流れ星
概要:
ジュニアポエム 255
童女の〈貴会詩〉 森忠明
「詩はすべて機会詩でなくてはならない」とゲーテは言ったが、たかはしけいこの詩の多くは童女の〈貴会詩〉もしくは〈稀会詩〉である。
童女がさまざまの一会に瞳をこらし、それらを「貴」と独覚しないまま、ただ微笑みながら振りむいた至純の時―そしてそのことを半世紀後の童女・たかはしけいこが秘術的に再現してみせたこの詩集は、がんこな実証主義者や何もしない教養主義者などに、かれらが亡失した貴いものどもを暗示通報し、まだいささかの脈ある人々を感動させることだろう。
―序文より―
たかはし けいこ:
愛媛県生まれ。
著書に『おかあさんのにおい』『とうちゃん』『わたし』『そのあとひとは』(以上銀の鈴社)など。
東京都在住。
織茂恭子:
群馬県生まれ。
東京芸術大学油絵科卒業。
『ちさとじいたん』(現在は岩崎書店刊)で絵本にっぽん大賞受賞。『へんなかくれんぼ』(のら書店刊)で赤い鳥さしえ賞受賞。
主な仕事に『海からきたじいちゃん』『まるまるころころ』『さんさんさんかく』『かくかくしかく』(童心社刊)、『おかえし』『トイレとっきゅう』『まいごのまめのつる』『へんてこ美術館』(福音館書店刊)、『まよなかのかくれんぼ』(リーブル刊)、『きつねの窓』(ポプラ社刊)、『阪田寛夫全詩集』(理論社刊)。
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目次:
序文 森忠明
Ⅰ ちいさな こ
・赤んぼう ・気球 ・ちいさな こ ・かなしい目
Ⅱ 七夕の伝説を信じていたころ
・七夕の伝説を信じていたころ ・稲妻 ・秋 ・流れ星 ・白鳥
Ⅲ 虹 (もっと読む)
原則、返金不可
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販売(無期限): ¥ 550(税込)
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