医療過誤 遺族がしてきたこと――たった一人、真相糾明、20の戦法
概要:
医療過誤、カルテ改ざん、妻の死期が近づくにつれ対応を豹変させた、千葉市と医療関係者の真意を問い質す書。異常陰影(がん)に気がついていて教えなかった医師と千葉市。そのために適切な治療の機会を逸して気付いたときには突然、死の宣告。その陰で、カルテ改ざん、医療過誤隠蔽、そして最愛の妻はその憤懣をかかえたまま帰らぬ人となった。医療過誤が発覚してから著者の静かなる戦いが始まる。医療過誤の真相を行政責任者の千葉市に依頼しても「事故調査特別委員会」設置されず。弁護士は止め、医師は豹変して弔電1本、悔やみの言葉一つなし。どこまでも逃げ続ける千葉市と医師に、遺族となった著者は、その数年間にわたる顛末を詳細記述。
医療過誤、医療事故で尊い命を奪われて途方にくれている被害者に、著者は、20を超える戦法を駆使して真相を追及できることを実践して示し、絶対に泣き寝入りしないことを訴えている。一介の医療過誤被害者が、医の専門家集団や行政権威が行った隠蔽工作と卑劣な対応を暴いた書。医療過誤・医療事故根絶のために。
目次:
第1章 え!こんなことってあるの――異常陰影(がん)に気がついていて教えなかった医師と千葉市
第2章 突然の死の宣告
第3章 医療過誤発覚、静かなる戦いが始まる(平成18年~)
第4章 千葉市に妻の医療過誤の真相究明、再発防止策を求め「事故調査特別委員会」の設置を要請する(平成19年8月)
第5章「もう辞めたの」と闘病中の妻の驚きの声、弁護士降板(平成19年)
第6章 医師の豹変・2枚のカルテ
第7章 このカルテは改ざんだ
第8章 和子と母との往復書簡「死なないで」(平成19年9~10月)
第9章 刑事事件への道(平成19年秋~22年春)
第10章 千葉市に医療ADRを求めるが千葉市は参加を拒否する(平成22年秋)
第11章 簡単ではなかった請願の道(平成23年冬~)
第12章 千葉市に対しての質問状
第13章「個人情報開示請求」と「公文書開示請求」(平成24年)――黒塗りの情報
第14章 妻の死から5年後、マスコミが動いた(平成24年春~25年)
第15章 記者会見、千載一遇のチャンス(平成25年4月25日)
第16章 平成25年第三回千葉市議会定例会(平成25年9月)
第17章 千葉市基本健診・意図的診断ミス――市民死亡「特に問題がない」…千葉市長熊谷氏談
第18章 次から次へと起きる異常すぎる「医療過誤?事件」――リピーター医師の暗躍
最19章 医療過誤の遺族の素朴な疑問――厚生労働省へ10の質問とお願い
第20章 医療過誤と闘った『遺族の20の戦法』
- ジャンル:
- 社会・政治 > 社会問題
- 販売開始:
- 2015/03/20
- ファイルサイズ:
- 9.40MB
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- J0010335BK0025854001
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