セメント樽の中の手紙
概要:
松戸与三はセメントあけをやっていた。
外の部分は大して目立たなかったけれど、頭の毛と、鼻の下は、セメントで灰色に蔽われていた。
彼は鼻の穴に指を突っ込んで、鉄筋コンクリートのように、鼻毛をしゃちこばらせている、コンクリートを除りたかったのだが一分間に十才ずつ吐き出す、コンクリートミ...
(本文冒頭より抜粋)
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セメント樽の中の手紙
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