neoコーキョー3 自宅の見えない力
概要:
自宅がなにをしているか、具体的に考えたことはありますか?日々、あたりまえに過ごす「自宅」の見え方が変わる本。
「自宅」にはわざわざ言葉にされない力がある。それはどのようなものか?
10本の記事で編んだドキュメント。
“この本の制作を通して、ぼくは自宅のことを共に歩んでいく船のように感じるようになりました。漁師が信頼を込めて船を扱うように。SF映画の主人公が宇宙船に名をつけ、声をかけるように。”??(本文より)
・屋根はどのようにして雨水をはじき続けているのか?
・わたしたち水道ネイティブは、なにを失っているのか?
・自宅のない生活がはじまると「街」が自宅になる?
・自宅の内壁と外壁のあいだにはどのような空間がひろがっているのか?
・「トイレの水」は「キッチンの水」より汚いか?
一軒家、マンション、アパート、町屋、社員寮、学生寮、ホテル、漫画喫茶、オフィス、病院などなど??
普段、なんのきなしに過ごしている「自宅」がもつ見えなくなっている働きを特集しました。
多彩な連載陣による「占い」「漫画」「絵巻物」あり!
【目次】
はじめに|キッチンのピストル
対話
防水職人 杉田萌さんと話す
「屋根が受け止めているもの 屋根をメンテナンスする仕事」
寄稿
佐々木ののか|家がなくなり、街が家になった
インタビュー
建築家 山田伸彦さんに聞く
「建築家になる前と後で、住宅の見方はどう変わりましたか?」
エッセイ
編集部|インフラがあらわれた!
#1 二重の家
#2 水道ネイティブな私たち
#3 未明の屋根
#4 ガスが自動で止まる世界で
#5 家から離れていくこと
対話
美容室dollsと語る「美容室はインフラか?」
寄稿
新島汐里|靴を履く動物
創作
辻本達也|蛇の口先
コラージュ
hcy|いし、へび、まくら
マンガ
鮎川奈央子「ここ草っぱらキック」 第3話 猿に憧れている。かっこいいのだ。
占い&コラム
SUGAR「失われた世間を求めて」 第3回 ろくでなし
絵巻物
林丈二「ボクは林丈二の思考です」 第3回 ボタモチがどこから落ちてくるのか探っているときのアタマのなか
【著者】
辻本達也
創作、出版。松谷書房代表。1989年大阪生まれ、埼玉県さいたま市出身。2012年、スマートフォンゲーム開発会社に入社。2013年、Twitterで「ワークショップ」と検索し出てきたものに片っ端から参加する。2015年、介助の仕事を始める。2016年より、演劇団体「マームとジプシー」の演劇に継続的に出演。2020年、出版社「松谷書房」を立ち上げる。
販売(無期限): ¥ 1,594(税込) / ギフト購入: ¥1,594 (税込)
