例えばイアリング。 男には得られない視点からイアリングを見て、そのことを構築できればすなわちそれ...
    商品価格: ¥275(税込)
  • タイトル: B面の最初の曲
    著者: 片岡義男
    出版社: ボイジャー
    概要: 最初のアルバムを作ろうとしている女性がひとり。 A面に収録する曲はすでにできあがり、今はやや趣を変えるべく、B面の最初の曲に取り掛かっている。 そしてその間、ごく短い休暇が与えられ、彼女は会いたいだけの人に全部会う。 その、彼女が人に会う、そのやり方がいささか通念を逸脱していても、そのことはま...
    商品価格: ¥275(税込)
≪前へページ:1.. 4  5  6  7  8  9  10..11次へ≫

コンテンツフィルタ

"購入可能なコンテンツ"はご利用端末で購入いただけるコンテンツのみを表示します。

設定をリセット

電子書籍サイト[ConTenDo|コンテン堂]はコンテンツの交差点となるプレイスを目指して様々な良いコンテンツを展開します。
電子書籍にとどまらず映像、画像なども取り扱います。話題のEPUBおよびPDF形式を揃えています。

レコードやCDを『ジャケ買い』ってしませんでしたか?
ジャケットがグッドデザインだと買ってしまったりする購買行動のことです。
コンテン堂では、表紙が一番魅力的に見えるようにサイト・デザインされています。
電子書籍も『ジャケ買い』は素敵なコンテンツとの出会い方法としてもオススメです。

電子書籍を探すときはタイトルや著者名がわからないと結構探しにくいものです。コンテン堂は『ワードサーフィン』というまったく新しい本探しメソッドを提案しています。思ってもいなかった『本との出会い』をお楽しみ下さい。