硝子を破る者
概要:
汽車はあいかわらず満員である。
吹雪で遅れ遅れするので、駅には前からの乗客が溜って益々混雑をひどくするらしい。
やっと窓際の席がとれて、珍しいことと喜んだのも束の間、硝子が破れているので、雪を雑えた零下十度の風が遠慮なく吹き込んで来る。
とてもたまったものではない。
前に坐...
(本文冒頭より抜粋)
- ジャンル:
- 文芸 > エッセイ 文芸 > 日本文学/国文学 無料文庫 > 無料文庫
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- 2016/02/16
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- J0010283BK0044276001
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