火の玉を見たこと
概要：
時は、明治十五、六年頃、私はまだ二十一、二才頃のときであったろうと思っているが、その時分にときどき、高知（土佐）から七里ほどの夜道を踏んで西方の郷里、佐川町へ帰ったことがあった。
かく夜中に歩いて帰ることは当時すこぶる興味を覚えていたので、ときどきこれを実行した。
すなわちあ...
（本文冒頭より抜粋）
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- 文芸 > エッセイ 文芸 > 日本文学/国文学 人文・思想 > 心理一般 無料文庫 > 無料文庫
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- 2016/01/20
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