天使の翼

著者：: 神田亮
出版社：: 銀の鈴社

概要：

ジュニアポエム　241
　
　
　わたしは、毎日風景画を描いています。絵を描くとき、詩を感じとれるように心がけています。
　少年時代に詩心に目覚め、その感覚を、今でも大切にしています。
　かつては、詩のように絵を描き、絵のように詩を書いた両者を並べて、詩画集を編みましたが、今回は、その中の詩のいくつかを取り出し、それを中心にして、詩集を編んでみました。〈中略〉
　わたしが、この詩集を編もうと思い至ったのは、若しかして、少年や少女の皆さんが、心の中に大事にしまっている夢を生かすために、役に立つかもしれない、と思ったからです。
ーあとがきより抜粋ー

序詞
１　天使の翼
・天使の翼　・春の雪　孫・光太郎は一歳　・綿あめ　・探検棒　光太郎は二歳　・チョコの行方　・鳩　・麦藁帽子　・葱　・ひとりの少年　・靴下　・斑鳩の秋　法起寺にて　・桜に
　
２　斑鳩懐古
・斑鳩懐古　法隆寺　・手紙　畏友・田島隆夫（織師）に　・百万塔　法隆寺金堂　・二月堂への道で　東大寺二月堂　・斑鳩の春　法起寺三重の塔　・軒瓦　飛鳥寺にて　・九輪の歌　室生寺五重の塔　・天平の音　唐招提寺金堂にて　・松を渡る風　薬師寺聖観音　・斑鳩春月　法輪寺　・飛鳥びと　・浄瑠璃寺の春　・あえかな紅　中宮寺
　
３　安曇野
・安曇野　・安曇野の五月　・一本杉　・戸隠姫　・花明かり　・花咲く信濃路　美麻村新行にて　・絵はがき　・安曇野を行く秋　・雪の美術館で　・女神湖　・甲斐駒明ける　・浅間早春
　
あとがき