
白くれない
概要:
残怨白紅花盛
余多人切支丹寺
「ふうん読めんなあ。
これあ……まるで暗号じゃないかこれあ」
私は苦笑した。
二尺三寸ばかりの刀の中心に彫った文字を庭先の夕明りに透かしてみた。
「銘は別に無いようだがこの文句は銘の代りでもなさそうだ。
といって詩でもなし、和歌でもなし、漢文で...
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