改訂 ERの哲人 第2版 ―医学部では教えない救外の知恵
- 著者:
- 岩田充永
名古屋掖済会病院救急科
- 出版社:
- シービーアール
概要:
「救急医療の現場で適切かつ迅速に救命処置を行うには、患者ケアの標準化が必要である」との初版編集者、山中克郎先生(現・諏訪中央病院)の思いから出版となった「ERの哲人」は、初版からすでに十年余を数えます。その間、更新が必要な情報(ガイドラインなど)、加えるべき新しい処置法・検査手法も数多くなり、このたび改訂することとなりました。
初版では、救急現場で必要となる「薬剤」に関するパートを収載していましたが、第2版ではこれらを省き、より診療に特化しました。コンパクトで、臨床現場に持ち歩ける手軽さを維持しつつも、より充実した内容となっています。もちろん、今回の改訂版にも、現在、名古屋掖済会病院救急科で臨床にあたっておられる方々の惜しみない現場の“経験”と“知恵”、“勘所”が余すところなく注がれています。
目次:
Part 1基本中の基本
1.救急室での診療録記入と初動
2.バイタルサインの読み方
3.救急室でのプレゼンテーション
4.心電図簡易チェックガイド
5.酸—塩基異常 (もっと読む)
- ジャンル:
- 医学 > ER/救急医学
商品情報
- 販売開始:
- 2018/08/22
- ページ数
- 287ページ
- ファイルサイズ:
- 8.44MB
- ファイル形式
購入 | レンタル | |
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商品価格(税込) | ¥3,300 | - |
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ERマガジン Vol.7 No.2(2010年 Summer) ①ERという荒野を歩くために ハイリスクエマージェンシーと医療安全 ②ひらめき診断術「キーワードを探せ」痛み購入: ¥2,750(税込)
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救急救命の最前線ともいえるERでは、実は医学部では教えない「救外」の知恵ともいえる現実がある。本書は、藤田保健衛生大学医学部救急総合内科学の岩田充永教授のほか、名古屋掖済会病院救急科の安藤裕貴ら13名が執筆している。
医師であれば、誰もが救急医療の現場に立つ実績を積まなければならず、救命の現場にかかわる医師をはじめ、看護師やその他医療関係者にもわかりやすく、役立つ充実した内容となっている。
本編は5部で構成されており、
PART1では「基本中の基本」ともいうべき、バイタル、心レンズ簡易チェック方法を、
PART2では「救急措置プロトコル」、
PART3では「症状からのアプローチ」、
PART4では「救急疾患の診断と初期治療」、
そして、PART5では「救急外来の必須の法律と文書作成」を解説している。
本書は、新しい処置法・検査手法などの内容を加え、第2版として改訂し出版された。ERでの救命処置や症状などが分かり易く纏められており、医師をはじめ、医療関係者が救急救命の知識、見識を深め、実際の医療現場で役に立つことは間違いないと思われる。
また、本書では、著者がERで研修医が困らないようにとの配慮から、医学部では教えない、本当に必要とされる救外の知識、経験を余すことなく解説している。
販売(無期限): ¥ 3,300(税込)