
透明猫
◆◇◆ スタッフおすすめ! ◆◇◆
昭和初期に描かれた、なんとも不思議で不気味な味わいのショートミステリー。
夜におつかいを頼まれた少年が『透明な猫らしき生き物』と遭遇し・・・というストーリーなのですが、
魚の骨をかりかり、膝の上でウトウト…。など、とにかく猫さん(?)の描写がみょーにリアル。
短いながらも読みごたえのある一冊です。【みかん】
概要:
崖下の道
いつも通りなれた崖下を歩いていた青二だった。
崖の上にはいい住宅がならんでいた。
赤い屋根の洋館もすくなくない。
崖下の道の、崖と反対の方は、雑草のはえしげった低い堤が下の方へおちこんでいて、その向うに、まっ黒にこげた枕木利用の垣がある。
その中にはレ...
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透明猫
販売(無期限): ¥ 0(税込)
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