泣きんぼうの話
概要:
あるところに、毎日、よく泣く子がありました。
その泣き様といったら、ひい、ひいといって、耳がつんぼになりそうなばかりでなく、いまにも火が、あたりにつきそうにさえ思われるほどです。
その近所の人々は、この子が泣くと、
「また、泣きんぼうが、泣きだしたぞ。
ああたまらない。」とい...
(本文冒頭より抜粋)
- ジャンル:
- 文芸 > 小説(国内) 無料文庫 > 無料文庫
泣きんぼうの話
販売(無期限): ¥ 0(税込)
販売(無期限): ¥ 0(税込)
