襟
概要:
襟二つであった。
高い立襟で、頸の太さの番号は三十九号であった。
七ルウブル出して買った一ダズンの残りであった。
それがたったこの二つだけ残っていて、そのお蔭でおれは明日死ななくてはならない。
あの襟の事を悪くは言いたくない。
上等のオランダ麻で拵えた、いい襟であった。
オランダと云...
(本文冒頭より抜粋)
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襟
販売(無期限): ¥ 0(税込)
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