事務所経営・事件受任のポイント―若手弁護士のための法律事務所運営術―

目次：

はじめに
執筆者一覧
Ⅰ 開設段階
Ⅰ－ 1 事務所の形態 ～ 1 人か複数か～
⑴ 一人事務所
⑵ 共同経営
　　　■コラム 1 ■ 大所帯の長短
⑶ 事務所内独立採算型弁護士
⑷ 他士業との共同運営
Ⅰ－ 2 場所
⑴ 地域
　　　■コラム 2 ■ 複数事務所の連携チーム
⑵ 物件の種類
⑶ 広さレイアウト
　　　■コラム 3 ■ 打ち合わせ場所を事務所以外とすること
Ⅰ－ 3 事務職員
⑴ 事務職員の雇用を検討する際の考慮点
⑵ 事務職員なしで業務を行う工夫
　　　■コラム 4 ■ 男性弁護士が女性を雇う場合
Ⅰ－ 4 設備
⑴ 複合機
　　　■コラム 5 ■ 大型小型併用パターン
⑵ 電話機
Ⅰ－ 5 資金収支計画
⑴ 事務所開設に必要な額
⑵ ランニングコストと収支計画
⑶ 調達方法借入額
⑷ 借入先
Ⅰ－ 6 開業時の諸手続き
⑴ 税務
⑵ 保険
⑶ 日本弁護士連合会･弁護士会等への届け出
Ⅱ 営業活動
Ⅱ－ 1 紹介型（主に事業者）の例
（ある50 期台前半中堅弁護士からのアドバイス）
⑴ 新規顧客の開拓
　　　■コラム 6 ■ 名刺で会話の糸口を
　　　■コラム 7 ■ 個人事業主は困っている
　　　■コラム 8 ■ 一つの即独の形（自宅で即独した64 期の例）
　　　■コラム 9 ■ 相手のことも理解しよう
⑵ 既存顧客との関係の維持発展
Ⅱ－ 2 広告宣伝
⑴ 事務所ウェブサイトの開設
　　　■コラム 10 ■ 自作のウェブサイトは通用する？
　　　■コラム 11 ■ SNS との連動
⑵ 弁護士情報提供ホームページ等について
⑶ ソーシャルネットワークサービス（SNS）の利用
⑷ インターネット以外での広告
⑸ 業務広告についての弁護士会の規程及び指針
Ⅲ 具体的な運営
Ⅲ－ 1 業務効率化
⑴ 外出中の空き時間を有効活用する
⑵ 外出時間自体を減らす
⑶ 事務所内での作業を効率化する
⑷ IT を活用する際の留意事項
Ⅲ－ 2 ノウハウの集積
⑴ 知識面
⑵ 経験面（OJT）
　　　■コラム 12 ■ 弁護士になってからの裁判傍聴
Ⅲ－ 3　弁護士報酬会計
⑴ 弁護士報酬
⑵ 会計
＜巻末エッセイ＞
1 ノウハウとは何か
⑴ 弁護士のノウハウ
⑵ 業務上必要な弁護士の能力
2 基礎的な能力におけるノウハウ
⑴ 依頼者から話を聞き出す能力
⑵ 依頼者の話を法的に構成する能力
3 発展的な能力としての人間関係における感性
⑴ 法律家である前に人間である
⑵ 裁判官も様々
事項別索引