野口雨情
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タイトル: 蛍の灯台出版社: ConTenDo概要: 著者より 童謡は、童心から生れる言葉の音楽であります。 童心から生れる言葉の音楽が、芸術的価値があつたならば、童謡と言ふことが出来ます。 又、童謡は、童心から発した自然詩であると言ふことも出来ます。 童心から発した自然詩は、純真不磷の芸術であります。 純真不磷の芸術が歌謡...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 朝おき雀出版社: ConTenDo概要: 七ツニナレバ オシヨウガツ キタヨ コンドハ イクツ コンドハ 六ツ キヨネンハ 五ツ 七ツニ ナレバ ガツカウヘ イクヨ ランドセル シヨツテ ゴホンヲ イレテ アミアゲ ハイテ ボウシヲ カブリ オテテヲ フツテ ヒトリデ イク... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 野口雨情民謡叢書 第一篇出版社: ConTenDo概要: 田舎乙女 おまへは田舎の 乙女さま お馬で朝草 刈りにゆく 山ほととぎすが 山で啼きや お馬もお耳を たてて聞く 山ほととぎすは 渡り鳥 あの山渡つて どこへゆく 土蜂 草を刈ろとて 鎌研ぎしてりや 蜂がとん... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: のきばすずめ出版社: ConTenDo概要: 金雀枝 金雀枝の 花咲く頃は ほととぎすが啼く ほととぎすが啼く 故郷の森の中にも もう 金雀枝の花咲く頃か ほととぎすが啼く ほととぎすが啼く 青い芒 青いすすきに 螢の虫は 夜の細道 夜の細道 通て来る 細いすすき... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 極楽とんぼ出版社: ConTenDo概要: 著者より うるほひのない生活は死灰である。 人生は死灰ではなかつた。 民謡は、ただちに民衆と握手し、民族生活の情緒をつたふ唯一の郷土詩であり、土の自然詩である。 民衆の握手もなく、人生にもたらすうるほひもなく、郷土的色彩もなき作品は、われらの欲する詩ではなか....商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: おさんだいしよさま出版社: ConTenDo概要: おさんだいしよさまは、常陸地方の方言、 三台星のことなり。 おさんだいしよさま 屋根の上 麦搗きや臼の蔭で 杵枕―― (農民歌) 農村の夜更けなどしのばれて、われには なつかしき星なり。 あの山越えて あの山越えて おれとゆかぬか......商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 別後出版社: ConTenDo概要: 別後 別後 逢ひは しませぬ 見もしま せぬに わしの この村を 馬に乗つて 通つた 馬も嘶く わたしも泣いた 逢はれないのに 逢ふ気で来てる。 焼山小唄 五条館の 女郎は 山に雉子啼く 日で... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 少女と海鬼灯出版社: ConTenDo概要: ある日、みつ子さんがお座敷のお縁側で、お友達の千代子さんと遊んでゐますと、涙ぐんだ小さな声で唄が聞えて来ました。 わたしの お家は 海なのよ わたしの姉さん 母さんは 御無事で お家に 居るでせうか わかれて来てから もう二年 一度もたよりは ないけ... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: つね子さんと兎出版社: ConTenDo概要: ある日、つね子さんが、いつものやうにお庭へ出て、 兎来い 兎来い 赤い草履買つてやろ 兎来い 兎来い 赤い簪買つてやろ 兎来い 兎来い ぴよんこぴよんこはねて来い と、『兎来いの唄』をうたつて遊んでをりますと、 『今日は、今日は』と云つて一疋の子兎... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 札幌時代の石川啄木出版社: ConTenDo概要: 石川啄木の代表作は和歌にある。 或る人の言はるるには、啄木の作品のどれを見ても深みが乏しい、もつともつと深みがなくては不可、要するに歳が若かつた為めだらう、今二三十年も生存してゐたら、良い作品も沢山残しただらうと、斯うした見方も一つの見方かも知れないが、私はさうとは考へてゐない、... