古代ローマモザイクを巡る旅 チュニジア編 テルマエ・ロマエだけではなかった? 地中海世界に広がる楽しくて美しい石の絨毯の魅力が満載の本
概要:
モザイク作家とモザイクナビゲーターが案内するマニアのための究極の古代ローマモザイクを巡る旅
チュニジアは古代ローマ帝国のアフリカ属州の一部にあたります。帝国の西部ではイタリアに次ぐ裕福な地方だったこの地に残る多彩なモザイクを、当時の世相や生活・文化、歴史的背景やモザイクの発達過程、デザインの美しさ、果ては著者たちの妄想まで、マニアックにとことん追求。モザイクの世界を真面目だけど楽しくあらゆる切り口で紹介しています。
モザイク旅行のお供のガイドブックとして、そして読み物としても楽しめる内容です。
【目次】
旅のはじめに
チュニジア基本情報
古代ローマ帝国とチュニジア
モザイクの旅おすすめスポット
バルドー国立博物館を極める
物語を知る
暮らしを知る
地中海の暮らし
遺跡を訪ねて
女神に逢う旅
遺跡を歩く
ビュザケナのモザイク
スース考古学博物館
エルジェム考古学博物館
動物との暮らし
美しいデザイン
大理石の産地
チュニジアのモザイクの歴史
モザイク職人の物語
現代に蘇る古代ローマモザイク
【著者】
楢崎美保子
大学卒業後24歳の時「自分探しの旅・フランス留学中」に大理石モザイクと出会う。その素材のもつ美しさと、古代ローマの遺跡に今も遺る「普遍的な美と歴史」に魅了される。パリのアトリエにて3年間の修行後、本格的な技術を習得するため伝統技術を今も受け継ぐイタリア、ラヴェンナへ。同地にてヨーロッパ認定のモザイク技術資格取得後 98?年帰国、スタジオモザイコ設立。イタリア直輸入の大理石を用い「古典モザイク」を身近な手工芸の枠を超え、家具や床モザイクなど現代建築の中にも生かせる作品として表現・発信し続けている。
近藤昭子
大学で建築を専攻後、建設会社に就職。24歳の時に青年海外協力隊に参加、モロッコで2年間を過ごす。この頃から地中海沿岸の遺跡に興味を持ち始める。30代以降は在外生活が増え、地中海沿岸国の旅行、在住を通じて遺跡探索を楽しむ。古代の都市像や建物への探究心が深まる中、時代を超えて残るモザイクの床に魅了され、2008年スタジオモザイコの門を叩く。2015年より在住時の体験を元にモザイクナビゲーターとして同アトリエでViaggio Mosaico ~モザイクを巡る旅~ のブログを掲載。
- ジャンル:
- 芸術・教養 > 一般
- 販売開始:
- 2021/11/09
- ファイルサイズ:
- 74.24MB
- CODE:
- J0019002BK0118814001
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