無料塾 ワクワクする学習の場――学習支援ボランティア活動の新提案
- 著者:
- 甲州無料塾ココロ(代表:西田隆男)
- 出版社:
- 知玄舎
概要:
本書は、作文・論文執筆に際して参考となる国際バカロレア(IB)教員が自ら『変身』『失踪者』などで知られるチェコ出身作家、フランツ・カフカを論じた意欲作。教員としての果たすべき約束事を見つめつつ、IBとして国際バカロレア(IB)のテキストとして取り上げた作家とその作品を訪ねての《作文・論文紀行》を、前著と同様に試みている本書は、IB生はもちろん、作文・論文に悩む小・中・高・大・院生、受験生、帰国子女生、海外留学生、国語教員・他教科教員・日本語教員・IB教員、本好きな方、本を出版したい方への恰好の参考書。作文教育の是非を問う、欧米でも通じる論文執筆の方法がわかる。一冊で三冊分の内容(論文執筆編、哲学する閑話編、参考資料編)を収録。
目次:
はじめに―― 「ワクワクする学びの場」を目指して
第1章 学習支援ボランティア事業の現状と課題──民間運営の無料塾から見えてきたこと
1.はじめに
2.学習支援ボランティア事業を支える二つの法律
3.学習支援ボランティア事業の現状
(1)自治体の教育委員会主催
(2)自治体が民間のNPO法人に委託
(3)民間が独自に運営
4.民間による「甲州無料塾ココロ」のケース
(1)甲府市の県立図書館交流ルーム教室
(2)山梨市の社会的養護施設・自立援助ホームLively朋教室
(3)埼玉県飯能市の中央地区行政センター
5.学習支援ボランティア事業の課題
コラム:「できること」「したいこと」に働きかける教育を
6.新しい学び方の必要
7.まとめ
コラム:「大切に育てられている」という感覚
第2章 豊かな生き方につながる英語学習──自立した学習者(Self Organized Learners)の育成に向けて
1.はじめに
2.言葉の力
3.言葉と文化
(1)映画
(2)ファンタジー
(3)絵本
コラム:マインドセットを変えれば、望んでいるような変化が訪れる
(4)歌
(5)モダンメディア
4.メッセージ
(1)「七世代先の子どもたちへ」
(2)「私の国には○○があります」
5.英語を学ぶことから
コラム:学校の「当たり前」は、本当に当たり前?
第3章 「自然から学ぶ」サイエンスの授業
1.はじめに
2.子ども達は、学校で何をどのように学ぶことが大切なのだろうか
3.理科を学ぶ授業から、自然を知り自然から学ぶサイエンスの授業へ
4.物理を学ぶ高校生の君へ「なぜ理科を学ぶのか」
5.理科を学ぶのではなく、理科を通して、自然を学ぶ
6.授業の記録:選択物理Beyond 僕らは、はどうやって地球に引っ張られているんだろう?
コラム:幸福な学びは人間関係から生まれる
7.高校生の授業感想
8.おわりに
コラム:子どもの貧困は人生での選択肢を狭める
第4章 論理的な考え方を身に付けるためのライティング技法
1.はじめに
2.帰納的推論法を活用して論理的に書く
◎帰納法の考え方
◎帰納的推論法で書かれた「幸運な発見を偶然にする方法」の構造分析
3.演繹的推論法を活用して論理的に書く
◎演繹法の考え方
◎演繹的推論法は接続語の連結で書くことができる
◎演繹的展開例文「労働人口減少と自動化技術」
コラム:子どもはみんなそれぞれ違う
4.帰納法と演繹法を合体して論理的文章を書く
◎長い文章を書くときは演繹的推論法と帰納的推論法の両方を使用する
◎演繹的推論法と帰納的推論法を合体した例文
5.まとめ
第5章 「メンタルトレーニング」講座──なぜ、「無料塾」でメンタルトレーニングなのか〈自主的な学習意欲を高めるために〉
はじめに
第1回 メンタルトレーニングの目的
《理論編》
《実践編》
◆効果を高める「フィードバック」技法
第2回 モチベーション(動機付け)を明確にする
・ゴール(目標)の設定―SMART(スマート)
《実践編》
コラム:信頼できる人に囲まれた安全な場が子どもを伸ばす
第3回 リラクセーション
◆技法:自律訓練法
第4回目 マインドフルネス技法
・マインドフルネス(mindfulness)とは
◆マインドフルネス技法のやり方
第5回 レジリエンス・トレーニング(1)
・レジリエンスとは
◆レジリエンス能力の原則と応用
第6回 レジリエンス・トレーニング(2)
◆7つのレジリエンス・スキル
コラム:不登校は教育システムの中の「炭鉱のカナリヤ」
第7回 アファメーション
(1)アファメーション(affirmation)とは
(2)3つの基本原則
(3)5段階のプロセス
(4)核(コア)となるセルフトークを考える
第8回 ブレインジム
(1)ブレインジム―教育キネシオロジー
(2)身体の3つの次元
(3)アクション・バランス―PACE(ペース)
(4)主なエクササイズ
第9回 東洋式自己整体
◆操体法(そうたいほう)
第10回 RAS(網様体賦活系)の活用
(1)RAS(ラス)の働き
(2)RASの特徴
(3)RASの活用法
(4)ネガティブ感情の対処法
コラム:自学自習する習慣
おわりに
原則、返金不可
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販売(無期限): ¥ 770(税込)