21世紀を生き抜く「考える力」~リカレント教育・STEAM・国際バカロレア~〈大前研一通信・特別保存版Part.13〉
- 著者:
- 大前研一
- 出版社:
- ビジネス・ブレークスルー
概要:
東京オリンピックが開催される2020年から25年先の2045年には、人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点のシンギュラリティが起きると予測される中、21世紀を生き抜くための子供達に「考える力」を身に付けるための教育をしてこなかった日本の教育制度に警鐘を鳴らす大前研一は、日本の最大の問題点は、質・量を含めた人の問題であり、世界に比べて圧倒的に学び直す社会人が少なく、親や教師も含めた社会人の学び直し(リカレント教育)が必要だと喝破します。
本書の前半では、日本の教育システムの問題点の指摘から、教育改革のあるべき姿や、子供たちの将来に影響を持つ親や教師も含めた学び直し(リカレント教育)に関する提言に加え、答えのない時代の個人や企業にとっての”見えないものを見る力“である「構想力」や今後の「稼ぐ力」のスキルに言及したメッセージの他、論文『雇用の未来』で「10年後には今ある職種の約半分がなくなる」と予言し、世界中から注目されたオックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授との対談記事など、「考える力」の重要性に訴求したメッセージをご紹介します。
中盤では、21世紀を生き抜くための「考える力」を身に付けるための、子供達への学びのパラダイムシフトの教育事例や、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)などの5つの領域を重視するSTEAM教育、起業家養成、オンラインのプログラミング講座、ビジネス英語の即戦力トレーニングコースなどもご紹介します。
後半には、世界各国でプログラムが導入され、国内でもその導入を政府が推進する「国際バカロレア(IB)教育」関連のシンポジウムで話された一条校(学校教育法第一条に定められた学校)における、貴重な導入事例紹介の講演録やIB教育の実例紹介など、専門家や現場の教員の方々のインタビューも含めた様々なメッセージをご紹介しており、ビジネスパーソンのみならず、次代を担うであろう子どもたちの学びはどうあるべきかを示唆します。
目次:
はじめに:21世紀を生き抜く「考える力」とは
第1章:21世紀を生き抜く学びの必要性
1.考える力の重要性
2.見えないものを見る力「構想力」・「稼ぐ力」の必要性
第2章:21世紀を生き抜く学び(リカレント、STEAM)
第3章:21世紀を生き抜く国際バカロレア(IB)教育の拡がり
1.国際バカロレア(IB)教育の拡がり
◎国際バカロレアの推進について
2.第3回「国際バカロレア推進シンポジウム」開催報告(9/22開催)
◎第3回「国際バカロレア推進シンポジウム」開催~国際バカロレア教育に関心のある学校関係者・自治体関係者ら223名集まる~
◎一条校におけるPYP,MYP,DPの導入事例紹介「PYP導入事例」
◎一条校におけるMYP導入事例紹介
◎一条校におけるIBDP導入事例紹介
3.IB導入体験談
◎IB導入Q&A(Part1)
◎IB導入Q&A(Part2)
- ジャンル:
- ビジネス > 自己啓発 社会・政治 > ビジネス 教育 > 教育一般
- 販売開始:
- 2020/03/10
- ファイルサイズ:
- 12.61MB
- CODE:
- J0010343BK0024594013
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