「ソバニイルヨ」
- 著者:
- 猪狩弘之
- 出版社:
- 復興支援「ふく風 レオ」
概要:
1 震災原発事故により、母を失くした少年の立ち上がって行く物語。
2、放射能に苦しむ中で、ハト、犬、ミツバチなどと言葉を話せるようになった少年が、動物たちと力を合わせて除染作業に取り組み、希望が見えてくる模様を描いた物語。
目次:
1、お母さんからの贈りもの 「ソバニイルヨ」
2、うつくし村ものがたり
3、あとがき
4、推薦の言葉
- ジャンル:
- 文芸 > 小説(国内) 社会・政治 > 社会学 教育 > 教育一般
閲覧環境と対応デバイス
【閲覧環境】
ブラウザビューア・PC版ConTenDoビューア・モバイルビューア
【対応デバイス】
コンテンツ紹介:
本書は、「お母さんからの贈り物 ~ソバニイルヨ~」と「うつくし村ものがたり」のふたつの物語が掲載されている1冊である。
ひとつ目は、震災原発事故で母を亡くした少年が苦難から立ち上がっていく物語である。母との何気ない会話から始まり、少年の心情や苦悩が表現され、読み進める度に少年とのシンパシーを感じることができる。少年の優しい心と苦難から立ち上がっていく姿に感動するストーリー展開となっている。
ふたつ目は、放射能に苦しむ中で、ハト・犬・ミツバチと会話ができるようになった少年が、動物たちと力を合わせて除染作業に取り組み、希望が見えてくる模様を綴った物語である。様々な生き物と言葉を交わすことによって、除染への希望が見えてくる様子が描かれている。
本書は、誰にでも起こりうる震災の恐怖と、そこから再び立ち上がっていく人間の強さを表わしている。自分ならどのように立ち直るのか、これから生きていくためにとるべき行動は何か、人間の可能性について考えさせられる物語である。
また、少年と母親の生活など、母性愛溢れる挿絵が掲載され、没入感ある内容となっている。家族との絆を強く感じることができる作品である。
販売(無期限): ¥ 407(税込) / ギフト購入: ¥407 (税込)