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 黄金の甕出版社: ConTenDo概要: このお譚は、わたしが少年の頃に、安寧寺と云ふお寺の和尚さんから聞いたお譚です。 和尚さんは、いいか、この譚のもとは、この村に、幾百年だか判らないほど古くから言ひ伝へてあつた譚ぢや、忘れずにゐてくれ――と、斯う云つて話されたのです。 それ、ここから見えるあの田甫ぢや、あれが、こ......商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 大利根八十里を遡る出版社: ConTenDo概要: 前橋の鈴蘭燈籠 停車場前から市街の外側をめぐる、新にひらかれた八間道路は前橋市の一偉観である。 鈴懸けの街路樹が深緑の葉を夕風にそよがせて、見るからに涼しげであつた。 夜は鈴蘭の花にかたどつた鈴蘭燈籠がついて、夏の夜にふさはしい『明け易き』といふ感じがある。 民謡二篇。 ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 虹の橋出版社: ConTenDo概要: (一) ある山国に、美しい湖がありました。 この湖には、昔から、いろいろな不思議なことがありました。 青々と澄んだ水が急に濁つたり、風もないのに浪が立つたり、空が曇つて星のない晩でも、湖の中にはお星様が映つて見えることなぞもありました。 それには何か深い理由があるだら....商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 仲のわるい姉妹出版社: ConTenDo概要: ある村に、お杉とお紺と云ふ仲の悪い二人の姉妹がありました。 お母さんは、二人の仲がよくなるやうにと、いつも、心配をしてをりました。 ある晩方、つひ見たことのない、七八つ位のお芥子坊主が庭へ来て、 姉のお杉 妹のお紺 仲が悪くば 山の神様の 椋鳥さまに お頼みなされ... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 石川啄木と小奴出版社: ConTenDo概要: 石川啄木が歿つてからいまだ二十年かそこらにしかならないのに、石川の伝記が往々誤り伝へられてゐるのは石川のためにも喜ばしいことではない、況んや石川が存生中の知人は今なほ沢山あるにも拘はらず、その伝記がたまたま誤り伝へられてゐるのを考へると、百年とか二百年とかさきの人々の伝記なぞは... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 子供に化けた狐出版社: ConTenDo概要: 子供に化けて、大人をだます悪い狐がをりました。 三五郎と云ふ百姓が、馬を曳いて帰つて来ますと、道の端に七八つ位の一人の子供が泣いてゐました。 三五郎は、狐が化けてゐるのだと気づきましたから、わざと知らない振りをして通りすぎようとしました。 子供は三五郎の方を見い見い余計に....商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 小川芋銭先生と私出版社: ConTenDo概要: 小川芋銭先生は、もとは牛里と云ふ雅号で、子規居士時代から俳句を詠んで居られた。 牛里とは常陸牛久沼の里の地名から付けた雅号であらうと思はれる。 私が、芋銭先生を知つたのは画家としてよりは、俳人として知つて居たので、芋銭先生が画を描くとは知らなかつた。 「あの人が画を描くのか」と思つた....商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 十五夜お月さん出版社: ConTenDo概要: 蜀黍畑 お背戸の 親なし はね釣瓶 海山 千里に 風が吹く 蜀黍畑も 日が暮れた 鶏 さがしに 往かないか。 螢の提灯 螢の提灯光つてる ぴかん ぴかん光つてる 早くみんなで追つかけよう 螢の提灯考へた ぴかん ... ...商品価格: ¥0(税込)
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タイトル: 女王出版社: ConTenDo概要: 何時、誰が創つたのか、村にはずつと古くから次々に伝へられてゐる歌詞がありました。 村の母親達はそれをねんねこ歌のやうにして小さな子供たちに歌つてきかせてゐるのでした。 トムちやんのお母さまが学校に勤めるやうになつてから、それを作曲して学校の児童達に歌はせるやうにしました。 歌は....商品価格: ¥0(税込)